介助犬カンナ

初代の名前を引き継いだ介助犬カンナⅡとの日々の出来事。

草津三大神社へ藤を観に

2010年05月07日 | 神社&寺めぐり





リハの後
藤の花で有名な草津の三大神社へ行って来ました。
仕事場の近くには、平等院が在り、そちらの藤の花も見事らいい
行った事が無いので、昨年も近くまで行ったが、観光客が一杯で
諦めて帰って来ました。そんな事で今年は別の所と思ってたら
先日、草津水生植物公園みずの森に行った時に入り口で見た
神社のノボリを見て、ここにしようと言う事に。

三大神社の藤は樹齢400年以上で花穂が長いものではが2m程にもなり
地面に摺れそうになるところから、砂擦りの藤とも呼ばれているそうです
神社の横には駐車場も在りました
駐車場は無料ですが、藤の花の観賞には
一人¥200の協力金が要ります


ねえさんが協力金を二人分持って行くと
藤の保存会の方が
「盲導犬を連れた方の分ですか?」
「はい、介助犬をつれてる者の分とです」
と言うと
「お金は結構です」と返してくれたそうです

入ってすぐの所の藤は未だ若く、ピンクの藤も



奥の藤は花穂が随分伸びていました。
でも、未だ長いもので1mそこそこ位かな?
でも花はとても綺麗でした
長く伸びた藤の花の下を、まるで暖簾をくぐる様にしながら、藤棚の周りを
回ります、辺り一面に藤の甘い香りが漂っています。
藤ってこんな香りやったんや・・・・

本殿の方に行くと
水車も、柵の中には重要文化財に指定された石灯籠が

柵の中に在るので、全体をスッキリ見る事は出来なかった。










  本殿から藤棚の方に戻る時
 二人連れのおばあさんが、カンナを見つけて近づいてきた
「こんにちは」とお互い挨拶を交わすと



「この犬、優しい顔してるわ」といきなりカンナをなでなで



「わてな~、犬好きやねん」



「犬も好きな人が分かるんですよね」



「そやろ、散歩中のワンもよってくんねん、ほんま犬は可愛いわ」



「わては、あかん犬が苦手や、怖いねん」と離れたところから



「けど、この犬はお仕事犬やし、今は仕事中やから



触ったり、かまったりしてはいけないんですよ」




犬苦手さん「ほれみい、触ったらあかん言うてはるやん」



犬好きさん「わては触ってへんで」



     には、苦笑のkiyojiiとねえさんでした。

犬苦手さん「お仕事って?」




犬好きさん「ほれ、盲導犬とかや」




犬苦手さん「盲導犬でっか?」




「いーえ、介助犬です」




犬苦手さん「介助犬って?」




「盲導犬は、目の不自由な人の目に、介助犬は




手足の不自由な人の手足になって働く犬です」




犬苦手さん「へ~、ほんでどんな事してくれまんのや?」




「今、してくれてる様な歩行介助や、落とした物を、拾ってくれたり***」



犬苦手さん「へ~ 聞いてるだけで涙出てくるわ」



犬苦手さん「ほな、何か落として拾てもらおか?」



犬好きさん「そら、あかんで、飼い主の言う事しか聞かんよって」




「ところで、どちらから?」



「枚方からです」



「えらい遠くからですね」



「遠無い、すぐや」



「車で?」



「電車や、ほんで駅からタクシーで来たんや」



「へ~」とビックリ



さすが大阪の元気なおばん(おばあさん)でした。



疲れたので、ベンチで休憩



後ろに居た、保存会の方に



「今日が見ごろですかね?」とたずねると



「今年は、寒い日が続いた所為か1週間ほど早いですね」



の事でした



それで、伸びきってへんのや





ほな、来週はかあさんも一緒に花穂が地面に届くほどに伸びたのを見に来よか?
と三大神社を後にしました。


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