冬のソナタ～ヨン様に会いに～(1)

8時29分　高森発　の高速バスに乗るために

子どもを見送ってから、私も慌てて支度をしてバス停に向かいました。


Iちゃんは、いつもせっかちにメールをくれるのに

今回ばかりは、なかなかメールも来なくて

やっぱ３回目だからなぁ・・「飽きたか??」と私は少し不安。


上り方向のバス停にバスを止めようとすると、車の中から手を振っている

人が・・居ました、居ました。

雨は小雨。傘が居るかいらないの微妙な天気。

今まで、雨など降られたことは無い私たち【鳥のふんには降られた】が、

今度ばかりは、雨にあった。


私は、またまた゛パンフレット゛を作りIちゃんに手渡した。

これを作って置くと、便利。

私の知りたい情報は、このパンフに凝縮してある。

新大久保の地図、ホテルの場所、東京ドーム、サンシャイン・・

表紙は、勿論「冬ソナのアニメ」


バス停に居ると、なにやらそれらしき奥様方が・・

「あのぉ、東京ドームですか??」と、声をかけられた。

「はい。」と、言うと

「そぉなんですかぁ～、私も」と、少し年配のアジュンマが。

すると、そのアジュンマの知り合いらしき人が来て

「あらぁ～、まさか?」

「いやだぁ～」ハハハハと、偶然東京ドーム行きでであったようだった。



普通日の8時29分発の東京行きのバスは、二台だった。

やっぱり乗る人、乗る人、アジュンマばかり。。

このバスの2/3は、「アジュンマ東京ドームへ行く」の

様子だった。


Iちゃんと話していると、時間が本当に短い。

気がつけば、4時間が経ち新宿は目前だった。


その昔、゛埼玉スーパーアリーナ゛に一緒に初めて行った時は

Iちゃんのペースについていけなくて、「唖然」とした。

それが、今ならなんだろ「心地よくなった」

しゃべっていても楽しいし、疲れないし、

眠くなっても「疲れた」と言えるし「のどが渇いた」と言える。

勝手にも寝るし【私じゃない】

要は気を使わなくて良くて、気楽。


さあさあ、新宿西口に着きました。

「お腹すいたよなぁ～」

「みやこさんと一緒に食べようよ」


みやこさんは、一足先にホテルに着いてメールで場所を教えてくれた。

目標は、東口の゛あおぞら銀行゛

いつもなら地下街を通るけど、新宿あまり知らない私たちは

今回は、地上から゛東口゛を攻めることにした。