23年7月17日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。そこは4つのローズガーデンより分かれていますが今回はフレンチローズガーデンを撮影しました。フレンチローズガーデンとエコルド・パリとは何の因果関係はありませんが、最初の1枚目撮影したのがモーリスユトリロでした、彼は後期印象派の後のエコルド・パリ派と呼ばれています。そこでエコルド・パリとフレンチローズを掲載・解説してみたいと思います。
「エコルド・パリ」とは~
1928年、パリのある画廊で開催された「エコール・ド・パリ展」が語源だといわれています。印象派のようにグループ展を開いたり、キュビスムのようにある芸術理論を掲げて制作したわけではなく、「パリ派」とはいっても、一般に言う「流派」「画派」ではありません。ピカソとマティスは、パリ派の双子のリーダーと形容されました。キース・ヴァン・ドンゲン、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、アメデオ・モディリアーニ、レオナール・フジタ、マルク・シャガール等がいます。
「シュザンヌ・ヴァラドン」1865年~1938年
ルノワール、ロートレックらの画家のモデルを務めながらも独学で絵を描き始め、エドガー・ドガに師事した女性です。ヴァラドンは、サーカスの曲芸師として活躍していたのですが、空中ブランコから転落し、重症を負ってしまいサーカスを退団。その後、母親の洗濯婦の仕事を手伝い、画家たちへ洗濯物を届けて回っているうちに、画家たちのモデルも務めるようになります。
「シュザンヌ・ヴァラドン」
「シュザンヌは多くの画家のモデルにも ドガに師事して天賦を発揮」
「自画像」1898年
参照
https://www.tabitobijutsukan.com/
ヴァラドンは、ルノワールのモデルを務めてもいます。ヴァラドンはルノワールの恋人でもあったと言われています。
「ブージヴァルのダンス」1883年
ピエール=オーギュスト・ルノワール ボストン美術館蔵(アメリカ ボストン)
ヴァラドンはルノワールの他、ロートレックのモデルも務めました。
ロートレックはルノワールとは対照的にヴァラドンを厳しい生活を生きる女性のモデルとして描きました。
「二日酔い」1888年
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック フォッグ美術館蔵(アメリカ マサチューセッツ州ケンブリッジ)
23年7月17日撮影
「ピンクサクリーナ」
一重咲きの5枚の花弁が桜のようなハート型で、おしべも美しいバラです。わずかに紅をさしたようなピンクの花弁が咲くにつれ桜色となり、散り方もひらひらと桜の花のようで優雅です。花付きもよく、どんどん新しい花が上がってきて、1房に1~15輪もの花がまとまって咲きます。ピンクサクリーナは黒点病に強い修景バラです。うどん粉病に強い。鉢植えや花壇、オベリスクなど使い勝手が良いので、用途やシーンを選ばずに用いやすい品種が多いです。シュラブローズは冬に強い剪定をして木立ちにしてもいいし、トレリスとかオベリスクに誘引しても楽しめます。ベランダで楽しめるつるばらと言う感じです。
品種名 ピンクサクリーナ
咲き方 四季咲き
花色 淡いピンク系
香り 中香
作出年 2006年
作出者 Meiland
作出国 フランス
参照
https://www.baranoie.com/shopdetail/000000002384/
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