お久しぶりです。
今日は最近ハマっているONE PIECEの映画を観てきたので、そのネタバレ含む感想を話していこうと思います。
原作は単行本派のためジャンプの内容にまでは言及しませんが、アニメ派の方は単行本のネタバレはあるのでお気をつけ下さい。
まず今回の映画、「ねじまき島の冒険」を超えて、ONE PIECE映画史上No. 1に面白かったです!!(思い出補正込み)
遠い記憶でかなり思い出補正込みで、1番面白かった気がする、ねじまき島。
ゾロ、サンジが敵の相手をそれぞれ担当するようなバトル展開が私好みだった記憶があります。
それ以降の映画はフィルムシリーズもさらっと観たことがあったのですが、話の大まかな流れが、一旦ルフィがピンチになってからの復活で大ボス倒すようなテンプレ的な内容があまり私にはハマりませんでした。
今回の映画もあまり期待しすぎない程度に、シャンクスの新しい情報を楽しみにするくらいな気持ちで観に行きました。
しかしながら、そんな思いとは裏腹に、最高に熱い展開と、衝撃の真実に涙が止まりませんでした。
ウタの歌が多い印象は確かに受けましたが、それも込みで歌も楽しめる映画として今の流行りにもマッチした展開にONE PIECEの新たな可能性を感じました!
王道のテンプレストーリーだけでない、新しい表現方法も駆使した映画だったと思います!
お話に触れていきますと、まずは新時代で一気にウタのライブに参戦した気持ちにさせられましたね。
何度となく公開前から耳にしていた新時代。
あまりの歌声と映像に、めちゃくちゃ鳥肌が立っていました。
そんなこんなで楽しく進むライブながらも、徐々にウタの発言の端々に不穏な雰囲気を感じていました。
「永遠に続く楽しいライブ」
比喩表現か?と思いながらもどこか違和感を感じる言葉が増えていきました。
そんな不穏な雰囲気は的中し、ウタの計画がこの後徐々に明らかになっていきます。
どこかおかしいウタから一時的に避難したルフィの前に現れたのは、、、
待ってました!
トラファルガー!!!
ベポの付き合いでウタのライブに一緒に来てくれる船長とか!!!
優しすぎるだろ!!!!!!
ONE PIECEは素敵なキャラが多すぎて推しキャラがなかなか定まりませんが、ルフィは当然の推しとして、ローも推しキャラの一人です!!
ギャグ要因のベポも可愛すぎるし、殺伐としてきたウタから一時的に癒された瞬間でした。
そこに再び現れるウタ。
闇落ちを表現する曲。
ウタの極端な考え方を表す歌は恐ろしいながらも、かなり魅力的でした。
ウタウタの実の能力を打開しようとコビーやオーブン達と共に動き始める麦わらの一味。
トットムジカが鍵だとわかり、ルフィを筆頭にウタに挑んでいきます。
その戦いの中で、シャンクスも現れ、ゴードンからシャンクスとウタの別れの真実がルフィやみんなに知らされました。
ウタはシャンクスに裏切られたと聞かされていたけれど、実は真相に1年前から気づいて、苦しみながらみんなのために救世主を演じて、大好きなシャンクスを恨み続けていたと思うと、思い出しただけでも、涙が出てきます。
シャンクスとルフィの救いがあるも、トットムジカに取り込まれるウタ。
ここからの戦闘はずっと胸熱です!!!
まずはブリュレとカタクリの兄妹愛!!
本編でもこの2人の関係性が大好きでしたが、映画でもブリュレのためにトットムジカに向かうカタクリが最高にカッコよかった!!!
続いてはウソップとヤソップの親子の絆!
せいやさんも言っていましたが、ヤソップがウソップに見聞色があると信じて、ウソップにずっと語りかけていた思うと、この信頼は胸熱ですよ!!
本編ではウソップは覇気を使えるイメージは無かったのですが、一味のピンチと親子の絆で目覚めたのでしょうか?
(原作で読み流していたらすみません)
ウソップ、ヤソップ親子の指示によって現実とウタウタの世界での攻撃が見事にリンクするのは、私の中にある幼心のようなものにビンビンに刺さっていました!!
そして!
なにより私が伝えたい、この戦闘でのポイントは!
黒コビー!!!!←は?
黒コビーですよ!
ウタによって悪いやつ認定されて、衣装が変わった時に着ている黒い衣装のコビー!!!!
カッコ良すぎる_:(´ཀ`」 ∠):
あんた、黒似合い好きやで。
おばちゃんギャップにやられてしまったよ…
海軍といえば白、正義の白。
そんな真っ直ぐな白い英雄コビーも、カッコよくて大好きなのですが、急に黒衣装着てちょっと悪い感じ出されたら…
あんた…
終始コビーを画面内で探しては、ギャップに悶えていました←(もうこの人の癖の話はいいです。)
すみません、完全に趣味の話になりましたが、ここじゃないですよね。笑
戦闘シーンのラスト!
やっぱりルフィとシャンクス!!!
帽子を返すまでは直接は会わないながらも、共闘をするだなんて!!
しかも!!!
しかも、ギア5ですよ!!
納得!!
そりゃシャンクスと肩を並べて戦うには覚醒したニカの姿でないと釣り合いませんよね!!
通常アニメよりかなり先駆けて、ニカルフィをアニメ映像で見られるなんて、本当にビックリしました!!
しかも、単行本で読んだのは公開日から数日前に出たばかりの最新巻の内容ですよ!?
タイムリー過ぎるでしょ!!
狙いがクリーンヒット過ぎますよ!!!
ここはかなり胸熱でした。
そして、このままトットムジカを倒し、ハッピーエンドかと思いきや、トットムジカに取り込まれたルフィたちの心は戻ってきません。
それを知るウタは唯一助かるシャンクスからの薬を跳ね除けて、歌います。
足をひきづりながら必死に歌うウタに、心を打たれながらも、胸が苦しかった。
しっかりと歌い上げて、ウタウタの世界に取り込まれた人々をウタは救います。
しかし海軍はこのような大事件を起こしたウタをもちろん狙います。
そこで、シャンクスは改めてウタは自分の娘であると明言し、覇気で海軍を圧倒。
ウタの家族である赤髪海賊団もウタを守ります。
(ここで大号泣で過呼吸です)
海軍は手をひき、赤髪海賊団と麦わらの一味はそれぞれの航路へ。
やはりルフィとはまだ直接顔は合わせませんでした。
ルフィはおそらく眠るウタ囲んでいる赤髪海賊団を、遠くに見ます。
そこで最後にONE PIECE FILM REDのタイトル。
本当に素晴らしいお話でした。
この事件によって、ウタに対して民衆から恨みが起きないか心配でしたが、エンドロールではウタの音楽を聴いて日常を過ごすファン達。
危ない目に遭わされながらも、ウタを恨まずにウタの歌を心から楽しめて聴けているのは、やはりウタの歌声には人々を幸せにする力があったからなのでしょう。
今まで言及していませんでしたが、ゴードンも本当に素敵な人でした。
不本意ながらも自分の国を滅ぼしたウタを12年育て、歌声を世の中に広めようとする思い。音楽への愛からとはいえ、シャンクスとの約束を守り続けるゴードンには、本当に心打たれました。
トットムジカを処分できなかったことや、ウタの歌声を囲ってしまったということに、彼は自分責めていましたが、だからと言ってこれを責められる人は誰もいないでしょう。
ウソップやサンジの言う通り、ゴードンはここまでウタを育ててきたのですから。
さて、思うままに書き連ねてきましたが、改めて総評です。
初めにも書いた通り、本当に素敵な映画、ライブでした。
ONE PIECEを改めて大好きになれて本当によかった。
子供の頃の思い出のまま、ONE PIECEを読まないままでいるのは本当に勿体無いです!!
ONE PIECEは昔は面白かったではない!
今も最高に面白い!
いや、むしろこれからが絶対に面白い!!
そんな事実を改めて確信させられました。
尾田さんの連載、単行本派ではありますがこれからも楽しみに待ちたいと思います。
映画は2回見ましたが、実は第3弾特典を貰えると思って行ったところ、まさかの来週からだったことを知ったので、恐らく3回目を行ってきます!!
何回見ても発見があるはずですし、3回目は画面の端々に意識をしながら特典を貰いつつ観に行ってきたいと思います。
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