過去編[6]

機動戦士ガンダムＴＨＥ　ＯＲＩＧＩＮ 第14巻
―ルウム編・後―

表紙はシャアとドズル、そして黒い三連星。
さらにバックにはムサイとザクの編隊。

表紙裏の自画像イラストは傷心の安彦氏。
お察しします(__)
ちなみにお散歩はシャベル持参の持ち帰り派のようですね。

中表紙はキシリアとギレン。
黒者同士です。

長らく続いたＴＨＥ　ＯＲＩＧＩＮ過去編も、今巻で終わりです（*^_^*）
連邦軍優勢と思われたルウム戦ですが、蓋を開けてみたらなんのなんの。
ドズル艦隊の圧勝ではありませんか。
ええと、連邦軍との艦隊の比は2対1ではなかったかしら。
連邦軍側の油断とおごりもあり（勝つ前から祝賀会の話題だしィ(^^;）
あとの無いジオン軍の気合い＆作戦勝ちでしょうか。
レビルも思わず呟く「恐るべし……」

『窮鼠猫を噛む』のたとえ。
シャアも用いているのが何とも興味深いです。
でも連邦の若い士官の狙撃は残忍すぎて嫌だなぁ。
空間を漂う血が生々しい・・・。
でも、三倍速で戦艦をガンガンおとすシャアは素直に、惚れてしまいます。

リュウ登場はびっくりしました！
本編のリュウにしっかり繋がってるし、血の気の多い熱血ぶりがGood！
それにスゴく格好いい！　こちらにも惚れました。
今巻のMyベストキャラです。
次点がドレンね(^-^)v
この二人は面白かったです！
そんでもって、濃さで言ったらドズル。
次がオルテガ。

なんか皆が皆、戦争続行希望で、前巻と同様に不毛さを感じました。
あのデギンもガルマに檄を飛ばす始末だし・・・そりゃ怒るわなァ^^;
でもでも、納得。
またまた物語に入り込んでしまいました。
安彦さんには脱帽です

結局、ラストのヤシマ氏の言葉が全てを語っているんですよね。
「破局は充分ではない」
「行き着くところまで行っていない」
うーん(唸)
端的でうまいです。
惜しい人を亡くしました。

そしてこちらもアムロの全てを物語っているのはフラウの「暗ーく、ボーッとしてちゃダメ！」
ORIGINアムロそのものズバリで、思わず笑いましたョ。
小悪魔3人に水の中に落とされちゃったけど、ケータイとかの精密機器持ってなかったのかな。
それがちょっと気がかり。

ガルマはシャアにライバル意識を燃やすのはヨシとしても、残敵総討の場面はいただけません(;_;)
敵？
民間人巻き込んでるの気がつかないのお！？
あああ寒々しい(>_第15巻　オデッサ編・前　へ進む

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