23年7月17日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。そこは4つのローズガーデンより分かれていますが今回はフレンチローズガーデンを撮影しました。フレンチローズガーデンとエコルド・パリとは何の因果関係はありませんが、最初の1枚目撮影したのがモーリスユトリロでした、彼は後期印象派の後のエコルド・パリ派と呼ばれています。そこでエコルド・パリとフレンチローズを掲載・解説してみたいと思います。
「エコルド・パリ」とは~
1928年、パリのある画廊で開催された「エコール・ド・パリ展」が語源だといわれています。印象派のようにグループ展を開いたり、キュビスムのようにある芸術理論を掲げて制作したわけではなく、「パリ派」とはいっても、一般に言う「流派」「画派」ではありません。ピカソとマティスは、パリ派の双子のリーダーと形容されました。キース・ヴァン・ドンゲン、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、アメデオ・モディリアーニ、レオナール・フジタ、マルク・シャガール等がいます。
「アンリ・ルソー」1844年~1910年
19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの素朴派の画家。20数年間、パリ市の税関の職員を務め、仕事の余暇に絵を描いていた「日曜画家」であったことから「ドゥアニエ(税関吏)・ルソー」の通称で知られる。ただし、ルソーの代表作の大部分はルソーが税関を退職した後の50歳代に描かれています。
「アンリ・ルソー」
「いつの世も戦争体験悲惨さで 画家の感性影響受ける」
「戦争」1894年
ルソーが本作《戦争》を描いたのは、1870年のフランコ・プルシアン戦争や1871年のパリ=コミューンより20年以上経過した後のことであった。彼は依然としてこれらの出来事の影響を大きく受けていた。中央では、しかめ面をした女性が剣とたいまつを持っている。ローマ神話の戦争の女神ベローナのようなこの女性は、モンスターのような馬に乗っている。暗い地面は死体の山で覆われており、カラスがその死肉をついばんでいる。木々は黒く焦げたようであり、雲は赤い。逸話や物語の要素を使わずに、ルソーはイメージで出来事を伝えている。多数のギザギザした形や、特に色の選択が、このイメージに寄与している。希望を表す緑は皆無であり、哀悼と地の色である黒と赤が画面を支配している。
参照
https://www.musey.net/16947
23年7月17日撮影
「プリPSルドーテ」
コロンとしたカップ咲きの花は、フランボワーズピンク色で中央がアプリコット色のグラデーションに。 開花が進むにしたがって淡くなっていきます。多花性で5~6輪の房咲きになり、照り葉のしなやかな枝に咲く。 ジャスミン、スズラン、バニラ、ティーローズ、干し草の強い香り。 花名の「ピエール=ジョセフ・ルドゥーテ賞」は、フランスのガーデニングやボタニカルアートの 優れた本に与えられるもので、ベルギーのアストリッド王女により命名されました。
品種名 プリPSルドーテ
咲き方 返り咲き
花色 黄みがかったピンク系
香り 中香
作出年 2009年
作出者 GUILLOT
作出国 フランス
参照
http://www.omoriplants.com/commodity/rose/guillot/prix-pj-redoute.html
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