石破首相の母方の曽祖父は、日本のキリスト教史に名を残す金森通倫という人物で自身は4代目のクリスチャンとのこと。
作家の佐藤優氏は石破首相が豹変するのは「祈った上で聞こえてくる神の声に耳を傾け、それに従うようにしている。プロテスタントのキリスト教徒である筆者には石破氏の内在的論理が皮膚感覚でわかるのである。」と述べている。
ちょっと分からない。
国会で質問者が引用していたが、作家の高村薫氏が石破首相について、 「本当に口の軽い人だなあ、と改めて思っていますよ。」「政治家は、出来ないことは言ってはいけないんです。口が軽いとはそういうことです。」と評している。
烈しく同意する。
華奢な指を見ていると、国の行方を左右するような事を行うための周到な準備も胆力も無いような気がする。
竹下登元首相の〝言語明瞭、意味不明〟の物言いは有名だったが、視点の定まらない目線で語られる〝石破節〟も引けを取らない。
大事なことは黙し、ひと言で済むような言わずもがなのことを回りくどく語る。
〝納得感〟に包まれそうになる。
霞ヶ関と自民党の緩急自在の流れに浮いたまま首相と共にどんぶらこと流されそうだ。
忘れてならない大事なことを思い返すことを続けなければと思う。
「Nws23」のオープニングテーマ曲 (1989/2008 筑紫哲也)