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河北でSARSによる死者 当局は否認

2012年02月26日 | ■中国の天災・人災・事故
河北でSARSによる死者 当局は否認

河北でSARSによる死者 当局は否認

【新唐人日本2012年2月25日付ニュース】近日、中国河北省保定市で解放軍兵士が新型肺炎SARSの感染によって死亡し、兵士数百人が隔離されていると伝えられています。2003年、広東省でSARSが発生した際、当局の隠蔽によって、SARSは世界各地に広がりました。目下、河北省当局はSARSの発生を否認しています。

ネット上の情報によると、北京から146km離れた河北省保定市解放軍252病院でSARSの感染が確認され、近くの解放軍第38集団軍の兵士1人がすでに死亡。また、同病院の9階フロアには、兵士数百人が隔離されているそうです。

ネットの書き込みを見てみましょう。“今年の旧暦1月8日から、地元では変異したSARSが流行り、252病院の9階は完全封鎖。最初の感染例は保定市の軍人宿舎から発見され、駐屯地の兵士が集団発熱。”

“今日予防注射に行ったら、医者からSARS発見のため、252病院は封鎖したと聞いた。”

“252病院のあるフロアは確かに封鎖され、武装警官が警備していた。”

一方、呼吸器伝染病科の職員は24日、SARSに関するうわさを否認。9階フロアは軍人専用病棟で、入院している兵士は普通の風邪だと言い張ります。

252病呼吸器伝染病科 職員
「軍人病棟は9階にあるので、皆 そこに入院します。もう何も言わないでください、忙しいので」

病院付近の住民もSARSの感染情報に驚きを示します。病院は通常通り営業している上、メディアの報道もないそうです。

252病院付近の動物病院
「知りません。252病院は毎日診察していますよ」

記者
「地元メディアの報道は?」

252病院付近の動物病院
「ないです。うちの病院は252病院のすぐ隣ですが聞いた事ありません」

香港のアップルデイリーの記者が24日、保定市に入り、解放軍252病院に向いました。記者によると、同病院の東病棟はすでに武装警官によって厳重封鎖され、解放軍第38軍団の軍人300人が隔離治療を受けているそうです。近隣の住民が、一週間ほど前、数百人の兵士が運ばれてくるのを目撃したそうです。

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/02/24/a664249.html  (中国語)
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