それでも歯医者になりたくて。

歯科系日記/日常生活日記/猫日記を漫画で描いてます。最近歯科成分薄くなってますが、読んでもらえたら嬉しいです。(^O^)

はるかのばーちゃんの真実2

2016-11-13 | 歯科系漫画日記

※1コマ目、東洋女子医学専門学校ってなってますが東洋女子歯科医学専門学校です。訂正してお詫び。

病院実習の時のか、病院前で撮った集合写真でそれなりに顔が見えました。たぶん、あの人だな~。ああ、父に見せてあげたかったなぁ(´-`*)宝物になったろうに。。。ま、今天国で、じーちゃんとばーちゃんと父の兄と父で話してるかもしれないけどな。


7回生の卒業式時の集合写真。この中のどっかにばーちゃんがいます(=゚ω゚)ノ



大学の横にこんなのもあった。

当時、東洋女子歯科医学専門学校に入る子達は、官僚の娘・医者/弁護士の娘が多かったらしい。ばーちゃんも耳鼻科医の娘だったらしい。全国から集まって、みんな寮で暮らしながら勉強したんだって。勉強できる子達でもあったけど、何よりも家庭環境が恵まれていた、という話だった。でも、女が歯医者になるってことに対して父親よりも母親が反対することがあって、それにまつわる苦労話は多いそう。あと、そんな思いして開業しても、女のくせに!って医院に石を投げ込まれたりしたらしい。さらには、歯科技工士がいない時代だから、昼治療して夜は入れ歯とか被せ物とか作らなきゃならないプラス家事・育児で、お手伝いさんがいても大変で短命な人が多かったんだって。

ばーちゃんは、28歳でこの世を去ったけど、仕事とかで疲れてて免疫力落ちて結核になっちゃったんだろうか、って学芸員さんに話したら「その可能性は高いと思いますよ。」と言われた。

あとは、この東洋女子歯科医学専門学校における第一回歯科医師国家試験での伝説の戦いがあったそうだから、この話をまた漫画にしたいなーと思っている。


<こっからただのつぶやき。>
父はばーちゃんが結核で亡くなったから結核専門の呼吸器外科のお医者さんになったけども、じーちゃんとばーちゃんと父の兄は歯医者さんだ。でも、昔は医学部に行くだけじゃなくて医学の学術試験?なるものに合格してお医者さんになる人もいて、じーちゃんは歯医者になった後、これに合格して内科のお医者さんにもなった。勉強家で努力家だったんだな。(´-`*)

そういえば、行った時についでに調べてもらったら、じーちゃんの妹もちゃんと卒業名簿に載っていた。妹、としか聞いてなかったから「いつ頃の卒業ですか?」と聞かれて、「いや~どの人だか。。。祖父は妹が5人いるので。」と言ったらびっくりされた。でも一番可能性の高い人を探してもらったら名前がちゃんとあった。

歯医者の人って親戚みんな歯医者とか医者って人が多いからうちも典型的なんだけど、ひとつ典型じゃないのは、私(*´Д`)。。。普通患者さんを診る臨床家になるのよ、代々。。。でも私は研究しかしないし、臨床向いてないと思うから、なんかな、やっぱちょっとコンプレックスだな(ノД`)・゜・。知れば知るほど、ごめんなさい。。。(ノД`)・゜・。って気持ちになるな。でも、研究やりたい。ごめんなさいm(__)m。。。

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2 コメント

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臨床って (こーちゃん)
2016-11-14 07:17:03
臨床に向いてる人がやればいいと思うし、研究はその逆で臨床やってる人のほとんどは研究なんてできない。研究は自分で仕事(研究課題)を探さなくてはならないから。
医療系なんて研究職と臨床職で収入だって何倍も違うから、はなり手がいないし・・・でもそれでも研究って楽しいと思う。そんな人が研究すればいいと思う。
臨床家から研究職に対する「見下し」はやっぱり腹が立つけれど。やっぱり社会的地位は研究職って下に見られがちだもんな・・・なんでだろう?
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そうだな。 (はるか)
2016-11-14 20:41:27
>こーちゃん
うん。臨床やって研究もやってますって人は臨床研究が多いしな。親相手には「患者さん診てるよ」って言って、実はこそこそ研究続けたりしてたけど、そこまでしてやりたいんだから、堂々と続けるべきだな。
きっと、臨床やってる方が、患者さんの役に立つ「先生」なんだろうな。。。(*´Д`)でもいいの。基礎研究だってなきゃいけないものなんだから。こーちゃんが仲間で良かったな。
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