日本のバナナは99.9%輸入(フィリピン・エクアドル)が中心。国産バナナは0.1%と稀少です。
なぜ幻の品種なのか?
今国内に流通しているバナナの大半はジャイアントキャベンディッシュ種の系統ですが、昔はバナナと言えばグロス・ミッシェル種でしたが1950年代にパナマ病で世界中のグロス・ミッシェル種が姿を消し、パナマ病に強いジャイアントキャベンディッシュ種へと転換されました、かつて絶滅したと思われたグロス・ミッシェル種が偶々種子島に残っていてそれを育てています。
味の特徴としてクリーミーで上品な甘さで飽きが来なく何本でも食べたくなってしまいます。
▼栽培/生産方法、こだわり バナナは直接手に取って食べる物なのでお客様の安心安全を考え、土作りから農薬を使用せず、除草は手で取り、防虫も薬に頼らずこまめに管理をしています。 化学肥料も使用せず、有機資材のみを使用し人にも自然にも優しい国産バナナを作っています、特にこだわっているのは浜辺に打ち上げられた【海藻】を直接取りに行き、土壌に埋めミネラル豊富な土壌作りをしています、海藻肥料の効果としては、食味向上・樹勢回復・収量増加・病害の発病低下などがあります、その他には鶏糞、油粕を使用しています。
種子島で20年安納芋、バナナ、パッションフルーツ、ドラゴンフルーツ等を栽培してきた
先輩農家さんの元で研修をし、令和1年新規就農させて頂きました。
先輩農家さんも昔ネット販売に挑戦したそうなのですが、その当時はまだネット販売が主流では無くあまり売れないまま販売サイトを閉鎖したそうです。
その後は地元の市場、有名デパート、焼き芋屋さんなどに営業をし販路を獲得したそうですが、ネット販売を諦めたのが未だに心残りだったそうで
先輩農家さん「僕が昔挑戦したけど上手くいかなかったネット販売を君の手でもう一度挑戦してほしい、20年間守って来た作物達を全国の皆さんに産地直送で届けて欲しい。」
と言われました、僕を通じて先輩農家さんの思いが少しでも伝われば幸いです。
栽培品目
安納芋
国産バナナ(グロスミシェル)
パッションフルーツ
ドラゴンフルーツ