『ええっ?ビーチがCLOSE?!』の続き
2010年1月8日:午後12時
朝からハワイ島カイルア・コナ地区の海岸は大荒れ。
なんと、マジック・サンド・ビーチもカハルウ・ビーチもCLOSE!
ビーチが閉鎖なんて、びっくり!
シュノーケルどころか、砂浜にさえ立ち入れないため、
なし崩しにビーチ巡りとなり、ケアウホウ湾、そしてオールド・エアポート・ビーチへ。
さらに、妻の提案でやって来たのが、
おなじみNelha(ハワイ自然エネルギー研究所)前のワワロリ・ビーチ。
この広大なタイドプール(潮だまり)は、子連れの家族に人気の場所。
干潮時は、打ち寄せる波を岩がせき止めるので、
小さな子供も安心して遊ばせられる。
小さな魚もいて、子供がシュノーケリングするのにも最適。
だが、さすがにこの日は波が強すぎて、
高々と上がった波しぶきが、バシャバシャと潮だまりに流れ込んでくる。
「ね、言った通りでしょ!!」
説明不要の眼前の景色を見て、妻がどや顔で言う。
「確かに。すごい!」
ここは素直に認めるしかない。
「ちょっと、入ってみるよ。」
砂浜に妻を残し、
迫力の波しぶきを撮影しようと、ひとりカメラを持ってタイドプールの中へ。
間近でシャッターを切ってみた。
まるで爆発でもしているかのような迫力の波しぶきは、これまで訪れた中でも最大規模。
砕け散り霧状になって噴きつけてくる潮にまみれながら、
しばらくの間、シャッターを切り続けた。
「いや~、スゴイ、スゴイ!迫力だね。」
感嘆の声を上げながら砂浜まで戻ると、
「私も入ってみようかな・・・」と妻が言います。
「いいよ。行っておいで。写真撮ってあげるから。」
というわけで、今度は妻が入れ替わりにタイドプールへin!
その姿を望遠レンズで撮影したら、面白い写真が撮れたので、
こんな演出をしてみた。
「逃げなきゃ、濡れちゃう!」
「面白~い。すっごい迫力だね。楽しい、楽しい~♪」と、妻のテンションが上がります。
安全なのは分かっているので、今度はふたりでタイドプールに入り、
一緒に潮まみれになりながら、迫力の波しぶきを楽しみました。
結局、シュノーケリングは出来ませんでしたが、
ここワワロリ・ビーチが予想以上に楽しく、1時間近く過ごしてしまいました。
Mahalo,Mahalo,Mahalo.
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マガジンハウス(2012/8/23) |