長崎県大村市に来ている。朝から既に30℃を超えている。
大村といえば玖島城を思い出すが、国道から一歩中に入るとしっとりとした武家屋敷街が拡がっている。
玖島城は何とも作り物という感じだが、武家屋敷はどんな姿を見せてくれるか楽しみである。
ここは慶長4年(1599)大村氏が城を築き家臣を城下に住まわせたのが武家屋敷街の始まりである。本小路、上小路、小姓小路、草場小路、外浦小路と五つの通りが造られ「五小路」と呼ばれていた。
上小路は名の通り家老などの上級武士の屋敷が多く、この白壁のある高い石垣は家老浅田大学の屋敷跡である。
この中で草場小路にあるこの漆喰壁がとてもモダンで美しく気に入った。
ただ草場とは余り上級ではない。それは昔の事なので今はもう関係はない。この壁を五色壁といい大村地方独特なものだそうだ。
城下町大村ご覧いただきありがとうございました。
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