檻や柵がない状態で動物たちが間近に見られる、大人も子供も楽しめる動物園!!
今日はシンガポールでも有数の観光名所、「シンガポール動物園」についてご紹介します。熱帯雨林と鮮やかな花で覆われた28ヘクタールの園内では、約270種類・3000頭を越える動物たちが生き生きと走り回っています。この動物園の最大の特色は、檻や柵がない状態で動物を見せるワザに長けていること。植え込みや水路をうまく利用して、人間と動物のゾーンを自然に分けているのです。だから誰でもビックリするほど自然に、動物たちの写真を撮影できる! 遮るものもなく、間近で見られる魅力的な動物たちの姿に、目が釘付けになること間違いなしです。
シンガポール動物園の目玉、ホワイトタイガー
口語短歌
「美しい ホワイトタイガー 水しぶき 堀に飛び込み 暑さ逃れる」
シンガポール動物園の目玉のひとつ、ホワイトタイガーのコーナーです。見事な白い毛皮で覆われた3頭のトラたちが、堀の向こうを歩き回っています。ホワイトタイガーはアルビノではなく、種として存在します。そのため目は赤色ではなく、グレーがかったきれいな青色なのです。輝く毛並みと美しい目を持ったホワイトタイガーたちを見ていると、何だかこの世のものとは思えないくらい。彼らはシンガポールの蒸し暑さから逃れるために、しばしばお堀に飛び込んで豪快に泳いでいます。
サルの王国をひとまわり
口語短歌
「マントヒヒ 水湯に浸り 家族愛 子ザル寄り添う 人間模様」
「霊長類の王国」です。この区画には世界中のサルたちが集められています。特に注目したいのは、エチオピアのコーナーの岩場で群れをなすマントヒヒ。80頭ものマントヒヒたちが、家族で集団になって暮らしています。お風呂を楽しむように水場に浸かっていたり、お互いに毛繕いをしていたり、子どもたちが飛び回っていたりする様子は、まるで人間の家族を見るよう。眺めているだけでほのぼのとした気持ちになれますよ。
エレファント・アット・ワーク・プレイ・ショー
口語短歌
「ゾウたちが 多彩な能力 見せつけて 絶妙なコント 笑い転げる」
ゾウたちが多彩な能力を見せてくれる「エレファント・アット・ワーク・プレイ・ショー」。4頭のゾウがポーズを取ったり、調教師さんと絶妙なコントを演じたり、水の中から取りだした丸太を運んだり、すばらしいワザを披露します。しかもただ単に賢いだけでなく、「優等生のガンビール」「素直になれないジャーティー」など、それぞれのゾウのキャラが見事に立っているのです! ユーモラスな表情を見せるゾウたちに、笑い転げること間違いなしです。
頭上を渡るオランウータン
口語短歌
「感動の オランウータンの 綱渡り 次から次へ 妙技喝采も」
オランウータンの自由移動のスペースがあります。オランウータンの島を中心に、園内の木々にロープが張り巡らされており、そこを何頭ものオランウータンたちが自由に渡っていくのです。顔を上げたらひょいひょいとオランウータンが移動していく様子に、お客さんは誰もがびっくり。まるで頭上のオランウータンたちの方が、人間たちを観察しているみたいです。間近で見られるオランウータンの綱渡りの妙技を、じっくりご覧ください。
恐竜のようなコモドオオトカゲ
口語短歌
「恐竜の コモドオオトカゲ 驚くも 太古時代に 思いを馳せる」
大型爬虫類たちが飼育されているゾーンです。特に注目したいのはコモドオオトカゲ。インドネシアに生息する固有種で、世界最大のトカゲとして知られます。その体長は2~3m、体重はおよそ70kgにもなる程。固いウロコで覆われた体、鋭いツメを持ったがっしりした足は、見れば見るほど恐竜に見えてきます。まるでタイムスリップしたような気分になれるコモドオオトカゲ、太古の昔に思いを馳せながらご覧ください
参照
https://www.singaporenavi.com/miru/
「2021年軽井沢レイクガーデンに咲いた薔薇たち」
「ダムドゥシュフンソー」2021年9月7日撮影
コメント一覧
最新の画像もっと見る
最近の「写真と短歌で綴る「世界文化紀行」」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事