「小諸城址懐古園の歴史」
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天文23年(1554年)、甲斐の武田信玄の侵攻で鍋蓋城は武田氏の手中に落ち、以後約30年間、武田氏の城代によって支配されました。
信玄は、この地の重要性にかんがみ、重臣の山本勘助と馬場信房に命じて鍋蓋・乙女城を取り込んだ新たな縄張りをさせ城郭を整備しました。これが小諸城の原型です。
武田氏の滅亡後は、織田、徳川と支配が移ることとなります。
「島崎藤村と小諸」
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島崎藤村詩碑
明治32年、かつての恩師木村熊二に招かれて、小諸義塾の英語と国語の教師として赴任。函館の網問屋秦慶治の三女冬子と結婚。小諸町馬場裏の士族屋敷跡に新家庭をもちます。以降、小諸で過ごした6年余の間に「雲」「千曲川のスケッチ」「旧主人」などが生まれ、大作「破戒」が起稿されました。
「桜まつり」
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4月14日小諸城址公園に行って来ました。快晴に恵まれ桜も満開でした。「日本さくら名所100選」に選ばれている小諸城址懐古園は、長野県有数の桜の名所として知られています。小諸城時代から残る、苔むした石垣と桜とのコントラストは見事で、とくに本丸跡を取り囲む石垣の上からは、馬場を埋め尽くす桜を眼下に見ることができ、“桜の雲海”が臨めます。
園内の桜は、ソメイヨシノをはじめ、シダレザクラやヒガンザクラ、八重で濃い紅色の花を咲かせる小諸固有の桜「小諸八重紅枝垂(コモロヤエベニシダレ)」など、数種類の桜が順々に咲き誇り、満開の時期には園内が桃色に包まれます。写真は2022年4月14日撮影しました
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「小諸八重紅枝垂(コモロヤエベニシダレ)」
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懐古園の桜は、大正15年に造園の権威・本多静六博士の設計によって植栽されたものです。ソメイヨシノ、ヒガンザクラなどをはじ多くの種類の桜の花が咲き誇ります。
その中でも小諸が発祥の地である「小諸八重紅枝垂(コモロヤエベニシダレ)」は、八重の花弁と花の色の濃さが特徴で毎年美しい花を咲かせます。この桜の木は一時、3本の老木のみが残る状態でしたが、近年、市民による保存活動が進み、市内の各所に見られるようになりました。
参照
https://www.komoro-tour.jp/spot/castle/sakura/
口語短歌
「石垣に 魅了された 懐古園 兵(つわもの)ひょいと 顔出す風情」
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「華麗にも 本丸望む 石垣に ソメイヨシノが 覆い茂るも」
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「石垣と 見上げる空に 桜花 落した城に 往時を偲ぶ」
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「カモシモと 駕籠行列の 武士たちが 桜トンネル 威張って歩く」
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「小諸城 ヤエベニシダレ 特徴は 花弁の濃さと 美しい花」
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