『陳情令』で金凌を演じたチー・ペイシンくん主演の中華ファンタジー映画です。
94分間の作品で、テンポよくサクッと見られるストーリー。
良い意味でポップだし、衣装やセットなどは綺麗だし、お決まりのワイヤーアクションを含めてファンタジーの世界を楽しめます。
ネタバレはしたくないけど、サブタイトルの「狐の恩返し」がほとんど語ってしまっているので、まあそんな感じですw。
それよりも、陳情令ファンとしてはやはりジンリン(金凌)くんがどんな俳優さんに成長しているかが気になりました。
でも見て安心。ちゃんと彼は成長してましたね。まっすぐに。少年の面影が残っていた陳情令の頃よりも、大人っぽく青年らしくなっていて、演技も真っ当に進化していたように思います。(誰目線?w)
相手役の俳優さんも目元涼しい塩顔のイケメン。相性は良かったと思いますよ。ただ94分という尺では個人的にちょっと【萌え】が足りない感じがありました。😅そして、最後があっさりしていて、エンドロールの後に何かあるんじゃないかと思ってしまいました。(結果、なかったですw)
まあでも、陳情令ファン、中華ファンタジー好きならそれなりに楽しめる内容かと思います。狐は情が深いって『狐笛のかなた』(上橋菜穂子著)でも読んだな~。中国でもそうなのね。いや、中国が起源なのか。異文化についてまた一つ知ることが出来ました。これだから海外ドラマ(映画)は面白いのよね。