初めての青森県!
青森の夏は最高だった!
まずは、本州最北端、下北半島へ


日本三大霊場の一つである、恐山
862年、慈覚大師円仁は
「東へ向かうこと三十余日、霊山ありその地に仏道をひろめよ」との夢のお告げに従い、
諸国を行脚、そして辿り着いたのが、この地 恐山であると言われている。

下北地方では「人は死ねば(魂は)お山(恐山)さ行ぐ」と言い伝えられている。
硫黄臭が立ち込める賽ノ河原は、ほとんど植物も育たず、荒涼としている。
積み上げられた小石、風車、卒塔婆、お地蔵様は、この地に集まる死者への鎮魂の思いを表しているようで感慨深い。

その奥に突如と現れる宇曽利湖(うそりこ)は、エメラルドグリーンに輝き神秘的。
この日は、曇りだったので、その輝きは一部しか確認できなかった。
晴れていれば、どんなにか美しかっただろう。
そして、その景観から、賽ノ河原とは対照的に極楽浜と呼ばれている。
湖水は強い酸性で、生息している生き物はわずかだという。
湖に手を入れてみると、ほんのり温かった。

ところかわって、恐山とは全く趣の違う、ここは、奥入瀬渓流
十和田湖から続く14kmの渓流は、国指定の特別名勝及び天然記念物だ。
渓流沿いに車道と遊歩道が整備されていて、
車窓からでも眺められるので、観光バスがひっきりなしに通る。

車窓から眺めて通過してしまうのは、かなり もったいない。
ここはオアシス


時間に余裕があれば、14kmを歩いてみたい。
ただし、渓流沿いはアブが多いので注意。

代表的な滝、銚子大滝
奥入瀬渓流にはいくつもの滝が点在し、すべてを見ようと思うと車窓からでは無理。

奥入瀬渓流の緑がドドーンと迫る高級ホテルのラウンジで

りんごパイのスイーツを食したり…
ハーブティーとのセットで、けっこうなお値段したけど…気分はセレブ。
まったり~~

はたまた、開湯400年の歴史を持つ、日本三秘湯の谷地温泉に宿泊したり・・・
ヒバ造りの浴槽には薄く白濁したお湯が満々と
なんと足元から湧いているので驚きだ。
ぬるめの湯、あつめの湯の2つがある。

ここは、昔ながらの風情漂う湯治宿
う~ん、山小屋を良くした感じかな。
廊下も階段も木造で、ギシギシ鳴る
そうでないお部屋もあります

日をかえて、山の中の1軒宿、猿倉温泉に宿泊したり…
奥入瀬渓流や十和田湖にある旅館やホテルへお湯を引いている。
まさしく元湯・湯元…
部屋にはテレビなし。
浴場にはカランなし、シャワーなし、ドライヤーなし。
なんと、自家発電のためドライヤーが使えないんだって。

車を走らせて八甲田山麓をぐるりん
スイレンの花が咲く沼があったり…

朝もやがかかる池?かと思いきや、ここは地獄沼

近寄ってみると、硫黄臭がする。
朝もやではなくて、湯気だった
少し白濁していて、温かかった。
大自然の天然風呂だ~
ホントに入っちゃダメよ

そして、道路を挟んだところに…
まんじゅうふかし とな?
どんな温泉饅頭が食べられるのかと楽しみにしている人を思いっきり裏切る
そう、ここには何も売っていない。
あなたのお尻を蒸かしてみてねん

そして、車を走らせ、有名な酸ヶ湯温泉に立ち寄る。
強酸性のお湯、ヒバ千人風呂で全国に知られている。
昭和29年、国民温泉保養地第1号に指定された歴史ある湯治宿。
駐車場は平日にも関わらずいっぱい。

千人風呂は、今も混浴を守っている。。
見せればまいね(見せてはいけません)。
見てはまいね(見てはいけません)。
でも現実は女性にとって入りにくいお風呂のようです。
女性専用時間があるけど、宿泊しないと無理。
今回は入浴お預け~
千人風呂ではない男女別風呂はありますよん

またまた車を走らせて、H7年竣工の城ヶ倉大橋へ
上路式アーチ橋としては、日本一の高さ!122m!
橋の中央に来ると、城ヶ倉渓谷を風が吹き抜ける。
橋から下を覗けば、ひょえ~~(><) あまりの高さに足がすくむ
後で知ったんだけど、自殺の名所だって…ガーン

かやの茶屋では、三杯茶をぐびぐび頂いて、お茶っ腹
1杯飲めば、3年長生き
2杯飲めば、6年長生き
3杯飲めば、死ぬまで長生きする
という、長生きのお茶…
香ばしいお茶だった。
私は元気で長生きするよ!
城ヶ倉大橋から身を投げる前に、このお茶を飲んで欲しいな…。

そして、ここは絶対外せない。
八甲田山雪中行軍遭難の地

明治35年 日本山岳史上最大の雪山遭難事件が起きてしまった。
小説や映画で再現されて、その概要を知っていたけど、
現地に行ってみたいという強い気持ちがあって、今回の青森の旅では外すことができなかった。

仮死状態で発見された後藤房之助伍長の銅像
発見された当時の姿が再現されている。
これも後で知ったんですが、遭難の地は心霊スポットだそうです。
100年以上経った今でも、噂が絶えないそうですが…
八甲田山に限らず山では遭難事故が起き、命を落とした登山者も数多い。
登山する私は、山で一度も心霊現象を体験したことがないのです。
真っ暗なテント場のトイレやうっそうとした樹林帯、ちょっと不気味に感じるところでも心霊的恐怖を感じたことがない。
だからなのか、この地を訪れてもそういった霊を感じることはなかったです。

そして、遭難の地を訪れたら、ぜひ立ち寄りたいのが幸畑地区
資料館、陸軍墓地があります。車で30分くらい離れてます。
記念銅像がある馬立場にも鹿鳴庵という記念館があります。
ここも入館しました。
当時の写真や装備衣類などが展示されています。
さて、夏の青森!
クライマックスは…

ねぶた祭り!だ―――

19:10 スタート!

ラッセラー ラッセラー



迫力満点!


迫りくるねぶたに大歓声

動画でUPしたいんだけど、どうやったらいいの?
ねぶた祭、最高です!
そんなこんなで 青森の夏旅を楽しんだこまちでした。
登山はしてないので、またいつか将来、青森に行くでしょう
長いレポにお付き合いいただきありがとうございました。
< 完 >
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青森の夏は最高だった!
まずは、本州最北端、下北半島へ



日本三大霊場の一つである、恐山
862年、慈覚大師円仁は
「東へ向かうこと三十余日、霊山ありその地に仏道をひろめよ」との夢のお告げに従い、
諸国を行脚、そして辿り着いたのが、この地 恐山であると言われている。

下北地方では「人は死ねば(魂は)お山(恐山)さ行ぐ」と言い伝えられている。
硫黄臭が立ち込める賽ノ河原は、ほとんど植物も育たず、荒涼としている。
積み上げられた小石、風車、卒塔婆、お地蔵様は、この地に集まる死者への鎮魂の思いを表しているようで感慨深い。

その奥に突如と現れる宇曽利湖(うそりこ)は、エメラルドグリーンに輝き神秘的。
この日は、曇りだったので、その輝きは一部しか確認できなかった。
晴れていれば、どんなにか美しかっただろう。
そして、その景観から、賽ノ河原とは対照的に極楽浜と呼ばれている。
湖水は強い酸性で、生息している生き物はわずかだという。
湖に手を入れてみると、ほんのり温かった。

ところかわって、恐山とは全く趣の違う、ここは、奥入瀬渓流
十和田湖から続く14kmの渓流は、国指定の特別名勝及び天然記念物だ。
渓流沿いに車道と遊歩道が整備されていて、
車窓からでも眺められるので、観光バスがひっきりなしに通る。

車窓から眺めて通過してしまうのは、かなり もったいない。




時間に余裕があれば、14kmを歩いてみたい。
ただし、渓流沿いはアブが多いので注意。

代表的な滝、銚子大滝
奥入瀬渓流にはいくつもの滝が点在し、すべてを見ようと思うと車窓からでは無理。

奥入瀬渓流の緑がドドーンと迫る高級ホテルのラウンジで

りんごパイのスイーツを食したり…

ハーブティーとのセットで、けっこうなお値段したけど…気分はセレブ。
まったり~~


はたまた、開湯400年の歴史を持つ、日本三秘湯の谷地温泉に宿泊したり・・・
ヒバ造りの浴槽には薄く白濁したお湯が満々と
なんと足元から湧いているので驚きだ。
ぬるめの湯、あつめの湯の2つがある。


ここは、昔ながらの風情漂う湯治宿
う~ん、山小屋を良くした感じかな。
廊下も階段も木造で、ギシギシ鳴る
そうでないお部屋もあります

日をかえて、山の中の1軒宿、猿倉温泉に宿泊したり…
奥入瀬渓流や十和田湖にある旅館やホテルへお湯を引いている。
まさしく元湯・湯元…

部屋にはテレビなし。
浴場にはカランなし、シャワーなし、ドライヤーなし。
なんと、自家発電のためドライヤーが使えないんだって。

車を走らせて八甲田山麓をぐるりん


スイレンの花が咲く沼があったり…


朝もやがかかる池?かと思いきや、ここは地獄沼


近寄ってみると、硫黄臭がする。
朝もやではなくて、湯気だった

少し白濁していて、温かかった。
大自然の天然風呂だ~

ホントに入っちゃダメよ


そして、道路を挟んだところに…
まんじゅうふかし とな?
どんな温泉饅頭が食べられるのかと楽しみにしている人を思いっきり裏切る

そう、ここには何も売っていない。
あなたのお尻を蒸かしてみてねん


そして、車を走らせ、有名な酸ヶ湯温泉に立ち寄る。
強酸性のお湯、ヒバ千人風呂で全国に知られている。
昭和29年、国民温泉保養地第1号に指定された歴史ある湯治宿。
駐車場は平日にも関わらずいっぱい。


千人風呂は、今も混浴を守っている。。

見せればまいね(見せてはいけません)。
見てはまいね(見てはいけません)。
でも現実は女性にとって入りにくいお風呂のようです。
女性専用時間があるけど、宿泊しないと無理。
今回は入浴お預け~

千人風呂ではない男女別風呂はありますよん

またまた車を走らせて、H7年竣工の城ヶ倉大橋へ
上路式アーチ橋としては、日本一の高さ!122m!
橋の中央に来ると、城ヶ倉渓谷を風が吹き抜ける。
橋から下を覗けば、ひょえ~~(><) あまりの高さに足がすくむ

後で知ったんだけど、自殺の名所だって…ガーン


かやの茶屋では、三杯茶をぐびぐび頂いて、お茶っ腹

1杯飲めば、3年長生き
2杯飲めば、6年長生き
3杯飲めば、死ぬまで長生きする
という、長生きのお茶…
香ばしいお茶だった。
私は元気で長生きするよ!
城ヶ倉大橋から身を投げる前に、このお茶を飲んで欲しいな…。

そして、ここは絶対外せない。
八甲田山雪中行軍遭難の地

明治35年 日本山岳史上最大の雪山遭難事件が起きてしまった。
小説や映画で再現されて、その概要を知っていたけど、
現地に行ってみたいという強い気持ちがあって、今回の青森の旅では外すことができなかった。

仮死状態で発見された後藤房之助伍長の銅像
発見された当時の姿が再現されている。
これも後で知ったんですが、遭難の地は心霊スポットだそうです。
100年以上経った今でも、噂が絶えないそうですが…
八甲田山に限らず山では遭難事故が起き、命を落とした登山者も数多い。
登山する私は、山で一度も心霊現象を体験したことがないのです。
真っ暗なテント場のトイレやうっそうとした樹林帯、ちょっと不気味に感じるところでも心霊的恐怖を感じたことがない。
だからなのか、この地を訪れてもそういった霊を感じることはなかったです。

そして、遭難の地を訪れたら、ぜひ立ち寄りたいのが幸畑地区
資料館、陸軍墓地があります。車で30分くらい離れてます。
記念銅像がある馬立場にも鹿鳴庵という記念館があります。
ここも入館しました。
当時の写真や装備衣類などが展示されています。
さて、夏の青森!
クライマックスは…


ねぶた祭り!だ―――


19:10 スタート!

ラッセラー ラッセラー




迫力満点!



迫りくるねぶたに大歓声


動画でUPしたいんだけど、どうやったらいいの?
ねぶた祭、最高です!

そんなこんなで 青森の夏旅を楽しんだこまちでした。
登山はしてないので、またいつか将来、青森に行くでしょう

長いレポにお付き合いいただきありがとうございました。
< 完 >



そして青森の記事を見て、思わず書き込みです。
私も2年前の夏に青森を満喫しました。
恐山は行けなかったので、次回ぜひ行ってみたいです!
でも逆に、私は奥入瀬渓谷8.9kmを歩きましたよ。
凄く良かったので、こまちさんも機会があれば是非☆
http://makkymakky.blog42.fc2.com/blog-entry-284.html
コメントありがとうございます。
奥入瀬渓流を歩いたんですね♪
さぞかしマイナスイオンを感じたことでしょう♪
時間に余裕があれば歩きたかったです。
恐山は遠いです。
大間とセットで行くのが理想でしたが、夏はマグロの時期でなかったので、カットしました。
青森満喫した感じが伝わります。
酸ヶ湯温泉もいいですけど
浅虫温泉なんか個人的にはおすすめです。
心霊関係は興味あったりするんですか?
こんなのもありますので
チェックしてみて下さい。
心霊に関するつぶやき集
http://kdg5p.com/
では失礼します。
浅虫温泉は電車で通過してしまいました…。
ねぶた祭期間中はどこも満室で(><)
残念でした。
ごめんなさい、心霊関係は興味無いんです(^^;)怖がり屋です…。
懐かしさに駆られキーボードを打ってしまいました。素敵なブログと出会えて感謝。
今も単線ディーゼル車、懐かしい風景です。むつ市大湊、一本道の北に山、南にムツ湾そして冬には白鳥がテクテク。
ア-、コメントが長くなりそうデス、ゴメンナサイ。
夏の恐山は肝試し。春の尻屋崎と大間崎はピクニックそして大きな寒立馬、地雷(糞)を踏まないように足下ばかり見て歩く。
最高の景色なのに全く見ていない。そしてムツ湾沿いに南へ伸びるハマナスライン(国道)で浅虫水族館。
夏の市内では、ラッセーラー・ラッセーラーのかけ声と太鼓のリズムそして花笠を被った若い男女の跳ね徒。
桜の弘前城・岩木山そして竜飛岬、鰺ヶ沢のさらに南には世界遺産の白神山地。
東に戻れば、八甲田の峠の茶屋は夏の避暑地、冬は山スキー、春は雪の回廊と湯煙で霞む酸ヶ湯温泉。
大きな湯船の縁で寝そべり溢れ出るお湯を背中に感じながら一眠り。寒い時期だと湯煙で霞んで男も女も分からない。
奥入瀬の滝・苔蒸した岩・森の木漏れ日そして白い水しぶき、渓流沿いに十和田湖まで。
淡い青春の一ページでした。気が付いたら、何度も何度も読み返していました。
オチを付ける訳ではありませんが、この頃は全く登山・ハイクに興味が無く、もっぱらドライブでした。残念。
白神山地が、岩木山が、奥入瀬が・・・ガックリ。
でもスキーだけはしていました。
今日も楽しく閲覧させて頂きました。
長々と申し訳ございません。有り難うございました。
テクテクさんにも青森の旅の思い出がたくさんあるのですね(^^)
山に興味があると、登山と観光を混ぜ合わせた行程を考えますよね。
奥入瀬はゆっくり散策したいところでした。
今回は旅行がメインだったので、登山はしませんでしたが、
また再訪したいと思っています。