これだけの県内の政界の重鎮が一斉に辞任すれば一時的とは言え広島県の政界は混乱するだろう。
そもそも論として、地元に根を張った議員一族でない河井前法務大臣容疑者が一代でここまでのし上がる事自体不思議。しかも妻の案里参議院容疑者は、県外出身であるにも関わらず、河井容疑者が法務大臣になる前から県議に当選し、無所属で知事選にも出馬し落選すると、再度県議に返り咲いている。
多分、自民党広島県連は、このお騒がせ夫妻を良しとはしなかったはずだ。
しかし、最終的には、案里容疑者は現職を押しのけて参議院議員のバッチを手にした。
広島県の保守系政治はどうなっている。
そして何が起こっているのか?
ある意味、夫の票で妻が県議になる事自体御法度なはずが、それどころか、参議院議員まで上り詰めた。
そんな力を河井容疑者は一代で築き上げた。摩訶不思議。
後ろ盾は誰なのか?
今回の地検のした事は、正に一網打尽。
地検は最初からこれを狙ったのか?それともまだ隠し球があるのか?
広島県の政界の闇に光が当たるのか?
それとも闇は闇のまま、処理されるのか?
はたまた闇はないのか?
よくわからない、地方の事件である。