二十五、二十一(ネタばれあり)
少し前だが、ネットフリックスで韓流ドラマ「二十五、二十一」を見た。
主演は、キム・テリ、ナム・ジュヒョク
キム・テリが高校生からの話で、フェンシングをしてからオリンピックに行って引退するころまでの話がメインだ。
ぶっちゃけ、青春時代のキラキラ、わくわくした気持ちがまざまざとよみがえって?きて
惹きつけられた。
キム・テリがアラサーであるというのは後日知ったのだが、どう見ても高校生にしか見えない。
しかもナムジュヒョクより年上というのは信じがたかった。
この二人の恋愛が軸になっているのだが、水が雨であったり、水道の水しぶきであったり効果的に使われている。
水=キラキラ という図式が出来上がっていた。
演者のレベルも高く、ジュヒョクの不幸を体現する表現力により、涙なしでは見られない。
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なのに、最後の終わり方がなんとも納得がいかない。
ハッピーエンドではないのだ。
キム・テリもずっとハッピーエンドにしてくれと監督にお願いしていたそうだが。
ハッピーエンドにならなヵったことで、キム・テリの役がただ彼を振り回したお騒がせ女子に成り下がってしまった。
年月を経て母となった役を、別の女優が演じているのもよろしくない。
あくまで、キム・テリとナム・ジュヒョクで終わるべきだった。
キム・テリがドラマの主演女優賞を受賞したが、ハッピーエンドになっていれば作品賞も狙えたのではないか?
なんとも残念な作品だ。