2013年にはじめてバリ島ウブドに行き、最初に見たバリ舞踊が、このグヌンサリGunung Sariという舞踊団。なんの予備知識もなく(今だによくわからないままですが)見て、その時受けた感覚がずっと残ってます。
特にクビャール•トロンボーンという、男性舞踊手が妖艶に華やかに踊る(私にはそうみえたのですが)姿は、忘れられないものとなりました。
ゲストハウスのハイアットさんにバイクの後に乗せられて、暗闇の中、どこに連れて行かれるのかという印象でしたが、到着した場所は立派な王宮のようでした。
屋外につくられているステージの前に並べられている椅子に座りガムランの音が鳴り出すと、もう、異世界の始まりです。花をまく最初の踊りも印象的でした。 日本語で印刷されたプログラムにはウエルカムダンスと書かれていました。
全てを見終わって茫洋としながら席を立ち上がり、待っていてくださったハイアットさんとところへ行くと、やはり、異世界から帰ってこられた様子でした。見慣れているはずなのに… 観光客ためのもの以上に芸術であることがよくわかりました。
ウブドでは毎晩どこかで、様々な個性を持つバリ舞踊の公演があり、以来、ウブドに来る度の楽しみとなりました。1000円ぐらいで見れる贅沢です。
写真は、2015年、6月に行った時のものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます