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9年の迫害で他界 死因究明を求めた家族も判決

2012年07月07日 | ■中国の人権問題

9年の迫害で他界 死因究明を求めた家族も判決

 

9年の迫害で他界 死因究明を求めた家族も判決

【新唐人2012年7月6日付ニュース】中国黒龍江省の秦月明さんが当局の迫害によって死亡したことで、長女が街頭で迫害を暴露し、真相究明を訴えました。わずか半月で15000人が署名・拇印しました。この事件は、我々の報道後大きな反響を呼び、最近新たに秦さんが死亡したときの写真や映像を入手しました。報道をご覧ください。

9年間待ち望んだ父親との再会。23歳の秦栄倩さんが目にしたのは、変わり果てた父親の姿でした。

当局が自然死だと主張する秦月明さんの遺体は、全身うっ血し、傷だらけです。遺体を動かしたとき、口と鼻からは大量の血が流れ出たそうです。

しかし、黒龍江省佳木斯(ジャムス)刑務所は、秦さんは心臓病で死亡し、自然死だと主張。

黒龍江省佳木斯刑務所監区長 義楓
「この問題において、家族が死因について疑うのなら、誰かが暴行したとか?過激な行為などで死亡したのなら、傷害致死なので我々は法律責任を負います」

"人格を持って保障し、過失があったら必ず責任を持つ"と豪語した刑務所の責任者。その後、遺族が刑務所を提訴したものの、地元の高等裁判所は立案後、有効期限が切れる今年の3月8日まで、何もしなかったそうです。秦さんの死因は未だになぞのままです。

秦月明案件代理人 江天勇弁護士
「裁判所のほうから検死すると言ったのに、いつするかも未だに知らされていません。今から始めるとしても多くの法律手続き、検死、資料の閲覧、開廷など、時間通りに完成するのは無理です。黒龍江省最高裁判所はすでに違法の決心がついたようです」

刑務所の監視カメラの映像からは、秦さんは死亡直前、同室の囚人たちから暴行を受けていたように見受けられます。

秦月明さんは法輪功の修煉を放棄しなかったとして、2001年2月21日から佳木斯刑務所に監禁。9年後47歳の若さで、不審な死を遂げました。

その後、秦さんの死因究明を求めた妻と次女も1年半の判決を受け、強制労働収容所に監禁。仕方なく提訴を取り下げました。

秦月明案件代理人 江天勇弁護士
「背後で610弁公室が操っています。黒龍江省高等裁判所は立案後案件の当事者秦月明の妻と娘を逮捕し、強制労働収容所に入れました。表面上の『合法性』さえも破り捨てました」

一人残された長女の秦荣倩さんは今年6月、街頭に出て父親と家族が受けている迫害を訴えました。わずか半月で15000人以上が正義の手を差し伸べ、陳情書に署名・拇印しました。

新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/06/30/atext724857.html.(中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)


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