結局、一週間じゃなく4日で返却した。 平日は乗れないし、もう十分感あったし(^^;
イタリア車のイメージは「壊れる」が先行するだろうけど、バイク乗ってて分かります。 「ほとんど問題無い」です。 ただ、日本車と違って、基本的なメンテナンスを忘れると痛い目にあうかもしれない。 エンジンオイル一つとっても、日本車なら交換しなくても走ってそうだけど、コレをイタリア車でやったら大変でしょう。 だから、維持費はその基本的なメンテナンスを、しっかりやってる人か、やってない人かで印象が変わるだろう。
第一印象は「ドイツ車!?」だった。 もっと「暴れん坊」を想像してたけど、ブレラとかと違ってそんなコトは無さそう。
シートを合わせてハンドルを調整するのだが、上下は出来るけど前後は出来ません。 手が短いのか、足が長いのかどっちか分からんが、オイラにはもう少し手前に来てほしかった。 さらに、下にもう1~2cm下がってくれると丁度良かった。 気を緩めてシートに座ると、メーターが削れて見えた。
アクセル・ブレーキについて少し気になった。 日本車の場合、アクセルに軽く右足を乗せ左にスライドするとブレーキに当たると思うが、この車はそうではない。 ほぼ平行になるのだが、運転しにくい大きな靴を履いてると、ブレーキ踏みながらアクセルも踏んでしまう、てなコトになるかもしれん。
ハンドルの左側は「オーディオ音量と消音ボタン」。 ただ、消音ボタンは機能しなかった。 右は「オーディオセレクトとチャプターボタン」。 このボタンは左に集中させて、右側はエアコン操作。とくに内外気ボタンを設定してくれてるとありがたい。
メーターはこんなん。 昼夜ともに見やすいメーター。 真中のモニターは表示変更できるのかな。 説明書読まなかったので分からない。 シフトインジケーターが小さくて分かりにくい。 左上に時計があるが、出来ればセンターコンソールに付けてほしかった。
そのインジケーターのボタン。 一回操作してみたけど直ぐ元に戻した。
左「ウィンカー・ライトスイッチ」と右「ワイパー」。 ウィンカーについては「スイッチ入れた感」が無くて嫌だった。 車線変更などする時2~3回点灯させるけど、勝手にスイッチが入ってしまい、キャンセルする為にいちいちもう一度スイッチ入れないとキャンセル出来ない時があった。 ライトについては、〇がOFFだと思う。 この場合、ポジションランプ・尾灯が多分点灯しないので、↑のAutoにするか、↓の強制点灯にするかどっちかだと思う。 なぜ、分からないかと言うと、車渡された時に「ポジションランプは常時点灯になってますので」と言われたから。 その場合、尾灯(車内灯も)は点灯しないので、
トンネル入るとこんな感じでメーターは読み取れません。 Autoにしとくのが良いのかな!?
運転席の窓開閉とミラー調整ボタン。 Autoになってて、途中で止めるのが慣れが必要。
この車はアイドリングストップ機能が付いている。 停車中、一定条件がそろえば停止します。 「丸にS」マークがそうね。
この機能については、どこかのインプレで「右折待ちで停車してて、タイミング良く出ようとしたらエンジンがなかなかかからず嫌だった」などと書いてたのもあったが、対策として、ブレーキを少し緩めるなどしてエンジン始動する対策すれば良い問題だと感じた。 マニュアルベースのオートマなので、坂道だと一旦下がる時があったのにはビビッた。
真中のスイッチは、左から「フロントフォグランプ・リアフォグランプ・アイドリングストップ解除・ドアロック」
フォグランプはしっかりその機能を果たしていた。
リアテールとリアフォグランプ。 最近のLEDのテールランプはあんま好きじゃないけど、この感じは好きだな。 リアフォグは片方が多いけど左右光るんだね。
エアコンは使い勝手よし。 このクラスでデュアルにしてのがスゴイ。 オイラは必要ないと思うけど(^^;
ディーラーが進めてた「DNA」のスイッチ。 通常でも固めなサス(普段オイラが乗ってる車から考え)だが、「D」にすると明らかに変化した。 回転数も高めで維持して結構楽しめた。
ギアとドリンクフォルダ。 「TCT」は慣れた頃面白くなった。 コレは壊れなきゃお勧めだね!! 渋滞では結構ぎくしゃくして不快だったけど(^^; しかし、PからDに移動するのは問題ないが、DからRに移動させる時、Pまで行っちゃったりと、差があまり感じられなかった。 バックしようとしたらPに入ってたとか結構あった。
それと「マニュアルモード」にした場合、普通「ギアアップ時に前、ギアダウン時に後」ではないのかな。 この車は逆になってるので「ギアダウンしたいのにアップした(その逆も)」レース車両がこのパターンだから別にいいのかな。
真中。 物入れになってる。 吹き出し口はフロントガラスの曇り止めの為にあるようだけど、運転席についてると、目に向かって吹き出してるようで気になった。
バックミラーとシートベルト警告灯。 バックミラーは自動調整。 警告灯はしてないと喚き立てる。
日よけと鏡。普通。
夜の車内。 見やすくて良い(^-^)
キー。 プッシュドスタートって言うんか!? その機能が無いので、いちいちキーを出さないといけない(^^; キーもゴツイのでキーケースなど使えません。
最初の印象と違って、とても良い車に仕上がってると感じた。 さすがに日本車のイメージでコレに乗っちゃうと、いろいろと不便な点はあると思うが、オイラは抵抗なく試乗出来た。 デザインも好みだし好感もてる。
エンジンについては、ボロ車乗ってるオイラからすれば快適。 本当にスポーツしたいなら「クアドリフォリオ ヴェルデ」がお勧めなんだろ。 オイラが試乗した「スプリント」は、パドルシフトついてなかったので、買うならムリしても「コンペティツィオーネ」を選択する。
ただ、オイラはこの車は選択しない(^^; 車でガンガン飛ばすコトないし、移動手段としてはもったいない。 正直、車返却して自分の車乗った時「やっぱコレだな」と思った(笑)
でも、1週間の試乗を(してないけど)させていただいたAlfa Romeoディーラーさんには感謝いたします。 気が変わって乗る機会がありましたらよろしくお願い致します!!
※あくまでも個人的感想です。 いちゃもんはお断りいたします。