8月○日
保健所の担当者から電話。
「○○さん、入院先が見つかりました。○○病院です。」
とりあえず一安心だ。保健所の担当者から、前もって入院に必要な準備をしておいてくださいと言われていたので、いつでも入院できる。
準備した物は
数日分の着替え(下着、靴下、パーカー等の羽織るもの)
普段、飲んでいるプロテインやサプリメント(病院食だけだと不安だった)
手指消毒用のアルコールジェルとシート、それと不織布マスクを箱で(入院日数がわからなかったので多めに)
スマホ充電器(これ重要です)
こんな感じです。歯ブラシ類や洗顔、シャワー時に使うタオル類は病院で買えたりレンタルできます。
話を戻します
保健所の担当者
「○時に民間タクシーがご自宅まで伺います。到着次第、お電話しますので。」
タクシーで送迎、本当に助かる。
しばらくして電話が鳴る。
「お待たせしました。到着しました。」
ふらつきながらタクシーに乗り込む。荷物はあるが、そのまま後部座席へ。
コロナ陽性患者を乗せるのだから当然だ。運転手も近寄りたくないだろう。
運転手「では向かいますね」
中年の女性運転手だった。安全で丁寧な運転で快適に過ごせた。(運転手さん、本当にありがとうございました)
10分ほど走っただろうか、入院先の○○病院に到着。
運転手「警備員さんがくるので保険証用意してください」
ほどなくして警備員が来る。
警備員「これに保険証入れて」
透明で小さめなビニール袋の口を開けながら警備員が言う。
これ、PCR検査の時もやられたなぁ。
と思いながら慎重に保険証を袋に入れた。陽性患者だもの、仕方ない。
警備員とやり取りしてる間に防護衣の看護師さんが来る。
看護師「座ってください」
車椅子だ…乗ったことない。俺、普通に歩けるんだけど。皆そうしてるのかな?
ゆっくりと車椅子に乗る
看護師が力強く車椅子を押しながら
「今からレントゲンとCT撮りますね」
そう言って、院内へと入っていった。
続きます