卒業文集～絆～

昨日、チビボウが「卒業文集」を持ってきました。

ぱらぱら～と、眺めていると1.2年の頃の懐かしい写真がありました。

小さくてかわいいチビボウにニマニマ・・


とんでもないクラスで、臨時保護者会を何度も開きました。

その時のクラス代表は私です・・・

言いたいこともあったけど、司会者という中立的な立場から

沈黙を保ってもくもくと司会をしました。

しかし、ひとりの保護者が名指しでひとりの子を非難したようなことを

言ったとき、私の怒りが爆発しました。

でも、一応冷静に・・・


そんなクラスですが、先生から寄せ書きがありました。

私は、他のクラスの先生と比べてしまいましたが

きちんとしたきれいな自筆で、本当に心のこもった寄せ書きでした。

私は、読んでいると涙がこぼれてきました。

「がんばっても逃げたいときは逃げても良いんだよ」


新任の先生できっととっても悲しくて逃げたいときもあったと思います。

だけど、この先生は逃げなかった。

保護者会をした時も悲しそうにはしていたけど

ちゃんと先生でありました。


私も中学のとき、それも１年の時クラスで新任の先生を

いじめてしまいました。

だけど嫌いだからいじめたのではありません。

先生が１年で辞めてしまったとき、私たちは本当に悲しみ自分たちのせいだと

30年間自分たちを非難してきました。

でも、30年後の同窓会のとき゛呪縛゛は解けましたが・・・


だから、とっても良いクラスが思い出に残るのではなく

あんなときこんなことがあったとみんなで言えるのは、

自分がそこにいた記憶があるクラスなんだな・・と、思いました。


N先生、色々あったけど明日はチビボウも卒業ですよ。

いろんな悲しい思いもしたけど、私は自分の子供ほどの先生が

今では大好きです。

これからも先生を続けてくださいね。ありがとね。