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2025-02-24 11:31:22 | 日記

シーズー完全ガイド:もっと深く知るために!

シーズー(Shih Tzu)は、可愛らしい見た目とフレンドリーな性格で世界中の愛犬家に愛されています。しかし、彼らの魅力は外見だけではなく、長い歴史や独特の性格、飼育のポイントなど多岐にわたります。ここでは、さらに詳しくシーズーのすべてを解説します!


1. シーズーの起源と歴史

チベットから中国へ

シーズーのルーツはチベットにあります。
ラマ教の寺院で飼われていた「ラサ・アプソ」や「チベタン・スパニエル」が、中国に渡り、宮廷で「ペキニーズ」と交配されたことで、シーズーの原型が生まれました。

中国宮廷の寵愛

特に清朝の宮廷でシーズーは「獅子犬」として珍重されました。皇族の女性たちが愛玩し、外部に持ち出すことが禁じられていたほどです。
宮廷の中では「龍の足元に座る聖なる犬」とされ、仏教的な意味合いも持っていたと考えられています。

イギリスへの渡航と世界への広がり

1911年に清朝が滅亡し、多くの宮廷犬が国外に流出。
その後、イギリスで繁殖が進められ、1928年に初めて「シーズー」という名前で登録されました。
アメリカや日本にも渡り、家庭犬としての人気を確立しました。


2. シーズーの性格をさらに深掘り

❶ 甘えん坊&愛情深い

シーズーは非常に飼い主に依存する犬種です。
基本的に「いつも人のそばにいたい」タイプで、ひとりぼっちが苦手です。
「ひとりになると寂しくて鳴く」こともありますが、これは不安からくる行動です。

❷ マイペースで頑固

シーズーは「気分屋」な一面もあり、しつけの際に「やりたくないことはしない」という態度をとることもあります。
これは宮廷犬として愛玩目的で育てられてきたため、「自分の意志を持つ犬」としての性格が残っているからです。

❸ フレンドリーだが、警戒心もある

基本的に社交的ですが、慣れない人や犬には距離を取ることもあります。
子犬期に「社会化トレーニング」をしっかり行わないと、内向的な性格になることもあります。

❹ 知性が高いが、しつけは工夫が必要

シーズーは賢いですが、しつけが入りにくいことがあります。
理由は「頑固さ」と「マイペースな性格」のためで、トレーニングにはごほうびや褒めることを活用すると効果的です。


3. シーズーの毛の特徴とお手入れ

❶ ダブルコートの長毛

シーズーの毛は「上毛(オーバーコート)」と「下毛(アンダーコート)」のダブルコートで構成されています。
このため、毛が抜けにくい反面、絡まりやすく、毛玉になりやすいです。

❷ 毎日のブラッシングが必須

毛が長いため、1日1回はブラッシングを行いましょう。
ブラッシングを怠ると、毛玉ができたり、皮膚病の原因になります。

おすすめのブラッシング方法

  1. スリッカーブラシで全体の毛をとかす
  2. **コーム(クシ)**で毛の奥までしっかり梳く
  3. 毛玉がある場合は、指で優しくほぐしてからブラッシング
  4. 仕上げにスプレーで保湿をすると◎

❸ トリミング頻度

シーズーの毛は伸び続けるため、1〜2ヶ月に1回のカットが必要です。
特に目の周りの毛は伸びやすいので、視界を妨げないようにこまめに整えましょう。

❹ 涙やけ対策

シーズーは涙やけになりやすい犬種です。
目の周りの毛に涙がつくと、細菌が繁殖しやすくなるため、清潔に保ちましょう。

涙やけ対策方法

  • 毎日、目の周りを濡れたコットンで拭く
  • 目の周りの毛を短くカット
  • 添加物の少ないフードを与える(涙やけ軽減効果)

4. シーズーの健康管理

シーズーは比較的丈夫な犬種ですが、遺伝的にかかりやすい病気もあります。

❶ 目の病気

  • 角膜炎(目が大きいため、傷がつきやすい)
  • 白内障(老化に伴い発症しやすい)
  • ドライアイ(涙の分泌が少なくなり、目が乾燥する)

❷ 皮膚病

  • アレルギー性皮膚炎(食べ物や環境要因によるかゆみ)
  • マラセチア皮膚炎(菌の繁殖による皮膚トラブル)

❸ 呼吸器系の病気

  • 短頭種気道症候群(鼻ぺちゃ犬特有の呼吸トラブル)
  • 軟口蓋過長症(喉の奥の組織が長く、呼吸がしづらい)

❹ 関節疾患

  • 膝蓋骨脱臼(膝のお皿がズレやすい)

健康管理のポイント目のチェックを毎日する
皮膚のかゆみがないか確認
肥満防止のため、食事管理を徹底
暑さ対策をしっかり行う


5. シーズーを飼うのに向いている人

のんびりした犬と暮らしたい人
毛の手入れを楽しめる人
甘えん坊な犬が好きな人
家で過ごす時間が多い人(留守番が少ない家庭向き)
賢くマイペースな犬を飼いたい人


6. まとめ

シーズーは、愛嬌があり、甘えん坊で穏やかな性格の犬種ですが、毛のお手入れが大変な一面もあります。
しっかりとしたケアと適切なトレーニングを行うことで、最高のパートナーになること間違いなし!
飼い主の愛情と適切なケアがあれば、シーズーとの暮らしはとても楽しく、充実したものになります。