8月○日 入院生活3日目
この日は起床とほぼ同時に看護師が検温に来た。
久々に熟睡できたようだ。少し肺が痛むが体が軽い。
検温と血中酸素濃度を計ってもらう。
看護師「うん、平熱。酸素濃度の数値も通常に戻りましたね。鼻カニューレ外してみますか?」
自分「じゃあ、試しに。息苦しく感じたら、またつけますから。」
看護師がナースセンターに戻っていく。
ゆっくりと深呼吸をしてみる。
うん、苦しくない。
レムデシビルが効いているようだ。この薬、調べたら一本6万円以上するらしい。
6日間打ったら…
コロナは指定感染症なので医療費は無償だが、なんだか申し訳ない気になってくる。うん、頑張って治すぞ。
しかし、暇だ。
食事を終えたらテレビみるかスマホでネットかゲームするくらいしかできない。いい忘れていたが病室から一歩も出られないのだ(当たり前だ)
たまに会社の同僚からメールやLINEで社内の近況報告をうける。
どうやら続々と陽性者が増えているらしい。
T沢、M西から始まり、現時点で○人感染、濃厚接触者数名、まだまだ増えるのか?業務は止まってないらしいが。
これもう、クラスターじゃね?
T沢が持ち込み、M西が撒き散らしたコロナ。ちなみに二人とも何の処分もお咎めもなし。T沢は仕方ないとして、M西、お前は何らかの処分を受けるべきだ。
マスクすると息苦しいから、そんな自分勝手な理由でノーマスクで社内中にコロナをばらまいた。お前のせいで沢山の同僚が苦しんだんだ。
馬○は○んでも治らない、か。
自分の親世代がよく使っていた言葉が頭をよぎる。
続きます