ケンチャン走る！

前回の続き

まずは前回紹介できなかった写真を掲載します。






















≪ケンチャン走る！≫
ステージ終了後、事件は起きた。

「帰りのバスが行ってしまった！」

KOBの出演は最後から２番目。

次のバスはいつ来るのか、衣装を着替えてフロントへ確認してみると
「次は１６：０１に来ます」とのこと。

現在時刻１６：００。

あと１分でバスが来てしまう・・・


急いでホテルから出たものの１分ではバス停に間に合わない。

しかし、このバスを逃すと帰りの時間が遅くなってしまう・・・

皆で相談する時間はなかった。


ケンチャンは１人走った。

ホテルを出るとバス停の姿は確認できるものの、走っても時間に
間に合いそうもなかった。

それでもリーダーの責任感からなのか、後から続くメンバーの為、
精一杯走り続けた。

自分が先に着き、バスの運転手に少し待ってもらおう。
それだけを考えながら。


ケンチャンが目的地に到着すると、まだバスの姿はどこにも
見えなかった。

どうやら間に合ったらしい・・・

しばらくして残りのメンバーと、２人の作家の先生方（堀あかね先生と
平塚ひろみ先生のことです）が息を切らしながらやって来た。

バスに間に合ったことを安心している暇もなく、すぐにバスが到着した。


整理券を手に取り、それぞれの席に座った。

しばらくの皆で楽しいバスの旅を楽しんでいたが、ふと料金が気になり
皆で正面に目を向けると６１０円の文字が表示されていた。

初めて乗った路線だったので、いつ仙台駅に到着するのかわからないし、
料金も１，０００円以上かかることを皆で覚悟した。

不安な気持ちで空気が重く感じ始めた頃、窓の外に見慣れた風景が現れた。

けれども、何時に仙台駅へ到着するのか見通しは立たなかった。


「次はJR東日本前・・・」の声が車内に響き渡ると、女性の乗客が
ボタンを押した。

彼女は私たちの話を聞いていたようで、こちらを向いて親切に教えてくれた。

「仙台駅へ行くなら次で降りた方がいいわよ。この先車が混むから
いつ仙台駅へ到着するのかわからないしね。」

彼女の助言を聞き、バスが信号で停車すると急いで両替を済ませた。

バス停へ到着すると私たちは７８０円を支払い、親切な女性と一緒に
バスを降りた。


親切な女性はバスを降りた後も親切で、「仙台駅はわかりますか？この道路を
真っ直ぐ行けば仙台駅に着きますよ。」と教えてくれた。

彼女にお礼を述べ、私たちは仙台駅へ向かった。

駅へ着くと食事をしながら１時間ほど休憩し、それぞれの家路へ向かった・・・

何だか慌ただしい一日でした(>_<)


≪KOB企画新プロジェクトについて≫
　進行状況：６５％

　彼女たちは県内各地で活躍しています(^^♪