じゅんちゃんファミリーは、今年小学3年生のじゅんちゃんこと隼兵くん、じゅんパパ、じゅんママの3人家族、そしてじゅんちゃんは「知的障害を伴う自閉症」です。
『自閉症』・・・僕はこの言葉は聞いたことはありましたが、さてどんな障害なのか?正直言ってよく知りませんでしたし、「引きこもり」と同じような障害かなくらいの間違った知識しかありませんでした・・・。
じゅんちゃんファミリーと当店の出会いは、じゅんママが最初です。
ある日、配達を終えて店に帰ると、これも常連様のアンナママがお友達とご来店されてました。
「いらっしゃいませ!まいど!」なんてご挨拶してたらアンナママが『マスター、この人じゅんママ お子さんが自閉症なの、よろしくね 』続いて『じゅんママで~すよろしく~ 』。。。。
明るいご挨拶に「こちらこそ!よろしくお願いします」と言ったものの(まてよ?自閉症って障害だよな?でもじゅんママさんってえらく明るいよな~っ)・・・正直、これが僕の第一印象でした。
それからじゅんママといっしょにじゅんちゃん、じゅんパパにもご来店頂くようになり、僕らもご家族の今までのことや自閉症そのもののことなど少しずつ理解できるようになりました。・・・・・例えば、じゅんちゃんが自閉症と診断されたのは5才の時とのことですが、それまではやはり、「親のしつけが悪い」とか「この子はわがままだ」とか周りからいろんなことを言われたこと。 また「自閉症は一生治らない」と言われた時はすごく落ち込んだこと。などなど・・・。 今こうして僕らの前では明るいじゅちゃんファミリーですが、おそらくこの笑顔までの道のりは相当なことがあったと思います。
こんないろんな話を聞いているうちに、初対面の時のあのじゅんママの笑顔の意味が少しだけ分かったような気がしました。 つまりあの笑顔は『じゅんちゃんの自閉症という障害に真っ向から立ち向かう気構えを持った人の素直な笑顔』なのかなぁと思うようになりました。そしてじゅんママのあの笑顔の後ろには、最初からじゅんちゃんの障害を真正面から受け止め、なおかつ優しく我が子と妻を見つめるじゅんパパがいつもそばにいるんです。
じゅんちゃんファミリーは、この自閉症という障害をもっと一般の人に知ってもらいたい・・・という願いを込めてホームページを発信したり、いろんな人との出会いの中でこの障害の啓蒙に努力しています。しかし、この積極性は同じ障害を持った方からの反発もあったり、誤解を招いたりまだまだ大変なこともあるようです。
こんなファミリーに僕が出来る事なんて、ご来店の時にバカなこと言って笑顔で帰って頂くことくらいしかありませんが、逆に大きな壁に立ち向かいながらも笑顔を絶対忘れない・・・そう 絶やさないことはキツイけど、忘れないことは出来るはず・・と教えてもらっているような気がします。
こんなハッピー・ファミリーのホームページ『じゅんちゃんのおうち』を覗いてみて下さい。うちのコーヒーと同じくらい元気がでますヨ!
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