久々にやって来ました、『KOBは見た!』のコーナーです(笑)
それでは、ツカチャンからの報告です(^^ゞ
昨年の12月下旬、私は家族とともに飛行機で飛び立った。
行き先は南国、沖縄。
空港へ到着すると、12月とは思えない暖かな空気が体を包み込んだ。
沖縄は本当に冬なのだろうか、いつもながら東北の凍えるような寒さとは大違いだ、
第一にそう思った。
旅の目的は沖縄にいる親類に会うことなのだが、今回はもう1つ重要なミッションがある。
それは...酒場巡りだ!
酒場巡りといっても、目的は泡盛やオリオンビールを飲むことではない。
1月の再レコーディングが終わるまでは酒を断つと自ら決めていたし、メディアに取り上げ
られるような歌手になったからには最善の状態で歌に臨みたいと考えていた。
そういう決意があったからこそ、お酒に誘惑されることはなかった。
さて今日はこの店にしよう、ツカチャンは店内に入った。
すると1枚のポスターが目に入った。
「ネーネーズか、これは見る価値があるな。」と、ツカチャンは心の中でつぶやいた。
酒場で時おり催されるステージを鑑賞し、それを自分たちの歌やパフォーマンスへ生かすこと、
それが酒場巡りの目的だった。
会場は既に観客で一杯だった。
「ステージにあるのはスタンドマイクか。KOBのスタイルと一緒なのかな」、そんなことを
考えているとネーネーズがステージに現れた。
「なんだこれは!、すごいなあ。なるほど、こう歌えばいいのか。体を動かしても口をマイクから遠ざけないよ
うにする...。お、これは今の自分たちに足りないな、宮城へ帰ったらすぐにメンバーに教えなくては!」
来年はもっと観衆を喜ばせたいし、勇気づけたい。一年も歌ってきたのだからパワーアップ
したところを見てもらいたい。
沖縄へいる間、ツカチャンは様々な酒場へ足を運び、ステージから学べるところはすべて学んだ。
「お客さん、今夜のステージどうでした?」、店主が近づき声をかけてきた。
「いや、本当に良かったですよ。私たちも彼女たちのようなスタイルで歌えたらなあ...
そんな風に考えてしまいましたよ。」
「えっ、お客さんは歌手なの?」店主は驚いた様子だった。
「私たちは宮城県で今年、『伊達なKOB』というグループを結成してCDを出したんですよ。」
「へえ、伊達なKOB...ちょっと待ってね。」そう言い残し、店主は店の奥へ行ってしまった。
しばらくして、店主が笑顔で近づいてきた。
「今パソコンで調べてみたんだけど、伊達なKOB、ありましたよ!ブログやっているんですね。」
店主は少し興奮気味でこう言った。
「そうなんですよ。あと、YouTubeへ動画を流したりもしてますよ。」、ツカチャンは得意げに言った。
「すごいね、お客さん!歌をぜひ聴いてみたいねえ。」
「よろしかったら、これ聴いてください。」、ツカチャンはかばんの中から『この世を花に』の
CDを取出し、店主へ差し出した。
ツカチャンには、更にもう1つ目的があった。
沖縄の人たちに伊達なKOBを知ってもらうこと。
その目的を果たすため、重い旅行鞄に伊達なKOBのCDとポスターをこっそり忍び込ませていた。
そして外を出歩くときには、必ずその2点を持参した。
「ありがとう、お客さん。後でゆっくり聴かせてもらうね。」店主はとてもうれしそうな表情を浮かべた。
「それとこれは、私たちのポスターなのですが、よろしければ店内に張っていただけないでしょうか?」
ツカチャンは店主へ向かってこう言った。
「もちろんいいですよ。店に張らせていただきます。」店主はツカチャンからポスターを受け取った...
伊達なKOBは、宮城県内だけでなく少しずつですが日本各地にファンが増えてきております。
いつか全国ネットのテレビや新聞などで自分たちを取り上げてもらえるように、地道にそして
大きく活動を展開していきたいと思います(#^.^#)
それでは、ツカチャンからの報告です(^^ゞ
昨年の12月下旬、私は家族とともに飛行機で飛び立った。
行き先は南国、沖縄。
空港へ到着すると、12月とは思えない暖かな空気が体を包み込んだ。
沖縄は本当に冬なのだろうか、いつもながら東北の凍えるような寒さとは大違いだ、
第一にそう思った。
旅の目的は沖縄にいる親類に会うことなのだが、今回はもう1つ重要なミッションがある。
それは...酒場巡りだ!
酒場巡りといっても、目的は泡盛やオリオンビールを飲むことではない。
1月の再レコーディングが終わるまでは酒を断つと自ら決めていたし、メディアに取り上げ
られるような歌手になったからには最善の状態で歌に臨みたいと考えていた。
そういう決意があったからこそ、お酒に誘惑されることはなかった。
さて今日はこの店にしよう、ツカチャンは店内に入った。
すると1枚のポスターが目に入った。
「ネーネーズか、これは見る価値があるな。」と、ツカチャンは心の中でつぶやいた。
酒場で時おり催されるステージを鑑賞し、それを自分たちの歌やパフォーマンスへ生かすこと、
それが酒場巡りの目的だった。
会場は既に観客で一杯だった。
「ステージにあるのはスタンドマイクか。KOBのスタイルと一緒なのかな」、そんなことを
考えているとネーネーズがステージに現れた。
「なんだこれは!、すごいなあ。なるほど、こう歌えばいいのか。体を動かしても口をマイクから遠ざけないよ
うにする...。お、これは今の自分たちに足りないな、宮城へ帰ったらすぐにメンバーに教えなくては!」
来年はもっと観衆を喜ばせたいし、勇気づけたい。一年も歌ってきたのだからパワーアップ
したところを見てもらいたい。
沖縄へいる間、ツカチャンは様々な酒場へ足を運び、ステージから学べるところはすべて学んだ。
「お客さん、今夜のステージどうでした?」、店主が近づき声をかけてきた。
「いや、本当に良かったですよ。私たちも彼女たちのようなスタイルで歌えたらなあ...
そんな風に考えてしまいましたよ。」
「えっ、お客さんは歌手なの?」店主は驚いた様子だった。
「私たちは宮城県で今年、『伊達なKOB』というグループを結成してCDを出したんですよ。」
「へえ、伊達なKOB...ちょっと待ってね。」そう言い残し、店主は店の奥へ行ってしまった。
しばらくして、店主が笑顔で近づいてきた。
「今パソコンで調べてみたんだけど、伊達なKOB、ありましたよ!ブログやっているんですね。」
店主は少し興奮気味でこう言った。
「そうなんですよ。あと、YouTubeへ動画を流したりもしてますよ。」、ツカチャンは得意げに言った。
「すごいね、お客さん!歌をぜひ聴いてみたいねえ。」
「よろしかったら、これ聴いてください。」、ツカチャンはかばんの中から『この世を花に』の
CDを取出し、店主へ差し出した。
ツカチャンには、更にもう1つ目的があった。
沖縄の人たちに伊達なKOBを知ってもらうこと。
その目的を果たすため、重い旅行鞄に伊達なKOBのCDとポスターをこっそり忍び込ませていた。
そして外を出歩くときには、必ずその2点を持参した。
「ありがとう、お客さん。後でゆっくり聴かせてもらうね。」店主はとてもうれしそうな表情を浮かべた。
「それとこれは、私たちのポスターなのですが、よろしければ店内に張っていただけないでしょうか?」
ツカチャンは店主へ向かってこう言った。
「もちろんいいですよ。店に張らせていただきます。」店主はツカチャンからポスターを受け取った...
伊達なKOBは、宮城県内だけでなく少しずつですが日本各地にファンが増えてきております。
いつか全国ネットのテレビや新聞などで自分たちを取り上げてもらえるように、地道にそして
大きく活動を展開していきたいと思います(#^.^#)