中国 7割の市民が腐敗防止に満足?
【新唐人日本2012年5月18日付ニュース】中国国家予防腐敗局は最近、腐敗防止効果に対する市民の満足度は72.7%に達したと公言し、ネット上では批判が殺到しています。
中国国家予防腐敗局の崔海容副局長が近日、香港廉政公署の会議で、過去30年の間、政府の腐敗防止措置により、420万人の党・政府関係者が処分され、腐敗防止効果に対する市民の満足度も、2003年の51.9%から、2011年には72.7%に上昇したと発言。これに対し、批判が殺到しています。
ネット上の書き込みを見てみましょう。
「予防腐敗局はどこからこんな結論を得たのか?いつ満足度を調査したのか?党内部の調査だろう」
「小数点の位置を間違ったんだろう?腐敗に対する市民の容認度が72.7%だったら、分からなくもないが・・・」
こんな皮肉りもあります。「市民の腐敗防止なら完璧だ、ほとんどの食品に防腐剤が入っているから。毎日毒性の強い食べ物を食べているから、腐敗防止はもちろん、幸せすぎる」
こんな声もあります。「我々が関心を持っているのは、何人捕まったかではなく、何人がまだ捕まっていないかだ」
「420万の汚職官僚は氷山の一角に過ぎない。まだ捕まっていないのと、互いにかばいあって調査のしようのない官僚はどれほどいるか。我々は一体どんな社会で暮らしているんだ?!」
こう結論を下すネットユーザーもいます。「中国の腐敗は悪循環だ。腐敗を治めないと国が滅び、治めると党が滅びる。政府は大局を考慮して、腐敗という膿にメスを入れようとしないのだ。もし、大手術をしたら、局レベル以上の官僚の8割は判決を受けることになるだろう。神様は全てを見ているのだ」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/05/17/atext702019.html.(中国語)
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