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なぜ?後を絶たない工場爆発 安徽・馬鞍山でも爆発|新唐人| ニュース| 中国情報|事故

2019年04月03日 | 歴史上の中国
なぜ?後を絶たない工場爆発 安徽・馬鞍山でも爆発|新唐人| ニュース| 中国情報|事故


中国では化学工場の爆発が後を絶ちません。江蘇省塩城市の工業団地の爆発からわずか10日後の3月31日、江蘇省崑山市の金属加工工場で爆発があり、7人が死亡。4月1日には、安徽省馬鞍山市の化学工場で爆発が発生しました。皮肉なのは、馬鞍山市政府は当日午前、化学工場に対する大々的な検査を実施すると発表したばかりでした。

4月1日午前、馬鞍山市政府は江省塩城市で発生した3月21日の爆発事故の教訓を汲み取り、市内の化学工業企業に対し、大規模安全検査を実施すると発表しました。しかし、当日午後3時ごろ、市内の化学工場で爆発事故が発生しました。

爆発が起きたのは馬鞍山市慈湖高新区の化学材料メーカー、明遠科技有限公司の工場で、爆発音とともに炎上し、黒い煙が立ち上りました。

安徽省人権活動家 汪さん
「爆発事故は毎年発生している。検査は形式的なもので、検査で問題が見つかることは不可能だ。多くの化学工場はその背後に多くの利益が絡んでいる。民衆は解決できないので、最終的に庶民が災害の受け身になる。制度が変わらない限り、誰でも次の犠牲者になりうる。本当に心が痛む」

中国では最近、化学工場の爆発が相次いでいます。3月21日の江蘇省塩城市での爆発に続き、31日には同省崑山市でも爆発があり、7人死亡し、5人が負傷しました。

江蘇省雲港市 譚さん
「ご存知のように、中国は官僚と企業の癒着、情報封鎖は当たり前で、事故が発生するとまず安定維持だ。事故で行方不明になり、遺体すらないのに、監視され、情報封鎖される。反対意見を言うと、連行される。条件があれば、みな移民したいと思っている」

中国の民衆は、当局が爆発事故の情報を封鎖するのは責任逃れが目的で、人為的な原因で事故が発生したことを隠蔽したいからだと示します。事故から教訓を汲み取ろうとは思わないので、事故が頻発すると指摘します。

安徽省 曹さん
「爆発事故は常態化していて、皆慣れてしまっている。一人一人の安危に関わることで、皆注目している。問題は多方面にあり、専門家が解決できる問題ではない」

情報によると、塩城市での爆発事故発生の前、地元当局の幹部は4回にわたり安全管理について強調し、問題が指摘された企業には生産停止を要求したそうです。事故発生後、中国各地では大々的な改善措置と検査が行われましたが、新たな悲劇の発生を防ぐことはできませんでした。

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