最後のちびこ

今日は、ちびこがお嫁に行く日だけど

朝から色々ありました。


私は、先日からちょっと会社にも居づらくなってきて

今後の方向をちょっと本気で前向きに考えようと思っています。


チビタのもう少しで小学校を卒業するし、旦那の会社も

危ないし・・で、色々な思いもあります。

でも、私は一生懸命やってきたしいつも真面目に取り組んで来ました。

それが受け入れられない会社なら、もう見切りを付ける時が来たんだな・・と。

ただ、娘のことがあったので自由に動ける今の体制が

ちょうど良かったのです。

今の会社では、いくら頑張っても給料は上がりません。

それでも良いと思ってきましたが、いじめのようなことをされるので

あれば、私は辞めるべきなのでしょう。

ただ、自分の準備と言うものがあるのですぐには辞めません。

私だって馬鹿ではありません。


ただ、老舗と言うあぐらを書いている今の会社は遅かれ早かれ

時代の波に押し流されるでしょうね。

よく内情が判りました。


そんなことを考えていたら、やっぱり涙が出ました。


ただ、今日は゛ちびこ゛のお嫁入りなので

私もしっかりしなくちゃいけません。


午後1時半少し過ぎに、庭先に居るとグレーの車が通りました。

「あれかな?」と、私は直感で思いましたが

2時には少し早すぎます。

すると、電話が鳴りました。

゛近所ので来ている゛と・・


庭で待っていると、２０代くらいの青年が来ました。

やはりさっきの車でした。

感じの良い男の子で、ちびこを見ると「かわいい～」と

素直に喜んでいました。


この子ならきっと大切にしてくれると思いました。

「どこから来たの?」と聞くと「天竜峡」とのこと。


「お尻の始末がうまく出来ないかも知れないけど、お願いします」と

託しました。

その時は涙は出なかったけど、後で涙が止まりませんでした。

考えてみたら、三月の辛い時期も私のそばに居てくれました。


後二匹いるじゃん、と言われても自分で飼えるつもりでいたし

一匹一匹、とても可愛いのです。

どの子が居なくなっても私は悲しい。


ただ、この青年【家族】は本当に猫が欲しいのだと思いました。

★広告の載った、その日に電話をくれた。

★ちゃんと、人の事を考え夜7時頃の電話だった。

★２時より前に来てくれた。

★゛ちびこ゛を初めて見て「かわいい」と素直に言ってくれた。


きっと大事にしてくれるでしょう。

かわいがってもらいなさいよ、ちびこ。



そして・・

また今日も、「猫」の問い合わせが来ました。

ふぅぅーん、結構欲しい人って居るんだ。