「アメリカメジャーリーグ球場一覧・アメリカンリーグ東地区」ボルチモア・オリオールズ~写真と短歌で綴る世界文化紀行
2024年メジャーリーグではドジャースの大谷翔平選手が大活躍をしました。BSNHKでは大谷選手の出場試合は連日放映しました。そして大谷選手も期待に応えて見事ナショナルリーグのMVPを獲得、「50-50」の言葉は世間を賑わせました。しかし考えて見ると彼が活躍している球場を私は余りにも知りません。そこでメジャーリーグの全球場を特集することにしました。メジャーリーグは「アメリカンリーグ」と「ナショナルリーグ」に分かれそれぞれが東・中・西地区(5チーム)に分かれ15チーム、全30チームが球場を持っています。そこで活躍した日本人選手にも思いを馳せて振り返ることにします。最初は「アメリカンリーグ」東地区より特集します。
口語短歌
アメリカンリーグ東地区「ボルチモア・オリオールズ」オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ
「菅野には 幸多かれと 祈る日々 憧れのメジャー 舞台は揃う」
球団オーナーは、「オリオール・パーク」を、メリーランド州知事は、「カムデン・ヤーズ」をそれぞれ推し、結果的に両案を組み合わせることになりました。右中間までが比較的遠い上に、高さ25フィート(約7.6メートル)のフェンスもあり、左打者には本塁打が出にくい傾向があります。夏場には風の影響でレフト方向への打球が飛びやすくなり、右打者にはやや有利です。内野の芝は長めにカットされていて、球足が遅くなるので内野手は肩の強い必要があります。外野右翼席後方に、19世紀の終わりに建てられた「ボルチモア&オハイオ・ウェアハウス」というレンガ造りの倉庫があり、その長さは1016フィート(約310メートル)で米国東海岸では最長です。その建物内部には、球団事務所のほか、カフェテリア、スポーツバー、ギフトショップなどが入居しています。球場と倉庫の間にユートウ・ストリートと呼ばれる舗道があり、殿堂入り選手のレリーフや永久欠番選手の銅像が飾られています。この舗道にホームランを打ち込んだ選手は、名前や飛距離などが刻み込まれた金属板が落下地点に埋め込まれます。球場の近くにベーブ・ルースの生家があり、現在は「ベーブ・ルース博物館」があります。今年の注目は巨人から海外FA権を行使した菅野智之選手の活躍が大注目です。
参照
https://www.sports-his.com/baseball/pdf/map.pdf