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タイの沼は海ですか?

『山河令』完走

連休最後の日、BS11のオンエア(34話)をリアタイし、Twitterで登頂済みの方々の呟きを目にしました。

そして、私は察しました。ここからが地獄らしいと……。😱

さらに、以前より最終話にアナザーエンディングがあることを知っており、今回のBS11では通常版しかオンエアされないことも……。


な の で。


もう【U-NEXTのポイント使って休み中にラストまで見ちゃおう作戦】決行!!😁

だって、仕事から疲れて帰って地獄に耐えられるか自信がなかったしさ……。



ということで、以下ネタバレしてます。






最初に見た中華ブロマンスが私の場合『陳情令』だったので、どうしても比較してしまうのですが、『山河令』は『陳情令』に比べちょっと爽快感には欠けるラストでした。アナザーエンディングの方を見ても……。

音楽に例えるなら『陳情令』はベートーヴェンの音楽っぽいんです。メリハリが効いていてアップダウンも激しい。でも何というか登場人物たちのポジティブな波動を感じるのですよ。自分たちはこう生きるんだ!…というような。たとえ光瑶やシュエヤンのようなヒールでも。

対して『山河令』の方はシューマンっぽいんです。複雑ですし、常に不安定で破滅と背中合わせ。あまり登場人物が自分の生命に執着していないように見え、刹那を感じるんですよね。時に狂気さえ垣間見えて、そして、それがとても美しい。自分の生き方に迷っている人物が多く、そこが実社会並みにリアルな感じもします。

その辺のリアルっぽさが、爽快感に欠ける印象になるのかな?🤔

私は『陳情令』の方が好きですが、『山河令』の良さもわかります。☺️✨




結局、アーシューとラオウェンのふたりは俗世での幸せは手に入れられなかったのよね……。
チョンリンの成長を身近で見守ることも出来なかった。四季山荘の流派繁栄?にも直接的に関わる事は出来なかった。

考えてみれば罪深いふたりなのかもしれない。直接的、間接的に数えきれないほどの人を殺めてきたのだから。
そもそも、この物語、主人公ふたりとも最初から死にたがってたよね。常に死の影がそばにありました。

だから、個人的に一番納得いくのは、さらにもう一つ別にあるエンディング、サッドエンディングの方なんですよね……。(某ブログさんにて没になったという映像を見ました)
え、ドMが過ぎますか?😅

剣仙として現世に残る必要性のあるアーシューだけがあの雪山にいて、ラオウェンの幻影をふと見てしまう……というエンディングがストーリー的に自然な気がするのです。
ええ。もちろん切ないですけどね。😭

だって、最後ラオウェンはどうして助かったのか一切描かれていないんですよ?ここまで登ってきたファンは自分たちで脳内補完するしかありません。(きっと白衣パイセンが良い感じに仕掛けを施しておいてくれたのかな~とかw)
でも、それってちょっと…造り手の仕事が荒っぽいような気がしませんか??
そこが、ちょっと私はモヤってしまうのです。😅

もう1つモヤるのが、グーシァンとツァオ兄のふたりが、なぜ死ななきゃいけなかったのか?ということ。
あのふたりを死なせる必要性って、あります?死ななくてもストーリーは紡げたはず……。(ちょっとおこ😤)
まあね、妹のようなグーシァンがいなくなって、ラオウェンがこの世に未練を感じることもなくなり、その後の、自分の生命を差し出す展開に繋がるけどさ……。




と、まあ割り切れなさは残っているものの、『山河令』面白かったです。☺️

魅力的なキャラもたくさん!

私は特に蠍ちゃん、白衣パイセンに惹かれました。

そして、チャン・ジャーハンの美しさにも。(端正とはこのこと。特に血が最高に似合う!)
日本からの応援は彼にとって複雑かもしれないけれど、1日も早く封殺が解け活動再開となるよう祈っています。🙏✨

↓彼のIGです

















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