それらができるようになれば、音楽を益々楽しむことができ、音楽への理解も深みを増します。
その為には、ちょっとは学術的な音楽理論も必要になりますので、基礎練習や課題曲と並行しながら、理論のお勉強もします。
今日の生徒さんも、即興で演奏するというのは、どういうことか、どのように作曲すればよいかなど、今日のレッスンでなんとなく片鱗が掴めたようで、大変嬉しく思いました。
僕も中学生の時、即興で演奏するということが、その術を当時習っていた先生から教わっても、全く分からなかったのですが、ある日突然、こういうことだったのか、と理解できる瞬間がやってきました!
今でも思い出しますが、2時間くらい一心不乱に弾きつづけました。(フレーズはめちゃくちゃだったと思いますが。)
今日の生徒さんには、スケールの仕組みの再確認とフレットボード上の運指、そして、一つのモチーフの仕組みとその展開のさせ方、簡単な二つのモチーフの組み合わせ方などをギュッと詰め込んで教えました!
生徒さんもこうすればよいのかな、などと次第に理解を深め、こちらの伴奏に合わせ、ほんの少しずつアドリブを展開。
引っかかったりしたら、止めて、その辺を整理し、より良い理解を促しました。
かつ、モチーフのよりかっこいい組み合わせ方を少しずつ追求。
そうこうしているうちに、最終的にこちらの伴奏に合わせて10分くらいずっとアドリブし続けました!
フレーズも決まってないのに、10分弾き続けることなんて、即興演奏に目覚めてないとできません。
今日、その目覚めを目の当たりにすることができて、大変嬉しく思います。(^-^)/
そして、そのモチーフの組み合わせ方、その展開、それに対するベース音やコードの変化、そして更に、別の旋律を組み合わせることで曲を作ることができる、と作曲の仕方にまで発展させました。
教えたモチーフを使用して、それを即興ではなく、決まったメロディーとして構築し直し、それをU2やレディオヘッドが作りそうな曲として提示しました。
生徒さんは、初めて音楽の深淵を垣間見たような気がする、と言ってました。
♪( ´θ`)ノ
こちらもインスピレーションに満ちた、とてもいいレッスンができた、と思います。
時計を見たら、1時間も多くレッスンしてました!(´Д` )!
いいんです!この瞬間を逃してはなりません。新しいモノの見方、音楽の新しい捉え方、せっかく開いた目を閉じさせてはなるものか、です!
きっと彼女は今日、本当に自分の音を奏でることができ、驚嘆したと思います。
と同時に、それができるようになることで、先人達が築き上げてきた音楽の底の深さにも驚愕したのではないでしょうか。
とてもいい経験になったと思います。
願わくは、インスピレーションを逃さぬよう、帰って今日の即興演奏を思い出しながら、練習してますように。
お願いだから、駒沢公園で繰り広げられている、肉フェスに参加してませんように…(´Д` )
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