パッチとは?
デジタルの世界ではあまり耳に(目に)しない言葉ですね
パッチワーク(色柄の違う布を縫い合わせて作る生地)とか、あて布(セーターの肘が抜けた時に布や皮などで覆って縫う)などが一般的なパッチのイメージですよね
さて、デジタルの世界で言うパッチとは何の意味でしょう
一口で言うと「プログラムの修正」の一つの方法です
既にプログラムをリリースした後にバグの修正や機能変更が必要になった場合にパッチをオンライン・アップデートとして配布します
*DLLを置き換えてしまうケースもあると思いますがサイズが問題です
と言うことで、
「パッチとは、実行ファイルの不具合をバイト単位で修復するあて布」
と言えば解り易いでしょうか
具体的なパッチのイメージ
実行ファイルの中身は2進数の複雑な並びで構成されていますが、その一部を変更するイメージが下図です
(16進数表記しています)
上の例では実行ファイルの一部を正しいデータに置き換えるためのパッチ(あて布)のイメージですが、
新イメージが長い場合(命令が増えるなど)は「Go To命令」を書き込み、飛び先のパッチエリアに正しい命令や命令群を書き込むケースもあります
ざっくりとご説明しましたがおおまかにはご理解頂けたでしょうか
マイクロソフトではWindows Updateとしてタイムリーに送って来ますが、その内容のほとんどがパッチと言えるわけです
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