暗闇が徐々に青紫色になり、遠くに赤い一条の光が差し込むとき、自然の神秘と大いなる力を感じます。2023年は新たな時代の幕開け。コロナが感染拡大したこの3年間は、国境を超えて互いを理解し、手と手を取り合う心こそが、人類と地球を守り、未来を築くのだと、再認識した時期でもありました。地球は、かけがえのない美しい星。世界はつながっていることを、各国の日の出が思い起こさせてくれます。
ケニア「アンボセリ」
口語短歌
「朝焼けに写しだされた像の群れ 地球の神秘万感胸に」
アフリカゾウの生息数が多いことで知られ、キリマンジェロを望むことができる。
キリマンジャロをバックに広大な草原が広がるアンボセリ。象の群れをはじめ、野生動物の数はケニアでも随一です。大草原を駆ける生き物たちの姿をお楽しみください。大きな象が列をなして歩く姿や様々な草食動物たち、運がよければチーターなどの肉食動物にも会えるかもしれません。
アメリカ「グランドキャニオン」
口語短歌
「美しさ際立つ地層壮大で 歴史を刻む日の出感動」
地球の悠久の歴史を刻む地層が広がる。日の出の直前には満天の星も。
グランドキャニオンは壮大で、いつ見ても感動を与えてくれるが、真上に太陽がある日中より、日光が斜めにグランドキャニオンを照らす、サンライズやサンセットの時間帯がグランドキャニオンの美しさが際立つ。サンライズはマーサーポイントやヤキポイント、サンセットはヤバパイポイントやホピ・ポイントがお勧め。サンライズは15分前にスタンバイして日が昇ってから20~30分後まで、サンセットは30分前にスタンバイして色の変化を楽しみましよう。
アメリカ「ニューヨーク」
口語短歌
「年2回朝日と街が調和する 太陽の動きマンハッタンヘンジも」
朝日とマンハッタンが調和する神秘的な光景を見に、撮影スポットは賑わう。マンハッタンヘンジ、またはマンハッタン至点とも呼ばれるこの現象は、ニューヨークで人気の天文現象です。太陽の動きがマンハッタンの東西方向の通りと完全に一致するときに観られ、年に2回観測できます。この稀な瞬間を捉えようと、ナン万人もの人々が通りに流れ込み、交通さえストップしてしまいます。
写真マンハッタンヘンジ
メキシコ「グアナファト」
口語短歌
「グアナフアト朝日によって変化する くっきりと見えるカラフルな街」
スペイン植民地時代の美しいコロニアル建築で有名。黄色い建物はグアナファト聖母大聖堂
グアナフアトは山に囲まれていますので、日が見えてくる時間も少し遅め。ほんの少し早起きするだけで、山から出てくる朝日と、その朝日によって変化していく街を見ることができます。ある程度日が昇るとグアナフアトのカラフルな街並みがよりくっきりと見えてきます。
参照
https://www.kateigaho.com/travel/125338/
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