「アシェットデセールの世界⑤」ミルフィーユマロン~短歌と写真で綴る世界文化紀行
私はアシェットデセールが大好きです。デザートのことかな、と予測ができてもデセールの特徴について分からない方も多いでしょう。今回はデセールの意味や種類について説明し、デセールの例をご紹介します。まずはデセールの意味についてご説明します。「デセール」とはフランス語でデザートのことをいいます。「dessert」は英語で食後のデザート(お菓子などの食べ物全般)のことを指しますが、フランス語では「デセール」と読み、同じくデザートという意味です。フランス料理ではデザートを提供する前にテーブルの上を1度きれいにし、デザート用のカトラリーが用意されその準備が整ってから初めてデザートが提供されます。「食事を片づけること」をフランス語ではデセール(dessert)と言い、これがデザートを意味するデセールの語源と言われています。なおアシェットは皿盛りを意味します。
口語短歌
パティスリーローブ花鏡庵「ミルフィーユマロン」のデザート
「培ったパリでの経験活かしつつ 創造するはこだわりスイーツ」
サックサクに焼きあげたパイ生地にアイスクリームとマロンクリームを合わせました。栗の風味を引き立てる濃厚なクリーム、渋皮ごと煮込んだ栗にひと粒のせた塩がアクセントに。秋の香りを楽しむミルフィーユです。
製作者
<パティスリー ローブ 花鏡庵>平瀬祥子氏
ホテルニューオータニ熊本でお菓子の世界へ。2003年渡仏。パリ最古のパティスリー<ストレー>で研修をスタート。2年後にはパティスリー<パスカルピノー・パリ>のスーシェフに。パティスリー<パスカルピノー・パリ>のシェフパティシエに就任。2011年帰国。<エディション・コウジ シモムラ><レストラン・アイ>のシェフパティシエを務める。2016年シェフ今橋英明氏と<レストラン・ローブ>を開業。2018年度版~2023年度版ミシュラン1ツ星獲得。2020年度ゴ・エ・ミヨ ベストパティシエ賞受賞。2022年に、石川県金沢市に<パティスリー ローブ 花鏡庵>をオープン。
参照
https://delishkitchen.tv/articles/996
https://www.mistore.jp/shopping/event/nihombashi_e/france_02_50