『君は天然色』とか『幸せな結末』とか他にも有名な曲があるけど、私はこの『ペパーミント・ブルー』に心を揺さぶられた。
この感情は何かしら?
風はペパーミント
ブルーのソーダが指先に揺れている
サビで泣きそうになる。
こんな曲が似合う時代が確かにあった。
映画とか小説の中でなく現実にあったんだ。
今じゃ信じられないけど……。
若い人たちはどんな風に大滝詠一を聴くんだろう?
今の音楽だって良いけれど、こんな風に包み込んでくれるサウンドってないよね。ゆったり息をさせてくれる音楽。
やはり時代なのかな……。
大滝詠一を聴いて、現在の閉塞感に改めて気づいた次第。
そして、あの頃、たくさんあった(はずの)選択肢の中で、自分が選ばなかった道に想いを馳せてみる……。
ところで、ペパーミント・ブルーってどんな色だっけ?
ちょっと緑がかったパステルブルーかしら?
思わずスマホで検索しようとして、やめる。
なんとなく。
自力で頭の中に描いてみよう。
なぜだか、そうしなきゃいけないような気がして……。
『ペパーミント・ブルー』大滝詠一
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