Ali'i Drive Breeze

The Big Island
ハワイ島で体験した思い出を写真とともに綴る旅日記

ドルフィン・ベイ・ホテルに到着。<Dolphin Bay Hotel>

2010年01月29日 | ヒロ地区

2009年12月31日
午後1時30分


パーカー・ランチS.C.の駐車場で、
ホテルまでの道順をしっかりと頭に叩き込んでワイメアを出発。

キー・ワードは、『Iliahi St.(イリアヒ・ストリート)』。
ホテルがある、通りの名前です。
助手席の妻は、英語も地図も読めないので、
一旦走り始めたら、頼りになるのは自分の記憶だけ。
決してイリアヒ・ストリートを忘れないように心がけながら、
19号線 Hawaii Belt Rd. を、ひた走ります。


「ねぇ、前の車、随分飛ばしてるね。」と、妻。
「うん。そうみたいだね。(イリアヒ・ストリート)
「私たちは安全運転でいこうね。」
「そうだね。
(イリアヒ・ストリート)

「あそこ見て、牛と馬がいっぱいいる!」
「そうだね。(イリアヒ・ストリート)
「さすが、パーカー牧場。広いよね~。」
「うん。広いね。(イリアヒ・ストリート)

「あっ!テックス・ドライブ・イン!やっぱり、マラサダ食べたいな。」
「うん。(イリヤヒ・ストリート・・・あれ?)
「いろいろ種類があるけど、私はプレーンかな。あなたは何味がいい?」
「・・・ 
(イリヤ・・・イリヒ・・・???)
「・・・ねぇ、私の話ちゃんと聞いてる?」
「聞いてますよ。(イリなんとか・ストリート・・・)

ワイメアを出て1時間半が経過。
シンギング・ブリッジ<Singing Bridge>を渡って、
快晴のヒロ・ダウンタウンに到着です。



一方通行の標識に気をつけながら、町の中へ。
記憶したルートを頼りに走りますが、道幅は狭くなり周囲は民家ばかり。
ホテルがあるようには思えません。
「ほんとに、この道なの?」
早くも妻が不安を口にしたとき、ぼくの目に飛び込んできたのは小さな標識。
そこには『Iliahi St.』の文字が!!
すかさず、その道に右折。すると・・・。
普通の民家の隣にありました!

『ドルフィン・ベイ・ホテル』

道に迷うことなく、無事に到着です。
「すご~い。着いた!」
助手席で驚きの声をあげる妻。



午後3時5分

ホテルの裏の駐車場に一旦車を停め、オフィスへ。
誰もいないフロントで、「ハロ~!」と呼びかけると、
隣の部屋から「ちょっと、待ってて~」と女性の声。

宿泊カードを手に出てきたのは、年配の穏やかそうな女性。
この日宿泊する日本人はぼくたちだけなのか、
名前を告げなくても分かっていたようでした。

カードに記入を終えたところで、宿泊にあたっての説明がありました。

部屋のドアはオートロックなので、
外に出るときは必ず鍵を持って出ることなど、滞在中の諸注意。
朝食はデニッシュが用意されること。
コーヒーはおかわり自由。
日中はずっと用意してあるので、
部屋にあるマグカップを持って取りに来ること。
コーヒー・メーカーの隣に置いてあるマンゴーやバナナも、
自由に食べていいこと・・・などなど。

一通り説明があったあと、「質問がなければ・・・」と、
いよいよ部屋に案内されることに。

1階だろうか?2階だろうか?どこの部屋だろう?と、迷うまでもなく、
案内されたのはフロントの向かい側のドア。
コーヒー・メーカーの置いてある隣です。
「???」
ドアが開くと、たしかにぼくたちが予約した部屋でした。

1クイーンベッド&1ツインベッド・ルーム。





今度は部屋の設備について説明がありました。
特にキッチンについては、
食器類、鍋やフライパンのある場所、
レンジやオーブンの使い方など、丁寧に説明してくれました。



そして、「このホテルは、いい水を持ってるの。飲める水よ。おいしいの。」と、
水道の蛇口をひねって見せます。
実際に飲んでみると、「うん。おいしい!」
普通に違和感なく飲める水でした。
(おいしい水道水が飲めるのは、ハワイでは貴重なこと。)



すべての説明が終わったところで、
鍵を受け取り、ぼくたちは荷物を下ろしに車へ。
駐車場から部屋までは、いちいちオフィスの前を通らず、
階段下の通路を使って出入りして構わないとのこと。
(とはいえ、ぼくたちの部屋はオフィスの前。どうしても見えてしまいますが。)

さっそく、スーツケースなどすべての荷物を部屋に運び込んだところで、
さすがに汗だくになったぼくはシャワーを浴び、その後少し眠ることに。



                     
妻は、着替えなど荷物を整頓。
その後、テレビを見て過ごしていたようです。


午後6時。

妻はワイメアで買ってきた食材を使って、早速調理。

 身長の低い妻には、
                            少々キッチンが高かったようでした。



出来上がったのは、『かりかりベーコンとズッキーニのパスタ』。
そして、『オーガニックのサニーレタス・サラダ』。
ハワイ島初日にして、2009年最後の夜を、白ワインで乾杯しました
シンプルなディナーですが、素材の良さもあり、味はGood!
タイミングよく聞こえてきたは、どこかの部屋で爪弾いているウクレレの音。
食事の間、BGM代わりとなりました。

そうして、迎えた大晦日の深夜。
表の通りからは、花火のはじける音、
ホテルの庭からは、聞いたことのない鳴き声が・・・・!

つづく



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