山村留学体験記&棚田復活!         あの山の向こう

横浜→長野へ山村留学した長男(中学3年間)と次男(小4-5)の記録と山留「その後」+山村の耕作放棄棚田の再生挑戦記♪

山村留学生の恋愛事情♪

2009年08月13日 | 育てる会「山村留学」のこと
帰省中は 家族4人みんなで ひとつの部屋で寝ていますが

主人とJoは すこぶる寝つきがよく 気がついたら ぐーーがぁーーーっと

いびきが聞こえてきます。


どちらかと言うと、 寝つきの悪い組の 私とmotoは

寝付けない夜・・・ といえば たいがい恋話(^^


山村留学生同士の恋愛は 基本的に厳禁・・・とされています。

仮に 恋しちゃったときには とりあえず心に想いを秘めたまま

修園までは 告白禁止。


これは多感な時期の子供たちの集団生活にあって

フったの フラレたの・・・で 傷心のまま

その後の山村留学生活を送るのも、、、、、、 ですし

うまくして ラブラブ~ という場合もまた・・・

周囲の子供たちへの影響を考えると、、、、、、ですから

そういう諸々に配慮して NG! ということは 充分 理解はできます。


が、

子供たちの「恋愛」感情には ふたをすることは無理であって

まぁ・・・ 言ってみれば 誰から見ても

好きなのは バレバレ・・・ という状況ながら

「 言葉には出さない 」 ので とりあえず 

確信にはふれずに ぼかした感じでキープします(^^


そんな切ない恋が味わえるのも 山村留学の美味しいところかもしれません(笑)



基本、 motoは

優しくされると 好きになってしまう持病があり(笑)

結構 その気になりやすいタイプ。

だいたい・・・ 好きな人がいます。 が、 どこまで好きか???というと

案外 クールだったりして 

まだまだ 本当の恋愛は ずっと先になりそうな気配です。



恋話に 「 なんか 頭が冴えてきた! 眠れん!! 」

というmotoに 風鈴ヒーリングのCDでも聴いてみる? とCDをかけたら

2曲目に入る前に 撃沈でした(^^

という私も 頑張っても4曲目には眠りに落ちるので 

毎回 後の5曲目6曲目が聴けないまま 気がつくと朝が来ています♪


眠れない方に 絶対お勧めです。。。
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夏休みの宿題は・・

2009年08月10日 | 育てる会「山村留学」のこと
山村留学生の夏休みは 意外に短い。

センターでの掃除や帰省の荷物整理などがあり

現地の村の子供たちより 実質1日遅れて 夏休みに入る。

学校の夏休みは 7月25日~8月18日までだけど 

7月25日に帰省し、 8月17日にセンター入りなので

実質22日間しかない。


夏休みの宿題も なかなかのボリューム。


大概、 motoは終業式以降 マメに時間を見つけて

面倒な宿題を帰省前に いくつか終わらせてくる。

彼が いかに “ 短い夏休み中、 めいっぱい横浜の友達と遊ぶか ”

に懸けているか・・を垣間見る一面です(笑)


先日も 土砂降りの雨の中を歩いてきたの??? と言うくらい

着ている服が 汗でびしょぬれ・・・になるほど

友達とバスケをしてきた。。。。。


遊ぶ相手がいない日は 宿題の消化にあてる。

まぁ なんとか始業式には間に合う感じです。



間に合う感じがしないのが Jo、、、、、

宿題が何かさえ いまいち ????? なかんじ、、、 大丈夫か??

始業式まで 残り1週間。

夏休みの友・・・ のようなワークは 比較的順調に終わらせたものの

読書感想文には 相当 手こずっていて 

本を4冊も読んだのに 原稿用紙は白紙のまま。


今日は わざわざ担任の先生から電話があり

計算ワークの○○ページは まだ習っていないのでやらなくていいとの連絡。

Joに伝えると 計算ワークなんてあったっけ? 宿題だったんだ??

ってなくらい ボケてます、、、

「 お母さん、 僕の計算ワークどこ? 」

って、 私が知るよしもない、、、、

いやいや・・・ 先日は Joの3ヶ月の成長振りをかきましたが・・

まだまだですなぁ。。。。。


日に日に 甘えん坊 Joが 復活の兆しを見せてきて

「 あれ? そういうのは自分でやるんじゃない? 甘えちゃってるな~ 」

とつっこむと

「 たまには・・・・  甘えちゃ いけない?? 」

なんて言う(^^;


まぁ・・・・ たまには いいか~・・ と思ってしまう甘い親、、、

親子ともに・・・ 未熟です


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山村留学先での小中学校

2009年08月01日 | 育てる会「山村留学」のこと
夏休みに突入直後、 美麻中学校 野球部3年生の引退試合があり

長男Motoが急遽参加するとのことで

通常の山村留学生 集団帰省(子供たちだけで信濃大町駅⇒松本駅乗り換え⇒新宿駅)

ができなくなり 車で子供たち二人をピックアップしにいくことに。



美麻小中学校は 緑溢れる高台にあり 絶景です。
 




正門~校舎


天気が良いと校庭からも北アルプスが一望できるんですけど・・・




1、2年生 対 3年生の対決は 1、2年生の勝利!

3年生は、 普段と違うポジションに挑戦するなど

最後の試合を楽しんでいました。



裏からの校舎入り口



JOの通う小4の教室。
几帳面な先生が担任なだけに教室はとても整理整頓ができている。


生徒12名の自画像。


時には先生がギターを弾いてくれる他、子供たちと一緒になって体も使って
遊んでくれます♪



廊下で見つけた 「しいたけ販売」の広告?
なんと売り上げで “図書館の本を買う”という!
たまにおまけもしてくれる?? なかなかユニークで良いですね♪


中3 Motoの教室。

さすが受験生?これなら覚えられそう??



廊下の掲示物。 うーーーーーーーんーーーーーー 深い~~~



野球の引退試合を終えた私たちは

早々に車に乗り込み 成田空港近くのホテルに直行。ロング・ドライブでした~

翌朝早くに 長男Motoは 志望高校の体験ツアーのためスイスへ

なんとも忙しない夏休みです~

実際に現地に行き、学校で模擬授業を受け・・・・

受験勉強に対する意欲がかき立てられるようだと

行かせた甲斐もあるってもんですが・・・

さて、 どうでしょう~~
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関東圏 山村留学生・父母会(飲み会)

2009年07月14日 | 育てる会「山村留学」のこと
恒例行事の一つ、山村留学生の父母会です。

例年、新宿で7月初旬に行われます。


この日は 午後から 新宿の程近く「三ノ宮駅」にある

オリンピックセンターにて


山村留学の生みの親、「育てる会」青木理事長や

センターで子供たちがお世話になっている指導員さんらが上京し、

父母との個別面談で子供たちの様子を教えてくれたり



青木理事長が講義をしてくださったり・・・




終了後は、 懇親会が催され 歓談の場を作ってくださいます。



青木理事長は 出来る限り父母に負担がかからないようにと

少ない予算の中で 最大限のセッティングをとご配慮いただいていますが

お料理の種類もボリュームも味も・・・

充分すぎるくらいのごちそうでした。



なかなか ふだん語り合えない方とお話できたり

短いながら有意義な時間です。



さて、その有意義な時間では飽き足らないのが

八坂・美麻 山留生父母です(^^;


毎年、 場所を新宿の「ぼるが」に移動し

卒園生、 OBも交えての懇親会。



2Fは 貸切状態になります。

OBの方と交われることは 現役山留生 父母にとっては

貴重な場です。

いわゆる・・・ 子供と親の 「 山村留学 その後・・・ 」

の話が聴けるからです。


今、 山村留学と向き合っている子供と親には

なかなか想像できない、「山村留学」を修園した後の人生。。。。

もちろん それは千差万別ですが

いろいろな 「 山村留学 その後・・・ 」は非常に興味深いものがあります。



特筆すべきは この「ぼるが」の店主は

山村留学生OB。

おじいちゃんが終戦後に このお店をここに作って以来 ん十年・・・

建て替えない、移転しない・・・という遺言を頑なに守り

今に至るということです。


なので一見すると、 ここは新宿??? と思うほど



高層ビルの中にあって 独特の雰囲気をかもし出し



その存在を 逆に際立たせているのです。



ノスタルジックな店内も 妙に落ち着きます。



名物? 焼き鳥も見るからにおいしそう。。。

期待通りの味に お酒も進みます。




宴もたけなわ・・・ 最後は 「ばんざい」で〆。



いつまでも ぼるがのお店の前にたたずみ

なかなか帰ろうとしない山村留学父母のみなさん(^^;




こんな夜も・・・ たまには良いもんです。。。。



■「ぼるが」

新宿区西新宿1-4-18 電話 03-3342-4996

交通アクセス JR新宿駅西口から徒歩5分

営業時間 17:00〜23:00
 
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6月PTA行事と親子レク(小4)

2009年07月07日 | 育てる会「山村留学」のこと
大分 更新がご無沙汰でした、、、




6月は、 恒例の美麻小中学校 PTA行事があり

本来は 校庭や校舎周りの 草取りや掃除なのですが

雨の中の作業は お父さんたちに任せて

お母さんたちは 校舎の窓拭きとなりました。


なかなか山村留学生父母は

頻繁に行事に参加することができなくて

お手伝いもままならないのですが

今回は 私たち夫婦プラス 関東圏から二組の山村留学生父母が参加。

遠方より お疲れ様でした。。。。


少しの時間ですが

地元の父母の方々と一緒に作業を通じて知り合えたり

楽しく会話ができたり・・・と

こういう時間が実は大切なんだとな~ と思いました。




午後からは 小4、 JOのクラスレクレーションがあり

久しぶりのJOとの対面も 楽しみにしていました!


掃除が終わり、 いったん車に戻ると

校門の方から 傘をさして 歩いてくるJOの姿が。


傘がずんずん近づいてきて

目の前に 満面の笑顔のJO。


前回逢ったとき同様、 ぴたりと50センチ手前で止まり

微妙に 私との距離を置く。

彼が 自立しようと頑張っている気持ちを 

尊重しなくてはいけない気がして

こちらから 距離を縮めることができない。


切なさを感じながら・・・

笑顔を交わし 言葉を交わし

彼が元気に毎日を生きてることが 充分確認できて

うれしさで心が温かくなる。


クラスレクのメインは ドッジボールとバーベキュー。

早朝からのPTA作業のため、 前日入りした私たちは

肉も野菜も何も準備ができていない、、、

クラスの父母に 全面おんぶに抱っこ状態で

クラスの一員として 本当に楽しく過ごさせていただきました。






JOがクラスの仲間たちと仲良くやっていることや

先生がちゃんと ひとり一人を見つめてケアしてくださっていること

周囲の父母の方々が ちゃんと支えてくださっていること・・・

短時間でも 肌で感じることができました。


“ 美麻は やっぱり いいな。。。。 ”

そんな言葉が 自然に生まれてきます。







50センチの距離を保ちながら

通路の片隅で 会話をする私たち親子をみつけて

先生が JOの後ろから両手を掴み

「 “ママー ” って抱きついても良いんだぞ 」

と私の体にJOの手を回そうとしてくれたのですが

JOは もう・・恥ずかしいみたいで

とっさに手を引っ込めて やっぱり50センチの距離をキープ(笑)


「 ( JOは ) よく頑張ってますよ。心配ないです 」

という先生の言葉にも安心して

もう少し JOを見ていたいなぁと思いながら

体育館を汗だくになりながら 走り回っているJOを目で追いかけ・・・



楽しい親子レクが終わり

農家さんのお宅まで 車で送っていく道中

ほんのわずかな 家族だけの時間。


JOなりに いろいろあるのだろうけど

農家さんも 学校も センターも

「 楽しい 」と言い切る彼を頼もしく感じて

車を出ると 振り返りもせず坂道を農家さん宅に向かって歩いていく

JOの背中に 父も母も後ろ髪を引かれ

なんともいえない気持ちで山を後にしました。


農家さんでは JOの他に 小2、小5、中3の山村留学生が

お世話になっているのですが

おやつをねだったり、 母さんの手料理に心無い言葉を発したり

けんかしたり いたづらしたり・・・

ほんとは相当なストレスや体力消耗の現場が・・・あるはずで

聴くほどに 耳が痛い現実もありますが

お逢いするときは いつも朗らかに 

子供たちのことを話してくださる父さん、母さん。

ありがとうございます。 どうかお体 ご自愛下さい。。。




しかし・・・

我ながら 往生際が悪いというか

長男motoのそれと比べ JOの山村留学が

こんなに切ないことになるとは・・・

子離れできてたつもりが、 いつまで引きづられちゃってるんだろうと。。。

気心知れた父さん母さん、 丁寧に接してくれる担任の先生

暖かく見守ってくださっているクラスの父母のみなさん

JOのことを良くわかって対応してくれるセンターの指導員さんたち・・


何も心配もなくお任せできる環境のはず。


夏休みまであと少し。

いろいろ・・・自己調整しておこう。。。

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村の運動会 雨天につき・・・

2009年06月07日 | 育てる会「山村留学」のこと
5月末に予定されていた 美麻村の運動会は

去年同様 雨にたたられ 残念ながら中止に。


村のみなさんとの交流はできませんでしたが

近隣の体育館を借りて 急遽 親子ミニ運動会となりました。

<育てる会 八坂・美麻学園ブログ>


子供たちは センターでの生活班ごとに分かれて

リーダーがチームをまとめます。

小学低学年生~中3まで 縦割りなので

さながら大兄弟が チームの勝利に向けて力をあわせます。


親チームも負けてはいられないと 大奮闘!

子供のような俊敏さはないので せめて綱引きぐらいは

親の威厳を見せようと・・・

かろうじて 綱引きだけは メタボチーム 勝利を収めました!!


優勝チームには ご褒美として

山村留学中は まずお目にかかれない スナック菓子アソート袋の優先選択権が。



午後からは バスケ、 ドッジボール、 バドミントン・・・ など

思い思いのスポーツを楽しみました。


私は バスケが出来る! と はり切って参戦しようと

コートにはいったら

長男に 「 3 on 3 だから お母さんは入れないよ! 」

と冷たく言い放たれ あえなく退散、、、、


しょうがないので 体育館を右往左往して

子供たちの笑顔をデジカメで撮りまくり・・・・


あとは、 次男と 「 夏休みの予定 」についての相談会。

今回は ちょっと甘えん坊の部分が見え隠れ・・・


バスに乗り込んで 手を振る次男に ちょっと後ろ髪引かれ・・・・

いっぱい手を振ってくれた他の子供たちにも 大手を振って見送り

ふと見れば 長男も振り向いて手を振ってる。

お~~ 珍しいこともあるもんだ~

別れるときは いつも目さえ合わせない長男。

( 別れる時の雰囲気が嫌いらしい。。。 )


そういえば・・・ 久々の再会の時も これまでは遠巻きで

なかなか寄ってくる事もなく 主人に名前を呼ばれても

むしろ聞こえないふり、気づかないふりをして

すーっと姿を消していたくらいの長男でしたが・・・


なんか今年度は ことのほか自然体。

ちょっと大人になったんだろうか~~


しかし、、、 相変わらず受験生の焦りも陰りも 感じられない、、

笑顔満開の長男が・・・ うれしかったり 心配だったり・・・

あっけらかんと 中間テストの(残念な)点数を

人前で公表できる長男に 主人は顔をこわばらせてたな~(^^;


や~~・・・

見ざる 言わざる 聞かざる。。。。。



次回の山村入りは 6月後半、 

学校のグランド草取りと次男のクラスの親子レクです!

ほんと、 毎月行ってるなぁ。。。。

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5月親子行事②小4次男の様子

2009年05月09日 | 育てる会「山村留学」のこと
センター入りすると あちらこちらで子供たちの元気な声が。

約1ヶ月ぶりの対面です。


次男は 全体的に引き締まり 顔も少し日に焼けて健康的な印象。

同年代のやんちゃそうな子供たちと

とにかく楽しそうで 顔が生き生きしていました。

一応、 「 山村留学、 来て良かった? 」 と聞いてはみましたが

実は 聞くまでもないくらいに 楽しい事が体からにじみ出ています(^^


とは言っても 家にいた時は あれほど 「ひっつき虫」だった次男。

私のそばに寄る事に躊躇しているようで

他の子供たちの手前もあり 甘えん坊の部分を

彼なりに ぐっと我慢している様子。

ここが自立の一歩なのかなぁ。。。。

ちょっぴりさびしくもありますが ここは私もがんばらなくっちゃ、、、


次男は いつも暗いところが嫌いで

夜寝るときも ひとりでは寝られず 私が仕事をしている脇に

子猫のようにくっついて寝入ってしまう夜もありました。


ここでは たくさんの友達と枕を並べて

消灯ぎりぎりまで ギャグの応酬。 笑いこけながら寝る毎日のようで

それはそれは 楽しそうです。。。


偏食で野菜や魚が苦手だったのも ここでは 頑張って完食。

徒歩5キロ バス7キロの通学路も

自然を楽しむ余裕も見せて 子供らしい好奇心が活性されている様子。

彼が 山村留学を躊躇した理由のひとつが 「虫嫌い」だったのですが

虫どころか、 もぐらや蛇も可愛がる?野生児になっていました、、、


環境って・・・ すごく影響大きいですね~

1ヶ月で こんなに変わるなんて・・・・


というよりも、 本来持っている好奇心や野生児の部分が

これまでの横浜の生活では 引き出せてあげられていなかったんだなぁと。。。

親としては・・・ 思うところいろいろ・・あります~



月の半分を 村の農家さんのお宅でお世話になるわけですが

農家入り後 さっそく近隣の畑で悪さをして

地域の方や 農家の母さんには 多大なご迷惑をおかけしてしまいました、、、


まだ始まったばかりの山村生活。。。。

ちょっと・・・先が怖いです~


何はともあれ 山村生活を満喫中の次男に ほっとしている私です。。。。
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5月親子行事①センター入り

2009年05月09日 | 育てる会「山村留学」のこと
毎年恒例の5月連休中に行われる

農家訪問と 山菜採り、味噌造りのためセンター入り。


今年は、 高速道路料金が 1000円! という経済対策や

7年に一度の善光寺ご開帳の年と重なり

私たちも渋滞を覚悟して 横浜出発。


夜明け前の AM3時に家をでました。

ほぼスムーズに 大町まで走り

朝9時前に着いてしまったので 時間調整もかねて 鷹狩山に登りました。

まさに五月晴れの山村は 空気が澄んでいて

青い空にそびえ立つ 北アルプスの迫力は圧巻でした。



鷹狩山は 子供たちのいる センターの程近くにあります。

よく私たちは 「センター」と言いますが

正式名称は・・ 何だろうと思うことがあります。


入り口には こんな看板が。



やまなみ山荘。

またの名を 八坂・美麻学園。

厳密には 八坂学園と美麻学園とに分かれていて 

この拠点センターから

八坂小・中学校に通う山村留学生は 八坂学園生、

美麻小・中学校に通う子達は、 美麻学園生と 区別されていて

それぞれに担当の指導員がついています。


学園と言うと ここ自体が 学校かと勘違いしてしまいますが

通学する村の小・中学校とは 別のもので

ここでの山村生活自体が 心身の成長を促進する学び舎であることから

学園という表現になっていると察することが出来ます。


整理すると

やまなみ山荘 = 八坂・美麻学園 = 育てる会 山村留学 = センター

ということで 関わる人の間では 「センター」と言うことが多いです。

この部分で 当初 私は非常に混乱し、 子供の言っていることが

まったく要領を得ない時期がありました、、、


センターの玄関口にたどり着くまでの間には

池があったり 子供たちやOBの棚田、

子供たちが作った ブランコやツリーハウスなどがあります。










みんなのアイドル そして癒し犬 「 てる 」(手前) とゲスト。






みそ造りの準備もできているようで・・

少し前に 子供たちが 「みそ玉」を作り 乾燥させています。



今年度は 小学生が多いせいなのか・・・・

粘土遊びになってるものもあったりして 楽しいです(^^




続。
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今年度 初PTA行事

2009年04月26日 | 育てる会「山村留学」のこと
今年度は 山村留学生/美麻地区の役員ということで

子供たちが通っている学校の PTA行事に参加。




全学年の授業参観の合間に クラス懇談会があり、

午後からは 新年度初めてのPTA総会、

その夕方から 先生方の歓送迎会が開催された。



午後のPTA総会、 歓送迎会については

山村留学生父母の代表として 参加させていただいた。

学年に関係なく いろいろな先生や父兄との交流もでき

山村留学関係者以外の 美麻の地元の方々との親睦を

深められたような気がして

参加できてよかった。。。というのが率直な感想。。。






ただひとつ 今後の課題としてかんじたことがあった。


山村留学主催元の配慮として

「 4月は 親子の接触を避けるべし 」 ・・というルールがある。

つまりは、 新しい環境に変わり 

親元を離れた子供たちの不安定な気持ちが 安定する前に 

親の顔を見てしまうと 

“ 家に帰りたい・・・ 親のそばにいたい、 甘えたい~・・・”

というような感情に火がついて 

関係者の日々の努力や 子供たちの決意や辛抱に

少なからず逆行してしまうという懸念から考えられたこと。


なので、 例年 4月の授業参観日には

山村留学生の親は 参加してはいけないことになっている。


ところが、 その授業参観の合間に

子供たちが 音楽室や図書室へ行っている、 空き教室で行われる、

「 クラス懇談会 」への出席は 出来る限り出るように・・と言う。


これは・・・ なかなか至難の業。


授業参観の時間は 子供と顔をあわせないように身を潜め

子供たちが教室から移動完了したことを見定めてから

教室に入る。


クラス懇談会は 数少ない親同士の交流の場で

今後の行事や、進行状況などを話し合う場としても貴重であり

特に 山村留学生の子供たちが

クラスの親御さんたちにも 支えられていることを思えば

少しでも場をともにして 情報を共有したり

つながりを深める意味でも 参加の意義は大きいと感じました。

実際、 この場を共有できたからこそ進行がスムーズになった案件もあった。


が・・・ しかし・・・

チャイムが鳴り 懇談会が少し時間オーバーしてしまうと

子供たちが ぞろぞろと教室に戻ってきてしまい

結局・・・ 私たちは次男と顔を合わせることに。。。


さすがに顔を合わせてまで 無視してフェイドアウト・・・

なんてことをしたら 返って子供の心が不安定になると思い

軽く 言葉を交わして

「 おっ! 先生とお話したら、 すぐ帰らなきゃいけないから・・

  でもまた 5月の山菜取りの時にね! 」 と手短に別れた。



次男JO は 初めての山村留学で 小4という年齢もあって

私たち夫婦も 今回は出き有る限り 逢わずに帰りたかったのが本音。

まぁ。。 確かに 気にはなり、 教室の後ろから

こっそり様子を覗きに行ってしまったけど(^^;

( JOに見つかってはいないと思う )


農家の父さんが 親として授業参観してくださっていて

廊下から覗いている 私に気づいた父さんが にっこり微笑みかけてくれた。


実は 父さんが来てくれてるとは思いもよらず

私は 親の役目をしてくださっている父さんを見て、 

ある意味 心の中で線引きができ

「 こちらでの 子供たちのことは 父さん母さんにお任せしたんだ 」

という自覚・・・ というか・・・

うまく言えないけれど きちんと心に刻印を刻めたような気持ちがした。

それもあって できれば特に 次男とは うまく顔をあわせずに

帰ろうと思っていたのだけど・・・・



結局 顔を合わせて どうだったかというと・・・

次男は次男で 気を使い? いつものように私に飛びついてくることもなく

お互いに 一定の距離感を保ちながら 短い会話を交わしただけで

すぐに教室に入って行った。

( 後で知ったことだが JOは 担任の先生から 私たちが来ることを

  前もって知らされていて だから平常心でいれたのかもしれない )


それでも数週間ぶりに見る彼の表情は 元気で、 明るく

生気に満ちた良い笑顔だった。



中3長男の クラス懇談会も参加し

まぁ、 結局 長男とも顔を合わせることとなったが

山村留学3年目の彼は 私たちの顔を見ても

特になんら動揺も抑揚もなく いつも通り会話があるとすれば

せいぜい ○○送って~・・・ などという業務連絡のようなこと。

受験の年でもあって そういう意味でのやり取りは

タイミングが合えば 今年はあった方が有難くもある。

なので 長男との接触には 特に神経質になることもなく

しいて言うなら

「 私たちが来ていることは JOには内緒ね! 」

ということぐらいしか考えていなかった。


さすがに JOに対しては 行きがけの車の中で

「 JOには 姿を見られないように・・・ 」

「 万が一 顔をあわせてしまったときは・・・ 」

という話し合いを夫婦でしながら

時間調整をしつつ 学校へ出向いたのだったが・・・



結果的に次男と 顔を合わせる事を避けられなかったことと

育てる会側の 「逢ってはいけない」というルールのあり方に

課題を感じた私たちだった。


確かに クラス懇談会への参加意義は大きく 参加は望ましいことに

異論は全くないけれど

「 子供と顔をあわせない 」 ことを優先するならば

授業参観の合間を縫って行われる懇談会に 

参加することは 相当に無理があるのでは。。。

ならば、 子供たちが下校した後に開催される、 PTA総会からの

参加に統一してしまう方がいい。

親も気迷わず 動くことが出来る。



入園の際には 山村留学主催元から 

「 5月の親子行事までは 個別訪問や授業参観など

          子供との直接的な接触は避けること 」


ちゃんと通達があるのだが

今回のPTA行事の連絡では 授業参観の細かい日程まで

FAXが送られてきて 初めて役員担った私は

うっかり 今回については授業参観からの出席がOKになり

それもあっての クラス懇談会への参加推進と勘違いして

連絡網を回してしまった。


結果的に参加表明は 私たち夫婦ともう一組、

継続性の両親であったため 事前に再確認もでき

大きな問題にはならずにすんだものの

伝達の際の確認徹底だったり、

学校の先生や 地元の親御さんへの丁寧な説明も

必要なんじゃないかなぁと・・・





他の山村留学生の影響も懸念されての 「逢ってはいけない」ルールでも

あることは承知していたが・・・

学校の中を 行き来してるうち

複数の山村留学生の子供たちとも 顔をあわせてしまったし

昼食に学校を出て また戻ってきた時などは

学校の坂を下りて 帰っていく山村留学生の列と遭遇。。。

農家で悪影響がないか心配。



心配を横に置いといて・・・・


1番先頭を闊歩する 2年生の子を先頭に 

どの子の表情も 生き生き。 何の話をしているのか笑いながら

楽しそうに歩いている姿を見て 笑顔を誘われました。



もう1週間もしたら 親子行事で また山村入り。

親子一緒に 山菜採りと 味噌仕込みをします。
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農家入り

2009年04月19日 | 育てる会「山村留学」のこと
4月入園から約2週間、 地元の里親農家さんでの生活準備のため

生活習慣の見直しや 自分のことが できるだけ自分で出来るように・・と

生活指導を受けてきた子供たち。


いよいよ子供たちは 農家さんの割り当ても決まり

それぞれの農家さん宅へ移動完了の様子。


初めての山村留学となった次男Joは 

長男motoが1年目にお世話になった農家さんに決定。


親としては ある意味、 安心・・・ ある意味・・・

すでに 「 申し訳ない 」 、、、、というかんじで(^^; 

( 先にお詫びしておきたい心境 )


それでも 年々 年を重ねるごとに Joは大きく成長を見せ

大分 落ち着いてきていることは事実。

さらに この1年の成長振りは とても楽しみでもあります。


喜怒哀楽 表情豊かで ボキャブラリー豊富? なJoは

時に 笑いを供給してくれる存在でもあります。

いい部分を伸ばしつつ、 

そうでないところを少しづつでも直していけたら・・・

そういう意味でも 安心してお任せできる 父さん母さんです(^^



やんちゃ盛りの小学生が3人と 中3の女子1人という

子供たちの組み合わせも なかなか興味深いかんじ。


心配があるとしたら 父さん母さんの体力・・・・かな(笑)



今年も 父さんのブログを見るのが 楽しみ・・・ なような 

でもちょっと怖いような。。。。

でも やっぱり楽しみ♪の1年になりそうです。


どうぞよろしくお願い致します!
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2009年春 美麻小中学校 入学式

2009年04月14日 | 育てる会「山村留学」のこと
遅ればせながら・・・

育てる会・山村留学/八坂美麻学園(子供たちの生活拠点)入園のつどいと

子供たちが通う地元の学校、 美麻小中学校の入学式のレポートです。。。




お天気にも恵まれ 快晴の山村。

青い空と青々とした緑に囲まれているだけで

清々しい気分になります。



これから1年間、 この八坂美麻学園・センターが

子供たちの山村留学拠点となります。



写真 1階右手に食堂、左に指導員室

2階は 集会場、 3階は右手に男子部屋、 左に女子部屋。

月の半分を このセンターで寝泊りしながら

和太鼓や自然研究、 山村行事などに挑戦します。


年に数回、親子行事があり

その時は 親も 2~3階の和室に分散して寝泊りします。



今年は このセンターから 

八坂小学校に通う子が 12名、 八坂中学校へ 10名、

美麻小学校へは 3名、 美麻中学校 6名の

計31名 (男 22 女 9)で 山村留学をスタートします。


ちなみに 31人中、 11人が前年度からの継続生で

20人が 今年初めての新入生です。


新入生へ生活ルールや学校の諸々、農家さんでのことなどは

基本的には継続性が新入生に 引き継いでいく仕組みにになっていて

指導員は それを見守りながら補足したり 軌道修正したりしているかんじです。



初登校日となった入学式当日。

子供たちは みんな どことなく緊張した面持ち。

ふだんは バス停まで約5キロ 歩いて山を下るのですが

この日は 特別にセンターのバスで バス停まで送ってもらうことに。


バスを乗り換えて 学校の校門に到着。

美麻小中学校は 高台にあり 正面には北アルプスの山々。

絶景です!




美麻小中学校 校舎です。

小学生と中学生が一緒の校舎で学びます。




今年の山村留学 新入生8名も自己紹介。 




1学年1クラス。 中学生の教室。 この空間がなんとも贅沢な感じ。。。





教室や廊下には 心があったかくなったり

勇気をもらえたり・・・ 命の大切さなど・・・

心に響く言葉や掲示が 目に付きました。



小学生の教室。




入学式の後、山村留学生父母は 担任の先生と面談し・・・

多くは・・・ 若干 後ろ髪を引かれる思いで

子供たちを山に委ねて 山村を後にしました。


次に子供たちと会うのは、 

5月連休の 「親子山菜採りと味噌作り」 行事です。
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修園&卒業式

2009年04月11日 | 育てる会「山村留学」のこと
2009年3月。 山村留学/八坂美麻学園 「修園のつどい」

それぞれの子供たち、親御さんの山村留学の1年が終了。





今期で修園し 自宅に帰る子、

このまま山村留学を継続する子、

また別の地域の学校を選択した子・・・


修園を迎えるまでの間 子供たちは自分の進路について よくよく考え、

そして親子間での話し合いもして

自分なりの答えを導き出しました。


1年ごとに メンバーが入れ替わる山村留学での人間関係の構築は

以外に複雑でデリケートな面があります。

お互いに 相手を知ろう、 自分を伝えよう・・・ という

寄り添う気持ちがないと 逆に自分が辛いことになってしまいます。


<修園のつどい。子供たち 一人一人 1年の総括や感謝の言葉を発表します>



小学校低学年から 中学校3年生までの大家族。

育ってきた環境も 出身地もバラバラ。

これまでは ゲームやテレビに夢中だった子供が少なくない昨今、

人との関わり方、 相互に快適な人間関係を構築するための

コミュニケーションのとり方を学ぶという意味でも

山村留学は とても貴重な場であると思っています。


入園の頃は みんな緊張感もあり

相手の顔色も伺いながら 接している子が多いのですが

少し慣れてくると 素の部分が出てきて摩擦も起きます。


そういう摩擦や いざこざがあってこそ

初めて相手との関わり方を学んでいくのかな・・と思います。



<日本各地の伝統芸能も積極的に取り入れています>


<和太鼓は子供たちに大人気。1年でかなり上達します♪みんな生き生き!>


きっと 山村留学の拠点となっている このセンターでは

年がら年中 あっちこっちで 

そんな 「 雨降って地固まる 」 が繰り返されて 

時と共に 子供たちは成長していくのでしょう。。。

月の半分を過ごす 地元の農家さん宅でも同じ。


いろいろなことがあった子供たちですが

修園前には とても落ち着き いい関係が築けたようでした。



拠点センターの指導員さんや 農家の父さん、母さんには

本当に頭が下がります。

それぞれの子の個性をちゃんと見てくださって

その上で 丁寧に対応してくださいます。

優しいだけではなく 悪いことをした時は、 きちんと叱って下さいます。

子供たちへの愛情や 責任の重さを感じているからこそ・・ と思います。



<農家の父さん、母さんを囲んで感謝の宴>



ともあれ 無事修園、 そして卒業おめでとう~!

宴の最後は 恒例の 「 山村留学の唄 」を全員で歌い 涙。。。。

山村留学の春夏秋冬がおわりました。

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育てる会の山村留学とは。。。。

2009年04月11日 | 育てる会「山村留学」のこと
「育てる会の山村留学 」 は、

小学生から中学生の子供たちが 親元を離れ

月の約1/2は 留学生専用施設である「センター」で

指導員や栄養士のもとで 集団生活をし、

残りの1/2を小人数にわかれて、 地域の農家さん宅にホームステイします。

農家さん宅では その家の家族となり 「父さん、 母さん」と

親子の関係で暮らします。


これを1年間繰り返しながら、地域の公立小中学校に通学します。


長野県 八坂美麻学園センターは ほぼ山頂にあって

子供たちは 山の左右に位置する 八坂小学校、 八坂中学校(旧八坂村)か

小中同じ校舎の 美麻小中学校(旧美麻村)のどちらかを選択し 通学します。

(両村は近年 大町市に合併されています)



ということで 子供たちは 3つの生活の場を持ちます。


活動センタ…専任指導員が子供たちと共に生活する中で、多彩な活動を

      展開していきます。

      多くは学校がお休みの週末などに行われますが

      日本各地の伝統舞踏、 和太鼓のほか、

      農作業、 登山、 スキー・・・など 大自然と触れ合う機会が

      目白押しです。 

      毎日の通学だけでも 10キロ以上歩きますが

      とにかく基礎体力は しっかりつきます!

      
      また、 「食育」 については、 かなり力を注いでいて

      子供たち自らの手で、 米 みそ作りに携わる他、 しいたけなど

      野菜の栽培、 調理などもこなします。
     
      

農家生活…地域の暮らしにとけ込んで生活をします。

      センターでの大集団生活から、 家族単位の生活で

      少し落ち着いた暮らしになります。

      父さん、母さんの手料理や親子の会話などを通して

      得られるものはとても大きいと感じます。



学校生活…村の子として、地域の公立学校に通います。

     いづれの学校も 少人数。

     1学年1クラス。 先生や同級生はもとより

     上級生も下級生も とても密接な関係になります。

     小学生は のびのびと学校生活を送っていますが

     中学生になると 以外にも宿題がいっぱいあって

     テストも多い気がします。

     
     聴くところによると 長野県は教育熱心・・ とのことで

     学力レベルも高いのだそう。

    
     実際、 我が長男も うちにいた頃は 自分で進んで勉強する・・

     なんてことは皆無に等しく 成績も心配していたのですが

     山村留学を始めてからは 学習の習慣がしっかりついて

     夏休みなど帰省しても 着々と宿題の山に挑んでいました。

     学習時間が増えたこともあって実質 成績も上がりました。

    
     実は 当初 山村留学に反対した主人の 反対理由は

     「 勉強が遅れる 」 と言うことだったのですが

     一応 この辺はクリアになったようです。。。

     



育てる会では この3つの生活の場を生かした山村留学方式を、

「学園方式」と呼んでいます。


学園方式の利点は


1. センターでは専門的野外活動指導を受け、

   農家では昔ながらの農村の生活文化体験ができる。


2. センターの集団生活の中で協調性や人付き合いを学び、

   農家では小人数の中で兄弟関係を学んだり、

   家族と離れて暮す子ども達のアットホームな心のよりどころを

   得ることができる。


3. 子どもたちに様々な生活の場を与え、自分を生す場面の選択肢が広がり、

   のびのびと生活する事ができる。


4. 農家生活では地元に密着しているため、学校や地元にとけ込むのが

   容易になる。


5. 修園後も農家との付き合いが続き、交流が深まる。

   また、センターにはボランティアの手伝いや短期活動のリーダーとして

   参加する事もできる。



私や家族が この2年間の山村留学を経験して 感じていることは、

子供たちが 個性を発揮しながら 

「 生きる 」 底力を養えることが 最大の魅力だと。


実は 一見不自由そうに見える暮らしの中にこそ

無限の自由が存在することを

山村留学の体験を通して見つけることが出来ました。


親が子供に与えるもののうち、 物質的なものは

逆に子供の選択しの幅を狭めてしまうことがあります。

たとえば ゲームやテレビ、スナック菓子・・

そういうものに慣れてしまうと 

違う時間のすごし方、 楽しみ方が わからなくなってしまったり

偏食から栄養不足になったり 素材の味や旬のものを楽しむということが

彼らの選択肢の中には 生まれてこない。



「 今までの自分は ゲームやテレビ・・・ そういうものに

  実は “縛られていた”ことに気づいた・・   

  僕は 山村留学で 本当の自由を手に入れた 」


そんなことを言った修園生がいました。

私も はっとさせられましたが、 そこに気がつける山村留学は

すごいなぁと思います。


親と言う立場を改めて 考えさせられる機会も多いです。

親子で学べる山村留学が もっともっと正しく 多くの親子に

認知されるとうれしいなぁと思っています。



1年を通じての山村留学の他に

夏休みを利用した2週間のプログラムもあります。

山村留学をちょっと体験してみる いい機会でもあります。

夏のプログラムは 近年 人気が高く

けっこう定員になるのが早いので

興味をお持ちの方は お早めに 育てる会 にお問い合わせ下さい。

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ブログ開設!

2009年04月09日 | 育てる会「山村留学」のこと
小学校卒業と同時に 家元(横浜)を離れて単身、長野へ山村留学した長男。


「 山村留学 」と言っても まだまだ認知度も低く

ともすると偏見の目で見られることも多いと聞きます。



山村留学の素晴らしさ・・・というより

「 すごさ 」を 少しでも多くの人に伝えたくて

山村留学をしている子供たち、 指導員、 地元の受け入れ農家さん、

そして地域の人々との交流や活動行事を通して

親の目線から 「 山村留学の今 」をお伝えしたいと思い

行事のたびに 仕事の合間を縫って ブログアップしてきました。



2年間の山村留学を終える今年の冬、 進級を目前に横浜の自宅に帰るか、

このまま山村留学を継続するか・・・・

長男は 悩みに悩んだ末、 最後の1年も山村で暮らすことを決めました。


いったんは、横浜に帰ってくると言ったので

これを機に 山村留学日記も終了の予定でしたが

修園ぎりぎりになっての 大どんでん返しに

家族みんなもおおわらわ~


小4の次男も 山村留学デビューとなり

甘えん坊で我侭な次男を送り出し

バタバタの入園行事を終えて

気がつけば 家には夫婦二人きり・・・・


長男が 山村留学に行きたいと言ったのが中学に上がるタイミングで

比較的 安定感と自立していた彼だったので

どうぞどうぞ! と送り出した時の心境とは

正直・・・ ずいぶん違うなぁ。。。と。


次男がいなくなって、 こんなにさびしいとは。。

小学生を山村に送り出している親御さんの気持ちが

やっと わかったような気がしています。


ということで

中学生の長男の親として見つめてきた 山村留学とは

また違ったものがあるんじゃないかと

兄弟の山村留学日記を 今年も綴って行こうと思います。


これまでは 便宜上 お仕事ブログに書いていましたが

ずっとプライベートと分離させなくては・・・と

思ってきたこともあって

この機会に 山村留学やプライベートな部分を独立させて

新しくブログを立ち上げることにしました。


主には 山村留学の行事のタイミングで

更新するのがやっと・・になると思うので

月に1~2回程度になるかもしれませんが

「 山村留学のすごさ 」を一緒に感じていただけたら

とてもうれしいです。



長男の山村留学の過去の経緯については

こちらをご覧下さい。

お仕事ブログ「優しい時間/アマポーラ・オーナーブログ」の中の

「長男の山村留学」という 一カテゴリーに書いたものですが

少しずつ こちらに転記していこうと思っています。


また、山村留学についての

質問、疑問も歓迎です♪

コメント お待ちしております。

 (コメントはいったん管理ファイルに置かれ

  すぐには掲載されませんのでご了承下さい。)

コメント (2)
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