全国の夕日と海が美しいフォトジェニックなスポットを集めました。まるでゴジラが口から火を噴いているように見える「ゴジラ岩」や瀬戸内海の島々を茜色に染める様子が見られる「鷲羽山」、天空の鏡ともいわれ神秘的な写真が撮れる「父母ヶ浜」など様々。ぜひ、お気に入りの夕日スポットを見つけてください。
神奈川県「立石公園」
口語短歌
「海岸に突き出た奇岩立石は 広重愛す日本の景色」
海岸に突き出た奇岩「立石」を中心に整備された「立石公園」は、遊歩道やベンチが設置されておりのんびり過ごすことができるスポット。ごつごつした岩場が特徴的ですが、海岸沿いには砂浜もあるため、散歩や水遊びを楽しんでいる人の姿が見られます。日中も素敵ですが、特に夕日が空を染める時刻は相模湾に沈みゆく夕日と富士山や箱根連山の様子がとても美しいです。多くの写真家が訪れる絶景を見に訪れてはいかが？
静岡県「黄金埼」
口語短歌
「頭そっくり夕日が染めて馬ロック 奇岩を照らす景色楽しむ」
静岡県の天然記念物でもある黄金崎。ごつごつとした岩肌が黄褐色をしているのは、高温の温泉水や地熱によって染められたからなのだそう。日が落ちていくに従い、真っ赤な光が岩肌を照らし名前通りの黄金色に染まります。夕日が“馬ロック”の愛称で親しまれている馬の頭そっくりな奇岩を照らす情景はとても印象的。また、展望台から見る断崖絶壁の大海原に沈む夕日や富士山など、様々なポイントから景色を楽しんでください。岬全体が公園になっており、全長約2kmの遊歩道や「黄金神社」、海女さんが身体を清めたと言われる「天野井戸」など見どころもたくさんあるので、日が沈む時刻より少し早めに訪れて散策するのもいいですよ。
石川県「千里浜海岸」
口語短歌
「夕暮れ時夕日に染まる砂浜を 車走らせ君とランデブー」
波打ち際を車で走ることができる千里浜海岸。砂の粒子が細かく、海水を含んで引き締まっているため普通車でもタイヤが埋まらずに走ることができます。海のすぐそばに車をつけることができるため、楽に海遊びができると多数の人々が訪れます。夕暮れ時には、日本海に沈みゆく夕日が砂浜を染め、昼の爽やかな雰囲気から一転してムーディな雰囲気に。車の中から眺めたり、愛車と一緒に写真を撮ったりと、すぐそばの広大な海と夕日を楽しんでください。
福井県「東尋坊」
口語短歌
「一面にオレンジ色の日本海 打ちつける波荒々しさも」
日本海の荒波によって造られた景勝地「東尋坊」。岸壁の高さが20m以上もあり、約1kmにわたって続く巨岩の柱状節理は天然記念物にも指定されています。時に激しく打ち付ける波は、高さのある岩まで水しぶきが飛んでくるほど荒々しさを感じます。しかし、日が沈むにつれてオレンジ色に染まる一面の日本海は、ため息が出るほどロマンチック。運がよければ、太陽が沈んだ直後に夕日が緑色の光を発する「グリーンフラッシュ」という珍しい現象を見ることができるかもです。
参照
https://www.jalan.net/news/article/459272/
