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映画「赤壁」「レッドクリフ redcliff」

2020-11-27 13:32:37 | 日記

映画 赤壁 レッドクリフ redcliff

映画「赤壁」は、呉宇森ジョン・ウー監督が、陳寿(233-297年)の「三国志」を100億円超の製作費をつぎ込んで映画化した超大作です。

アメリカ、中国、日本、台湾、韓国から100億円の製作資金を集め、香港、 中国、台湾、日本、モンゴルから集めた豪華キャストで映画化された「赤壁」は「レッドクリフ」という別名が象徴するように、アジアだけでなく、欧米市場、いや世界を視野に入れたマーケティング戦略で作られているように思います。

映画「赤壁 レッドクリフ」は、陳寿の「三国志」という歴史書を主軸にしているとは言え、一般大衆が知っているのは中国文学の四大古典小説とされている羅貫中の「三国志演義」ですから、面白おかしくストーリーを展開した「三国志演義」の話の方を取り入れて赤壁の戦いを描いていくのは当然と言えます。

魏・呉・蜀の三国が鼎立していた西暦200年頃の中国・三国時代を舞台に、80万の軍勢を率いる曹操の魏軍と、たった5万の呉の孫権、蜀の劉備による連合軍が「赤壁」で対決した三国志史上最大の合戦“赤壁の戦い”を描くことが主題であることは、今更書く必要もないほど皆様の方がよくご存じです。

『レッドクリフ PartI』原題:赤壁 が2008年、

『レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-』原題:赤壁2 決戦天下が2009年に公開されました。興行成績も評価も大変好調だったようで、呉宇森ジョン・ウー監督も安堵されたことでしょう。

上の二枚の画面には、主役が描かれています。

重要な主役である諸葛孔明役に日本人の金城武さんが出ているというのも嬉しいことです。この「三国志演義」を一番良く読んでいるのはおそらく日本人でしょう。といっても、人口比率でです。そして、漫画本も入れてのことです。

周瑜: 梁朝偉 トニー レオン

小喬:林志玲 リン チーリン

諸葛孔明:金城武 かねしろ たけし

曹操:張豊毅 チャン フォンイー

 

陳寿の「三国志」では、魏の曹操が主役のように見えます

それから約1000年を経て編纂された「三国志演義」では、諸葛孔明に  重点が置かれています。

蘇軾の「赤壁賦」では、周瑜に焦点を当てています。

面白いでしょう?この観点からの記事を書いてみたいと思います。

 

 


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