gooブログを開設して5年分を印刷するとA4で1068枚もある「リコの文芸サロン」のブログを10ヶ月かけて編集校正して326頁の本にして、
昨年の11月7日に自費出版をしました。
(株)文學の森の月刊誌『俳句界』のp151に1ページも割いて、
私の本『リコの文芸サロン』の紹介文を掲載してくださいました。
p151に私の本の紹介文です。
『俳句界』から紹介文を転載させていただきました。
《この本この一句》 福神 規子 「雛•••主宰」
老い二人日日の不如意を気にもせず
「こんなもんだ」と受け入れ暮らす
「リコの文芸サロン」はインターネットのブログのタイトルであり、ブログ開設五周年を記念して作られた一書である。その題材は多岐に亘るが、中でも人生の師、紀野一義氏の教えに触れたブログは何度も登場し、いかに作者が師と崇め、影響を受けたかが窺える。
またブログ開設を勧めてくれ、若くして亡くなった友人に触れたブログでは、
《ブラインド上げておいてね看護婦さん我が家へ続く道見たいから》と歌う死の間近い友に、リコさんは《賢くて愛しい人よ貴女との四百日を力の限り》と返す。その絆が悲しくも愛しさと懐かしさと相俟って私達の胸を衝く。
ブログ発信主のリコさんは「些細なことでもいい。誰かと一緒の安らぎを感じられる感性を大切にしたい。」と漏らす。さらに、「自分のためだけに時間を使わない。今から新しいことは始めない」と決意を語り、「リコの今生のMISSIONは語り部です」と言う。 感動を与えてくれた人物や書籍や言葉を世の中に人に紹介する、つまり感動を共有しようという良識あるお節介こそ、今の世の中に欠けているかもしれない。昔は叱ってくれる近所の老人がいた。しかし今の世の中は見て見ぬふりをする不干渉が罷り通っている。そんな世の中で孤独を感じている人は少なくない。そうした人がふと目にし、癒されるブログの呟きは確かに一掬のオアシスとなるだろう。作者の人生が深まってゆくに従って、それに沿った短歌とブログの呟きは今後さらに人生の深い部分を語ってくれることだろう。
昭和二十四年岐阜県生まれ。「あけび歌会」会員、ホームページ管理者、編集委員。
上記の紹介文を俳句結社「雛」主宰の副神規子先生が書いてくださいました。326頁もの本を簡潔に纏めて、素晴らしい紹介文を書いてくださいました。
副神先生には心から感謝を申し上げます。
上記の紹介文を私のブログに転載する許可を(株)文學の森の齋藤春美編集者からいただきました。
齋藤さんは「文中の「良識あるお節介」は『リコの文学サロン』を的確に言い表していると思います」と言われた。
私の短歌の水谷和子先生は「さすが《雛》の主催者の紹介文は素晴らしいですね。感動を共有しようと言う良識ある貴女のお節介」が素晴らしいと言っておられます。こんな褒め言葉にはなかなか出会えません。良かったですネ。コピーをありがとう。何度も読み返しています。」
私の本の紹介文が素晴らしくて、とても心温まるもので、感動しました。
『リコの文学サロン』・・・ブログに綴る人生の機微・・・
私の本の購入は、
文學の森 TEL 03ー5292ー9188
又は、ネットのAmazonでも購入出来ます。
A5版、326頁、2750円(税込み、送料込み)
★最近の気付き
①私は最近、変な夢を見る。
本の編集等の得意なことは大変でも(昨年は眼を使い過ぎて右目の網膜に穴が空きました)、やり遂げるし、苦労をあまり感じないけど、
人の世話とかはとても苦手です。
この頃よく、私はヘルパーさんになった夢を見ます。
利用者さんと上手く付き合えなくて、悩む夢です。
「うーん」と唸る声で目が覚めます。
こういう夢が続くと、人のお役に立てないのなら、
せめて、人様のご迷惑にならないように生きていこうと考えました。
②先日、私がテレビコマーシャルを見て、「こんな変なコマーシャルはダメねと」言ったら、主人が、
「文句ばかり言っていたら、文句たれの顔に成るよ」と言いました。
常日頃、最近は特に選挙に出る人の顔が男の顔でなく、甘えて生きてきた男の顔だとか、知性が無い顔だと感想を述べるので、主人が注意してくれました。
それで私は主人の顔をそれとなく観察しましたら、ちょこんとした可愛い顔つきです。
主人は60代で脳梗塞、70代で糖尿病、81歳で大腸癌で大腸を7cmも切り取り、8月には右大腸の脱腸ヘルニアの手術をしました。
今まで、昼間にベットに横になることはなかったのに、最近は時々、ベットに横になっています。
体力が落ちているのでしょう。
主人は持病が多いですが一切ぐちを言いません。
主人は体力が落ちてきても軍曹的な生き方を貫いています。
82歳にもなると頑固爺さんの顔つきが多いですが、主人は常日頃、優しいし人の悪口は言いませんし、批判もしません。珍しいですね。
それで顔つきまで、穏やかで、好々爺の顔付きです。