リコの文芸サロン

文化、芸術、手芸など人生を豊かにする情報発信ブログを始めました。より良いブログに育てるためにコメントなどお寄せください。

三田市の白州家

2024-11-20 | Grace百
11/13に兵庫県三田市に行きました。
参加者は20名。

白州次郎、正子夫妻のお墓があるとは知りませんでしたので、今回は心月院(曹洞宗)に行けませんでした。






白州正子の全集を買って読む程、一時は熱中してました。
2001年から全15冊の全集です。





白洲正子については次回に詳しくブログにアップします。


白州次郎は吉田茂の懐刀と言われた。イギリスのケンブリッジ大学に留学経験があり、ハンサムでスマートな男性でした。







★欣勝寺(曹洞宗)
1228年に曹洞宗の開祖の道元禅師が28歳の時に有馬温泉に入湯した時に当地に立ち寄り、命名した「太宗山 欣勝寺」

 本堂で住職のお話し。雷の民話に基づく風神・雷神の柱飾り。

住職さんのお話しと10分間の椅子に座ってのミニ坐禅。



雷井戸
昔、井戸に雷の子供が落ちたのを助ける時に、今後は雷を落とさないと約束させて、返してやりました。それを聞いた雷の両親は感謝して、以後は桑原地区に雷を落とさなくなりました。
「くわばら くわばら」と唱えると雷は落ちないと伝えられています。

 座禅と言えば哀しい、恥ずかしい思い出。
20代の頃に私は尼さんになろうと思った時期があり、尼僧専門道場に12/1〜8日までの臘八大接心に参加しましたが、部外者は私一人.暖房もない部屋でせんべい布団にくるまって床につきましたが、極寒で寒くガタガタ震えて眠れない。
朝、4時に起きて、作務と坐禅、空腹よりは寒さで頭が割れるように痛く、吐きそうでした。
夕方にはほうほうの体で、逃げ帰りました。
 たった1日の坐禅体験でしたが、自分は坐禅などの修行に向いてないと解りました。


ランチは三田駅前の、日本料理のひろ家で、絶品のミニ会席。
2750円とは激安ですね。
本当にこの値段で飛び切りに美味し。
又、行こうと思います。


付き出し。


鰆に子芋を巻いたカリフラワーの胡麻和え


大根と海老の揚げ出し


きのこご飯と赤だし。


サツマイモ羊羹、黒ゴマ載せ。


コーヒーに欣勝寺でいただいたクッキーがとても美味しかった。







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短歌ひとすじ

2024-11-15 | Grace百
京都の短歌の先生がお亡くなりになりました。94歳でした。
知性と教養の備わった、とても上品で美しいS先生でした。



故人は紫がお好きで、全体を紫の色調で飾られた祭壇です。
京都らしい上品な飾り付けです。

柩の中にはあけび誌10月号、自筆の達筆な短歌短冊が入れられました。

桜がお好きな先生でしたので桜柄の柩でした。
S先生は生前、桜柄の着物もよく着ていらして、「桜は日本の国花だからいつ着ても良いのよ」と言ってらした。

読経の導師は妙心寺の老僧で94歳で故人とお知り合いだそうです。
凛とした大きな声で引導を渡されました。

S先生の短歌に対する想いの深さに、私は心底驚きました。
私は歌歴が12年と短いので、短歌に対してまだまだ執着が無いです。
 私は短歌の会の事務方(HP、記事の担当)としてお役に立てればいいと思っていますから、短歌のレベルは中の上位であぐらをかいていたことを大いに反省しました。

11月10日は短歌の歌会でした。
私の詠草は、
 もみぢする
 桜葉拾ふ
 くりかへす
 夏日にしのぶ
 秋のけはいは

 前漢時代の中国の古典に『淮南子(えなんじ)』に、
「一葉落ちて天下の秋を知る」
落葉が早い青桐の葉が一枚落ちるのを見て、秋の来たことを知る。
わずかな前触れから将来の大きな動きを予知できることのたとえ。

この古典を知らずに私は公園を散歩中にこの歌を詠みました。

 皆さんは「偲ぶ」と解されて、「忍ぶ・・隠れるようにある」とは思われなかったようです。で、少し感じは変わりますが「ひそむ」に変更しました。短歌は読む人に解ってもらうように気をつけましょう。

 N先生が普通に歩いていて、ブチと音がして右ひざの靭帯が切れたそうです。痛かったそうですが、這うようにして家に帰り、病院にいかれたら、手術が必要でリハビリを入れて11月から3ヵ月入院となりました。
N先生が抜けられると大変です。皆で手分けして、歌会を開催しました。
先生が3ヵ月もお休みとは心細い限りです。


★お気に入りの三条京阪横の「はりまや」にランチに行きました。

デザート


栗とキノコのご飯、赤出汁


和煮物。真丈の餡掛け。


この各種の品がみんな美味しい。


鰆、鯛、イカ、貝柱のお刺身。
本当に美味しい。
百貨店で1000円出してお刺身を買ってもこれほど美味しいことはない。


松茸の土瓶蒸し


最初の冷酒。「上喜元」


氷を入れたポケットのある、酒瓶。


店主の森本さんのお酒の説明。
2度目の冷酒、
阪本龍馬に因んだ「船中八策」







★とにかく、元気で100歳まで生きましょう。
その為に私の一番の頼りは散歩です。
4月に白内障の手術をしたので検診などで散歩に行けず、そうこうする内に7、8、9月の猛暑になり散歩は中止。
10月21日から再開しました。
1時間公園と河岸を散歩します。
今日は遅かったので5時に散歩に行きましたら、夕闇が早くて暗くなり、前を歩く公園の地域猫が寂しげでした。

しっぽ垂れ
先ゆく茶猫に
わが心
託してみたり
秋の夕暮れ  涼風

 私の今生のMISSION(ピンポン玉位の小さい)が終わったと思っていたのですが、単なる、気力と知識の不足でした。
次の段階に向かい、努力致します。

  Don't be afraid,
     to make be better.

更に一歩前へ





 
解説はネットよりお借りしました。



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The man(男の中の男)

2024-11-09 | Grace百
10月31日、
ドジャースがワールドチャンピオンになりました。

 結婚以来すっかり太く大きく成った大谷選手の太い腕です。


優勝パレードの真美子夫人とデコピン、幸せいっぱいのご家族ですね。



大谷翔平選手は左肩の「亜脱臼」の怪我を押しての出場に関して、の大谷選手の対応に感心した私に、
82歳の主人は少年時代に漫画の「巨人の星」で読んで知った、
アメリカ大リーグのスタン・ミュージアルの名言を教えてくれました。

主人から聞いた話を更にネットで調
べました。








★大谷翔平の名言

第2戦で左肩亜脱臼で怪我をしている大谷選手が、3戦の後の会見で
、故障はみんな持って戦っている。
自分を使ってくれるなら、有り難いです。
怪我したら選手は往々に、自分が痛いかそうでないかばかり言いますが、大谷選手はさすがの対応ですね。

2戦での盗塁で怪我をしました。






実は亜脱臼ではなく、
大谷選手は左肩を脱臼していたので手術を受けました。




1日も早い回復を祈ります。


★大谷翔平君のドジャースのワールドシリーズ優勝を祝して、主人のお小遣いで私の大好きな松茸を4本も買ってくれました。


こんなに姿の良い大きい松茸は初めて見ました。


まず今日は3本をすき焼きにします。


ハイボールと主人はアルコールに弱いので3.5のビール。
久しぶりにお腹いっぱい食べました。



追加でまた、姿の良い松茸を買ってくれました。


上の4本は the松茸 と言う姿ですね。
下は先日の2本の残り。

11月6日に残りの3本の松茸で松茸ご飯を炊きました。
松茸は刃物を入れない方が香りが立つそうで、手で傘を割いてから、出来るだけ包丁を使わない様にカットしました。
味付けは酒、醤油、塩だけで、とても美味しく香り高く出来ました。


 
ネットより写真をお借りしました。







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gooブログ開設記念日

2024-11-06 | Grace百
昨年の令和5年11月7日にgooブログを始めてから5周年を記念して本に纏めて『リコの文芸サロン』を出版しましたので、特にお読みいただきたい頁をお知らせします。

 ★  ★  ★  ★  ★
「リコの文芸サロン」・・・ブログに綴る人生の機微、の出版。
2018年4月23日~2023年1月24日までのgooブログの「リコの文芸サロン」を印刷したら、A4で1068枚ありました。
これを10か月かけて、校正編集、画像の取り消し・入れ替えをして326頁の本に仕上げ、2023年11月7日に出版しました。

●私の本の購入は、
ネットのAmazon、
又は出版社、
●文學の森
電話:東京03 5292 9188

昨年の2023年11月7日にブログ開設5周年を記念して、
A5版、326頁の
「リコの文芸サロン」
•••ブログに綴る人生の機微•••
 を出版しました。





口絵写真



お気に入りの記事を紹介します。
①P29〜31、P230〜231
死してなほ武士道
  忠臣蔵•大石内蔵助
大石内蔵助が討ち入りまでの1年を住んだ、京都市の岩屋寺。
京都市の岩屋寺で説明をしてくださった女性の方から聞きました。
細川家にお預かりになった大石内蔵助初め17名の納棺の様子。




②P52.53
時の試練
天命を帯び龍と天命に気が付いたかたつむり。




③P67.68
チャンスは準備の出来た人が好き
コンスタントな努力。



④P75
思いをゆだねる
万葉集 3400番
信濃なる千曲の川のさざれしも君し踏みてば玉と拾はむ




⑤P80
中庸を保つ
行き過ぎない、足らない、程よくを見極める。



⑥P82.83.玉と拾はむ



⑦P84
知恵と経験の樹
過去、現在、未来も見える。



⑧P90,91,92
君を忘れない
イギリスの青年の遺した詩です。



⑨P93.94
それぞれの役割り
農夫の穴の空いたバケツと完璧なバケツ。



⑩P106
知識と経験による智慧の引き出し。



⑪P108
誕生日の叡智
誕生月を挟む3か月は注意して生きる。
8月が誕生月なら、7、8、9月を注意して生きる。



⑫P114
今に続く道だった。
フットプリント
独りだと思ったら、一番苦しい時神は私を背負て歩いてくださっていたので足跡は1人分だけ砂浜に遺る。




⑬P118
今、ここに
自分は今どこで考えているかの判断が大切です。



⑭P160.161②
 人を想う
あけび歌会の創始者・花田比露思主幹は1964年(昭和39)
 お題は「紙」
大津留 温主幹は2007年(平成19)



 お題は「月」
両主幹は宮中歌会始に召人として参内されました。






⑮P186.187
行ってやらねば
2001年9月11日

マンハッタンの空に漂ふ
息子の魄(はく)
「行ってやらねば」と
  父親うめく   涼風





⑯P279
人生のその後
視界から去って
今生を終えて、次生の人々が待っている。








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素晴らしい紹介文

2024-11-01 | Grace百
gooブログを開設して5年分を印刷するとA4で1068枚もある「リコの文芸サロン」のブログを10ヶ月かけて編集校正して326頁の本にして、
昨年の11月7日に自費出版をしました。




(株)文學の森の月刊誌『俳句界』のp151に1ページも割いて、
私の本『リコの文芸サロン』の紹介文を掲載してくださいました。



p151に私の本の紹介文です。

『俳句界』から紹介文を転載させていただきました。
《この本この一句》 福神 規子 「雛•••主宰」

老い二人日日の不如意を気にもせず
       「こんなもんだ」と受け入れ暮らす

「リコの文芸サロン」はインターネットのブログのタイトルであり、ブログ開設五周年を記念して作られた一書である。その題材は多岐に亘るが、中でも人生の師、紀野一義氏の教えに触れたブログは何度も登場し、いかに作者が師と崇め、影響を受けたかが窺える。
またブログ開設を勧めてくれ、若くして亡くなった友人に触れたブログでは、
《ブラインド上げておいてね看護婦さん我が家へ続く道見たいから》と歌う死の間近い友に、リコさんは《賢くて愛しい人よ貴女との四百日を力の限り》と返す。その絆が悲しくも愛しさと懐かしさと相俟って私達の胸を衝く。
 ブログ発信主のリコさんは「些細なことでもいい。誰かと一緒の安らぎを感じられる感性を大切にしたい。」と漏らす。さらに、「自分のためだけに時間を使わない。今から新しいことは始めない」と決意を語り、「リコの今生のMISSIONは語り部です」と言う。 感動を与えてくれた人物や書籍や言葉を世の中に人に紹介する、つまり感動を共有しようという良識あるお節介こそ、今の世の中に欠けているかもしれない。昔は叱ってくれる近所の老人がいた。しかし今の世の中は見て見ぬふりをする不干渉が罷り通っている。そんな世の中で孤独を感じている人は少なくない。そうした人がふと目にし、癒されるブログの呟きは確かに一掬のオアシスとなるだろう。作者の人生が深まってゆくに従って、それに沿った短歌とブログの呟きは今後さらに人生の深い部分を語ってくれることだろう。
 昭和二十四年岐阜県生まれ。「あけび歌会」会員、ホームページ管理者、編集委員。


 上記の紹介文を俳句結社「雛」主宰の副神規子先生が書いてくださいました。326頁もの本を簡潔に纏めて、素晴らしい紹介文を書いてくださいました。
副神先生には心から感謝を申し上げます。
 
 上記の紹介文を私のブログに転載する許可を(株)文學の森の齋藤春美編集者からいただきました。
 齋藤さんは「文中の「良識あるお節介」は『リコの文学サロン』を的確に言い表していると思います」と言われた。

 私の短歌の水谷和子先生は「さすが《雛》の主催者の紹介文は素晴らしいですね。感動を共有しようと言う良識ある貴女のお節介」が素晴らしいと言っておられます。こんな褒め言葉にはなかなか出会えません。良かったですネ。コピーをありがとう。何度も読み返しています。」

私の本の紹介文が素晴らしくて、とても心温まるもので、感動しました。

『リコの文学サロン』・・・ブログに綴る人生の機微・・・
私の本の購入は、
文學の森 TEL 03ー5292ー9188 
 又は、ネットのAmazonでも購入出来ます。
A5版、326頁、2750円(税込み、送料込み)


★最近の気付き

①私は最近、変な夢を見る。
本の編集等の得意なことは大変でも(昨年は眼を使い過ぎて右目の網膜に穴が空きました)、やり遂げるし、苦労をあまり感じないけど、
人の世話とかはとても苦手です。

この頃よく、私はヘルパーさんになった夢を見ます。
利用者さんと上手く付き合えなくて、悩む夢です。
「うーん」と唸る声で目が覚めます。
こういう夢が続くと、人のお役に立てないのなら、
せめて、人様のご迷惑にならないように生きていこうと考えました。

②先日、私がテレビコマーシャルを見て、「こんな変なコマーシャルはダメねと」言ったら、主人が、
「文句ばかり言っていたら、文句たれの顔に成るよ」と言いました。
常日頃、最近は特に選挙に出る人の顔が男の顔でなく、甘えて生きてきた男の顔だとか、知性が無い顔だと感想を述べるので、主人が注意してくれました。

 それで私は主人の顔をそれとなく観察しましたら、ちょこんとした可愛い顔つきです。
主人は60代で脳梗塞、70代で糖尿病、81歳で大腸癌で大腸を7cmも切り取り、8月には右大腸の脱腸ヘルニアの手術をしました。
今まで、昼間にベットに横になることはなかったのに、最近は時々、ベットに横になっています。
体力が落ちているのでしょう。
主人は持病が多いですが一切ぐちを言いません。
主人は体力が落ちてきても軍曹的な生き方を貫いています。

 82歳にもなると頑固爺さんの顔つきが多いですが、主人は常日頃、優しいし人の悪口は言いませんし、批判もしません。珍しいですね。
それで顔つきまで、穏やかで、好々爺の顔付きです。





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