☆小鳥の病気 感染症 真菌症 インコ 保温対策 バードドッグ ☆
重たい記事が続いてしまってごめんなさい。
夕方「真心動物霊園」さんから「ポンちゃんの火葬と埋葬が終わりました」とのご連絡をいただきました。
合同火葬をお願いしましたので、立会い・遺骨の持ち帰りはできませんでしたが、
クーと一緒の「蓄霊塔」で、永代供養をしていただくことになっております。
火葬・供養については、真心動物霊園さんのHPを見ていただくことにして、
本記事では、ポンの病気と保温対策について書きたいと思います。
この記事が小鳥を飼っていらっしゃる方のお目に留まって、何かしらのお役に立てたら良いと思います。
昨日、お世話になっていた先生から、ポンの死因について話を伺うことができました。
真菌症(カビの一種)による喀血での窒息死・・・とのことでした。
そういえば1月に受診した際、
「口内炎は見られないけれど、真菌症なのかもしれませんね。」と言われていました。
保温のために巻いたシートを、かじってボロボロにしていましたので、
異物を飲み込んだことが原因では?・・・などとも疑って、先生にお尋ねしてみたのですけど。
「異物を飲んだとしても、まず出るでしょうね。死因にはなりません」とのこと。
(↑レジャーシートや、風呂の保温用に100均で売られているシートです。)
真菌症の菌とは、どこにでも存在している菌だそうで、
ストレスや体力の低下などで弱っていると、発症してしまう恐れがあるのだそうです。
ネットで調べてみましたら、横浜小鳥の病院さんのHPに詳しく書かれておりました。
飼い鳥の感染症:http://www.avianmedicine.jp/infectious_disease.htm#MB
真菌症はいくつか種類があるようですが、
1度かかると再発しやすく、重症となると治る見込みは薄い。。。と書かれています。
ポンを病院に連れて行った時の症状を考えると、すでに遅すぎたのかもしれません。
小鳥の生命力の弱さを、今頃になって理解しました。
横浜小鳥の病院さんには、バードドックというシステムがあるそうですが、
お近くの動物病院でも、ぜひ、元気な時に1度受診をしていただき、
かかりつけのお医者さんをつくっておくと良いそうです。
動物病院はたくさんあると思いますが、小鳥を診てくださる病院はとても少なく、限られてしまいます。
「鳥・小動物・エキゾチックアニマル専門」と看板を出していらっしゃる医院がオススメです。
緊急時に困ることのないように、お近くの専門の先生を探しておいてあげてくださいね。
(参考:横浜小鳥の病院・バードドック)
鳥は病気を隠す動物と言われています。
そのため病気であったことに気付かず、昨日まで元気に見えても、急に症状が現れたりします。
鳥は体が小さいため、症状が現れ食欲が低下すると、すぐに衰弱してしまいます。
また飼い鳥には、いくつかの感染症が存在します。
羽毛障害を起こすウイルス病や人にも感染する鳥クラミジア症(オウム病)などがあります。
このようなことから、鳥も人と同じように病気の早期発見、早期治療が大切です。
バードドックは、現在の健康状態を把握するとともに、病気を早期発見するための有効な手段といえます。
大切な家族の一員である鳥たちに健康で長生きしてもらうため、
そしてより良い関係であるために定期的に受けることを勧め致します。
受ける目安は、年に1~2回です。
この他に身体検査とそ嚢液検査、糞便検査のみの一般健康診断も年に2~3回受けることをお勧め致します。
少し話が変わりますが。
小鳥の体温は40℃もあるのだそうです。
ですから、体調が悪いときに30度の保温ができていないと、
小鳥は体温を維持することにエネルギーを使ってしまい、病気と闘うことができないのだと言われました。
こちらは、先生からいただきました「保温の仕方について」です。
*クリックで拡大します
ヒナ・幼鳥であれば、水槽での保温が良いと思いますが、
ポンには止まり木が必要でしたので、始めは移動用のケージを使って保温用の電球を入れました。
ですが、ポンは1羽でいることを嫌がって、
電球のコードを入れている隙間から脱走を図って、無駄な体力を使う始末でしたので・・・
すぐにカゴに戻すことになってしまいました。
しばらくはペットヒーターと白熱電球で暖をとっていましたが、
カゴの中の温度は、30度には程遠い感じでした。
日中陽だまりに置いたかごの中は、20~28℃くらいまで上がりましたが、
夜、暖房を切った部屋の中では、10℃以下まで下がってしまいます。
そんな温度の変化も、ポンにとっては大変なストレスであったのだろうと思います。
特に通院するようになった始めの頃は、
私自身が「毎年何もしなくても越冬できていたのだから・・・」と軽く考えていたところがありました。
始めが肝心だったのに。
今になって、自分の勉強不足が本当に悔やまれます。
1/12に、チーが卵詰まりを起こして、ポンと一緒に受診をしました。
産卵期でもない寒い季節に産卵しようとした為、寒さで陣痛がおこらなかったのだそうです。
先生が綿棒を入れて排卵を促してみてくださいましたが、一向に出てこなくて。
ビタミン注射を打っていただき、とにかく温めるようにと指導されて帰宅しました。
このときに、ペットヒーターを1台買い足しをしました。
この写真は、ポンとチーだけカゴ分けして、カゴの前面を残して3方向をシートで囲み、
保温をしているところです。
こうしてシートの隙間を埋めると、25度~30度以上をキープすることができました。
翌日、チーは無事排卵しておりまして、その後元気になりました。
ただ、程なくして問題発生。
アウトドア用の白熱電球を、ずっとつけっぱなしにしていたために、
まわりのプラスチックが溶け出してしまったのです。
なにやら、異臭がしてきて気が付きました。
あのままつけっぱなしにしていたら、火事になっていたかもしれません。
インコが触ってしまったら、火傷をしていただろうと思います。
ネットで、ペットヒーターの事故について書かれたサイトがありましたのでご参照ください。
http://www.ceres.dti.ne.jp/~kaorito/HowTo_heater.html
こういった事故があることを知ると怖いですね。
専用のヒーターであっても、くれぐれも注意して使用するようにしてあげてください。
ちなみに、我が家で使用しているヒーターは、以下の2種です。
旭光電機 ミニペットヒーター 20W
マルカン 保温電球カバー付20W HD20-C
↑どちらも20Wのペット用(小動物・小鳥用)のカバー付きヒーターですが、
なぜなのか?価格がかなり違います。
たしか、旭光電機・ミニペットヒーターは4400円での購入でしたが、
下の保温電球カバー付20Wは、2500円くらいだったと思います。
4400円と2500円の違いは、使ってみてもよくはわかりません。
どちらもほんのりとかすかに温かくなる感じです。
人間が手で触ったのでは、物足りないくらいのじんわりした温かさです。
ですので、まわりのカバーは、つけっぱなしでもそれほど高温にはなりません。
電球も明るくはならないタイプなので、暗がりでも電熱線が若干オレンジ色に色ついて見える程度です。
それでも2つのヒターを設置して、まわりをしっかり覆ってしまえば、
餌の交換にカゴに手を入れた際にも、もあぁ~とした温かい空気を感じることができます。
カゴの大きさにもよると思いますので、ヒーターのw数や個数は、環境に合わせて決めてください。
4400円のヒーター購入時に「24時間つけっぱなしでも大丈夫か?」とペットショップの方にたずねたところ、
問題ないと言われました。
「春先まで、ずっとつけっぱなしにしていても?」とも訊いてみると、大丈夫ですよ・・・との答え。
本当かしら???
購入される際は、使用上の注意をよくお尋ねになってみてくださいね。
きりまるは、2台とも1ヶ月以上つけっぱなしにしておりましたケド。
(ポンが亡くなった今は、夜は2台、昼間は日替わりで1台の使用にしようと思っています)
白熱電球を取り除いてしまった分、カゴの温度が下がることを防ぐために、
ダンボール箱と、薄手の保温用アルミシート&バスタオルを使用しました。
薄手のアルミシートは、100均で購入したものですが、
アルミホイルとサランラップの中間のような素材で、
大人がすっぽりくるまれるような大きなサイズのものを2つに折って使っています。
このシートは、熱を逃がさない効果があるとのことですが、燃えやすいので注意が必要ということで・・・
ヒーターの熱で燃えてしまってはいけませんから、カゴを風呂用の厚手アルミシートで3面塞ぎ、
大判のキルティングマットを間に巻いて、その上から薄手のアルミシートで覆いました。
さらに大判のバスタオルを巻き、ダンボールに入れて隙間を塞ぐようにしました。
こうすると、カゴの奥は30℃程度まで上がります。
インコは、1日30分~60分の日光浴が必要なので、
昼間の温かい時間には1/3くらい覆いを開けて、陽だまりにカゴを置き、日が入るようにしました。
カーテン越しでも日光がキチンと当たっていれば、覆いを開けても28~32℃くらいにキープできます。
夜、部屋の暖房を切ると、かごの手前で15℃くらいにまで下がってしまいますので、
新聞紙やバスマットで前面も少し開けるくらいに塞いで・・・
これでなんとか、25℃くらい・・・夜間を30℃以上にキープするのはなかなか難しいのです。
また、カゴの全面を覆って中を暗くしてしまうと餌が食べられなくなってしまうのでは?と心配をして、
なるべく真っ暗になる時間が短くなるようにも気をつけました。
カゴの手前に設置した温度計は、日に何度もチェックをしました。
昼と夜の気温の変化、部屋の暖房のきき具合でも、カゴ内の温度はひどく左右しますので、
まめに覆いをかけたり・外したり、カゴの向きを変えたりする必要がありました。
1日中家にいるときは良いのですが、仕事で出てしまったりすると、
こまめに温度をチェックしてあげることができません。
今更ですが、もっと一定に保つ工夫が必要ではなかったのか?と思います。
1つのカゴで5羽飼っておりましたので、元気なインコ達が暑すぎないように、
カゴの奥と手前で、少し温度が変わるようにとヒーターを設置したつもりですが、
ヒーターの位置や覆いの仕方がこれでよかったのかどうか?は、よくわかりません。
もしも、もっとベストな方法がございましたら、今後のためにぜひ教えていただきたいです。
↓コチラは、旭光電機ミニペットヒーター20Wについていた説明書ですが。
水槽に20Wのヒーターを入れた状態で、外気よりも4度アップとのことです。
ご参考になさってください。
こうして書くと、あれこれ気を使っていたように思えるかもしれませんが、
私はそうしてあげることが遅すぎたのです。
ですから・・・小鳥飼いの皆様へ。
普段から、よく観察をしていてあげてください。
ちょっとでも様子がおかしいと感じたら、すぐに専門の先生に見てもらってあげてください。
楽観視することなく、先生に言われたことは、全力で実行してあげてください。
少し良くなったからと言って、自分の判断で薬をやめたり、保温をやめたりしないでください。
元気な子でも、冬はHOTスポットを作ってあげてください。
カルシウムやビタミンは、とても必要だそうですので、餌に混ぜてあげてください。
ストレス解消になるような餌(カルボーン・塩土・粟の穂など)も入れてあげてください。
毎日の餌や水の交換はもちろんですが、カゴの清掃もまめにしてあげてください。
1日30~60分の日光浴をさせてあげてください。
温かい日には、水浴びの用意もしてあげてくださいね。
小鳥に限らず、ペット達が幸せな一生を終えるかどうかは、飼い主にかかっていると思います。
ポンちゃんに苦しい思いをさせてしまった私が言えることではないのですが、
少しでもペットを飼っていらっしゃる方の気に留まることがあれば、幸いに思います。
ポンちゃん、ごめんね。ポンがいてくれて幸せでした。今までどうもありがとう。
*ポンの冥福を祈って書いた記事に、アフィリエイトバナーを貼るのはどうか・・・と思いましたが。
ペット用ヒーターを調べていて「健康計画」さんのペット用品がとても安価なことを知りました。
ヒーターも42%引きになっていました。(2/5現在)
まだお持ちでない方がいらっしゃいましたら、ぜひ買っていただきたいと思い掲載しました。
そして、より多くの方の目にふれることに期待してLSチャンネル投稿させていただきます。掲載の可否はわかりませんが・・・
重たい記事ですみません。 この記事がポンの供養になれば・・・と思っております。*
↑癒し・リラックスカテゴリーで「ペット用品」でご覧ください。
重たい記事が続いてしまってごめんなさい。
夕方「真心動物霊園」さんから「ポンちゃんの火葬と埋葬が終わりました」とのご連絡をいただきました。
合同火葬をお願いしましたので、立会い・遺骨の持ち帰りはできませんでしたが、
クーと一緒の「蓄霊塔」で、永代供養をしていただくことになっております。
火葬・供養については、真心動物霊園さんのHPを見ていただくことにして、
本記事では、ポンの病気と保温対策について書きたいと思います。
この記事が小鳥を飼っていらっしゃる方のお目に留まって、何かしらのお役に立てたら良いと思います。
昨日、お世話になっていた先生から、ポンの死因について話を伺うことができました。
真菌症(カビの一種)による喀血での窒息死・・・とのことでした。
そういえば1月に受診した際、
「口内炎は見られないけれど、真菌症なのかもしれませんね。」と言われていました。
保温のために巻いたシートを、かじってボロボロにしていましたので、
異物を飲み込んだことが原因では?・・・などとも疑って、先生にお尋ねしてみたのですけど。
「異物を飲んだとしても、まず出るでしょうね。死因にはなりません」とのこと。
(↑レジャーシートや、風呂の保温用に100均で売られているシートです。)
真菌症の菌とは、どこにでも存在している菌だそうで、
ストレスや体力の低下などで弱っていると、発症してしまう恐れがあるのだそうです。
ネットで調べてみましたら、横浜小鳥の病院さんのHPに詳しく書かれておりました。
飼い鳥の感染症:http://www.avianmedicine.jp/infectious_disease.htm#MB
真菌症はいくつか種類があるようですが、
1度かかると再発しやすく、重症となると治る見込みは薄い。。。と書かれています。
ポンを病院に連れて行った時の症状を考えると、すでに遅すぎたのかもしれません。
小鳥の生命力の弱さを、今頃になって理解しました。
横浜小鳥の病院さんには、バードドックというシステムがあるそうですが、
お近くの動物病院でも、ぜひ、元気な時に1度受診をしていただき、
かかりつけのお医者さんをつくっておくと良いそうです。
動物病院はたくさんあると思いますが、小鳥を診てくださる病院はとても少なく、限られてしまいます。
「鳥・小動物・エキゾチックアニマル専門」と看板を出していらっしゃる医院がオススメです。
緊急時に困ることのないように、お近くの専門の先生を探しておいてあげてくださいね。
(参考:横浜小鳥の病院・バードドック)
鳥は病気を隠す動物と言われています。
そのため病気であったことに気付かず、昨日まで元気に見えても、急に症状が現れたりします。
鳥は体が小さいため、症状が現れ食欲が低下すると、すぐに衰弱してしまいます。
また飼い鳥には、いくつかの感染症が存在します。
羽毛障害を起こすウイルス病や人にも感染する鳥クラミジア症(オウム病)などがあります。
このようなことから、鳥も人と同じように病気の早期発見、早期治療が大切です。
バードドックは、現在の健康状態を把握するとともに、病気を早期発見するための有効な手段といえます。
大切な家族の一員である鳥たちに健康で長生きしてもらうため、
そしてより良い関係であるために定期的に受けることを勧め致します。
受ける目安は、年に1~2回です。
この他に身体検査とそ嚢液検査、糞便検査のみの一般健康診断も年に2~3回受けることをお勧め致します。
少し話が変わりますが。
小鳥の体温は40℃もあるのだそうです。
ですから、体調が悪いときに30度の保温ができていないと、
小鳥は体温を維持することにエネルギーを使ってしまい、病気と闘うことができないのだと言われました。
こちらは、先生からいただきました「保温の仕方について」です。
*クリックで拡大します
ヒナ・幼鳥であれば、水槽での保温が良いと思いますが、
ポンには止まり木が必要でしたので、始めは移動用のケージを使って保温用の電球を入れました。
ですが、ポンは1羽でいることを嫌がって、
電球のコードを入れている隙間から脱走を図って、無駄な体力を使う始末でしたので・・・
すぐにカゴに戻すことになってしまいました。
しばらくはペットヒーターと白熱電球で暖をとっていましたが、
カゴの中の温度は、30度には程遠い感じでした。
日中陽だまりに置いたかごの中は、20~28℃くらいまで上がりましたが、
夜、暖房を切った部屋の中では、10℃以下まで下がってしまいます。
そんな温度の変化も、ポンにとっては大変なストレスであったのだろうと思います。
特に通院するようになった始めの頃は、
私自身が「毎年何もしなくても越冬できていたのだから・・・」と軽く考えていたところがありました。
始めが肝心だったのに。
今になって、自分の勉強不足が本当に悔やまれます。
1/12に、チーが卵詰まりを起こして、ポンと一緒に受診をしました。
産卵期でもない寒い季節に産卵しようとした為、寒さで陣痛がおこらなかったのだそうです。
先生が綿棒を入れて排卵を促してみてくださいましたが、一向に出てこなくて。
ビタミン注射を打っていただき、とにかく温めるようにと指導されて帰宅しました。
このときに、ペットヒーターを1台買い足しをしました。
この写真は、ポンとチーだけカゴ分けして、カゴの前面を残して3方向をシートで囲み、
保温をしているところです。
こうしてシートの隙間を埋めると、25度~30度以上をキープすることができました。
翌日、チーは無事排卵しておりまして、その後元気になりました。
ただ、程なくして問題発生。
アウトドア用の白熱電球を、ずっとつけっぱなしにしていたために、
まわりのプラスチックが溶け出してしまったのです。
なにやら、異臭がしてきて気が付きました。
あのままつけっぱなしにしていたら、火事になっていたかもしれません。
インコが触ってしまったら、火傷をしていただろうと思います。
ネットで、ペットヒーターの事故について書かれたサイトがありましたのでご参照ください。
http://www.ceres.dti.ne.jp/~kaorito/HowTo_heater.html
こういった事故があることを知ると怖いですね。
専用のヒーターであっても、くれぐれも注意して使用するようにしてあげてください。
ちなみに、我が家で使用しているヒーターは、以下の2種です。
旭光電機 ミニペットヒーター 20W
マルカン 保温電球カバー付20W HD20-C
↑どちらも20Wのペット用(小動物・小鳥用)のカバー付きヒーターですが、
なぜなのか?価格がかなり違います。
たしか、旭光電機・ミニペットヒーターは4400円での購入でしたが、
下の保温電球カバー付20Wは、2500円くらいだったと思います。
4400円と2500円の違いは、使ってみてもよくはわかりません。
どちらもほんのりとかすかに温かくなる感じです。
人間が手で触ったのでは、物足りないくらいのじんわりした温かさです。
ですので、まわりのカバーは、つけっぱなしでもそれほど高温にはなりません。
電球も明るくはならないタイプなので、暗がりでも電熱線が若干オレンジ色に色ついて見える程度です。
それでも2つのヒターを設置して、まわりをしっかり覆ってしまえば、
餌の交換にカゴに手を入れた際にも、もあぁ~とした温かい空気を感じることができます。
カゴの大きさにもよると思いますので、ヒーターのw数や個数は、環境に合わせて決めてください。
4400円のヒーター購入時に「24時間つけっぱなしでも大丈夫か?」とペットショップの方にたずねたところ、
問題ないと言われました。
「春先まで、ずっとつけっぱなしにしていても?」とも訊いてみると、大丈夫ですよ・・・との答え。
本当かしら???
購入される際は、使用上の注意をよくお尋ねになってみてくださいね。
きりまるは、2台とも1ヶ月以上つけっぱなしにしておりましたケド。
(ポンが亡くなった今は、夜は2台、昼間は日替わりで1台の使用にしようと思っています)
白熱電球を取り除いてしまった分、カゴの温度が下がることを防ぐために、
ダンボール箱と、薄手の保温用アルミシート&バスタオルを使用しました。
薄手のアルミシートは、100均で購入したものですが、
アルミホイルとサランラップの中間のような素材で、
大人がすっぽりくるまれるような大きなサイズのものを2つに折って使っています。
このシートは、熱を逃がさない効果があるとのことですが、燃えやすいので注意が必要ということで・・・
ヒーターの熱で燃えてしまってはいけませんから、カゴを風呂用の厚手アルミシートで3面塞ぎ、
大判のキルティングマットを間に巻いて、その上から薄手のアルミシートで覆いました。
さらに大判のバスタオルを巻き、ダンボールに入れて隙間を塞ぐようにしました。
こうすると、カゴの奥は30℃程度まで上がります。
インコは、1日30分~60分の日光浴が必要なので、
昼間の温かい時間には1/3くらい覆いを開けて、陽だまりにカゴを置き、日が入るようにしました。
カーテン越しでも日光がキチンと当たっていれば、覆いを開けても28~32℃くらいにキープできます。
夜、部屋の暖房を切ると、かごの手前で15℃くらいにまで下がってしまいますので、
新聞紙やバスマットで前面も少し開けるくらいに塞いで・・・
これでなんとか、25℃くらい・・・夜間を30℃以上にキープするのはなかなか難しいのです。
また、カゴの全面を覆って中を暗くしてしまうと餌が食べられなくなってしまうのでは?と心配をして、
なるべく真っ暗になる時間が短くなるようにも気をつけました。
カゴの手前に設置した温度計は、日に何度もチェックをしました。
昼と夜の気温の変化、部屋の暖房のきき具合でも、カゴ内の温度はひどく左右しますので、
まめに覆いをかけたり・外したり、カゴの向きを変えたりする必要がありました。
1日中家にいるときは良いのですが、仕事で出てしまったりすると、
こまめに温度をチェックしてあげることができません。
今更ですが、もっと一定に保つ工夫が必要ではなかったのか?と思います。
1つのカゴで5羽飼っておりましたので、元気なインコ達が暑すぎないように、
カゴの奥と手前で、少し温度が変わるようにとヒーターを設置したつもりですが、
ヒーターの位置や覆いの仕方がこれでよかったのかどうか?は、よくわかりません。
もしも、もっとベストな方法がございましたら、今後のためにぜひ教えていただきたいです。
↓コチラは、旭光電機ミニペットヒーター20Wについていた説明書ですが。
水槽に20Wのヒーターを入れた状態で、外気よりも4度アップとのことです。
ご参考になさってください。
こうして書くと、あれこれ気を使っていたように思えるかもしれませんが、
私はそうしてあげることが遅すぎたのです。
ですから・・・小鳥飼いの皆様へ。
普段から、よく観察をしていてあげてください。
ちょっとでも様子がおかしいと感じたら、すぐに専門の先生に見てもらってあげてください。
楽観視することなく、先生に言われたことは、全力で実行してあげてください。
少し良くなったからと言って、自分の判断で薬をやめたり、保温をやめたりしないでください。
元気な子でも、冬はHOTスポットを作ってあげてください。
カルシウムやビタミンは、とても必要だそうですので、餌に混ぜてあげてください。
ストレス解消になるような餌(カルボーン・塩土・粟の穂など)も入れてあげてください。
毎日の餌や水の交換はもちろんですが、カゴの清掃もまめにしてあげてください。
1日30~60分の日光浴をさせてあげてください。
温かい日には、水浴びの用意もしてあげてくださいね。
小鳥に限らず、ペット達が幸せな一生を終えるかどうかは、飼い主にかかっていると思います。
ポンちゃんに苦しい思いをさせてしまった私が言えることではないのですが、
少しでもペットを飼っていらっしゃる方の気に留まることがあれば、幸いに思います。
ポンちゃん、ごめんね。ポンがいてくれて幸せでした。今までどうもありがとう。
*ポンの冥福を祈って書いた記事に、アフィリエイトバナーを貼るのはどうか・・・と思いましたが。
ペット用ヒーターを調べていて「健康計画」さんのペット用品がとても安価なことを知りました。
ヒーターも42%引きになっていました。(2/5現在)
まだお持ちでない方がいらっしゃいましたら、ぜひ買っていただきたいと思い掲載しました。
そして、より多くの方の目にふれることに期待してLSチャンネル投稿させていただきます。掲載の可否はわかりませんが・・・
重たい記事ですみません。 この記事がポンの供養になれば・・・と思っております。*
↑癒し・リラックスカテゴリーで「ペット用品」でご覧ください。
うちのインコも もう7歳になりますが
冬の保温については心配事が多いです。
記事が大変参考になりました。
横浜小鳥の病院には定期検診でお世話になってます。
体調を崩して精密検査してもらった時、人間みたいに体の細かなデータを数値で見られたので私も病気の早期発見には役立つと思います。
ポンちゃんがクーちゃんと天国で幸せでいられますように・・
ご冥福をお祈りいたします。
お優しいコメント、ありがとうございます。
ミッフィ先輩は、もう7歳になるんですね。
冬はどうされていらっしゃいますか?
きりは今まで、ヒーターを入れることもなく、
カゴに布をかける程度だったのです。
もっと気をかけてあげていれば、
病気になることもなかったかと思うと、
心が痛いです。
バビちゃんは、ちゃんと定期健診を受けていらっしゃるんですね。
さすがです!!
ミッフィーちゃんの愛らしい姿を見に、
これからお邪魔いたしますねー