育てる会が毎月発行している会報誌が 42年の時を重ねて ついに500号となった。
出版当初は 三号廃刊かと言われたこともあったとか。
「体験を持ち寄って語り合う月刊誌」という編集方針のもとに
育てる会事業の水先案内人的な役割を担ってきた。
毎号 子供たちの活動の様子を中心に
理事長の思いや 指導員さんらのエッセイ、子供たちを送り出している親御さんや
OB、農家さん、地域の方、「育てる」というキーワードで様々な人が登場する。
今号に掲載された、ジェフリー・S・アイリッシュ氏の 子育て講演会の様子も
感慨深く拝読した。
彼は アメリカ生まれながら大学で日本史を学び
中でも大正・昭和初期の日本の姿に興味を引かれ 日本に移り住んだとのこと。
最終的に鹿児島の土喰集落で暮らすこととなった。
30人ほどのお年寄りしか住んでいない過疎地に住み、
8年間、その暮らしぶりを 新聞に連載も掲載していたそうです
集落に住んで 彼は自分の価値観が変わったと言います。
・お金より時間を優先させたい。
・人の良いところを探す。 よいところを信じたい。
・マスメディアではなく 実際に人と接することだけで判断したい。
・生きていることは当たり前ではないゆえに 人生を無駄にしたくない。
・生死と直面している人たちを見てきたので、自分の中では よほどのことがない限り
辛い、無理、できない・・という言葉は使いたくない。
・個人が社会に影響を与えることができると言うことを強く信じている
・口に出して言うだけでは何もならず、行動でフォローしない限りは言ってないのと同じこと。
・私は、どんな人からも「学ぶことができる」年長年少関係なし。
・文化や歴史は生活とかけ離れたものではなく 我々の日々の行動、選択肢、他の人との
接し方で 日本の今の歴史を1日1日重ねて作っている。そのくらいの責任と喜びをもって
自分のやることを意識してみるのもいいのではないかと思う。
特に最後の3行は 非常に染み入りました。
文化や歴史は ともすると他人事であったり
「作られた」環境に、 つい不満だけを募らせる。
けれども 実は・・・ 今、その場を共有している自分を含めた、ひとりひとりが
「今」という時を 重ねながら 現在進行形で 文化や歴史を作っている。
まさに その張本人であるということを自覚し、その重みを認識できている人は
案外少ないのではないかと思う。
変えるべき事があるなら 自らの手で、 みんなで協力して
新たな文化、歴史を拓いていくことだってできるはず。
文化や歴史の継承や創造を 楽しみ、そして責任を持って生きていけたら・・と思いました。
家族の文化、歴史・・・・
職場の文化、歴史・・・・
地域の文化、歴史・・・・
どこにでも通じる 大切なことを、とても明確に教えていただいた気がします。。。。
出版当初は 三号廃刊かと言われたこともあったとか。
「体験を持ち寄って語り合う月刊誌」という編集方針のもとに
育てる会事業の水先案内人的な役割を担ってきた。
毎号 子供たちの活動の様子を中心に
理事長の思いや 指導員さんらのエッセイ、子供たちを送り出している親御さんや
OB、農家さん、地域の方、「育てる」というキーワードで様々な人が登場する。
今号に掲載された、ジェフリー・S・アイリッシュ氏の 子育て講演会の様子も
感慨深く拝読した。
彼は アメリカ生まれながら大学で日本史を学び
中でも大正・昭和初期の日本の姿に興味を引かれ 日本に移り住んだとのこと。
最終的に鹿児島の土喰集落で暮らすこととなった。
30人ほどのお年寄りしか住んでいない過疎地に住み、
8年間、その暮らしぶりを 新聞に連載も掲載していたそうです
集落に住んで 彼は自分の価値観が変わったと言います。
・お金より時間を優先させたい。
・人の良いところを探す。 よいところを信じたい。
・マスメディアではなく 実際に人と接することだけで判断したい。
・生きていることは当たり前ではないゆえに 人生を無駄にしたくない。
・生死と直面している人たちを見てきたので、自分の中では よほどのことがない限り
辛い、無理、できない・・という言葉は使いたくない。
・個人が社会に影響を与えることができると言うことを強く信じている
・口に出して言うだけでは何もならず、行動でフォローしない限りは言ってないのと同じこと。
・私は、どんな人からも「学ぶことができる」年長年少関係なし。
・文化や歴史は生活とかけ離れたものではなく 我々の日々の行動、選択肢、他の人との
接し方で 日本の今の歴史を1日1日重ねて作っている。そのくらいの責任と喜びをもって
自分のやることを意識してみるのもいいのではないかと思う。
特に最後の3行は 非常に染み入りました。
文化や歴史は ともすると他人事であったり
「作られた」環境に、 つい不満だけを募らせる。
けれども 実は・・・ 今、その場を共有している自分を含めた、ひとりひとりが
「今」という時を 重ねながら 現在進行形で 文化や歴史を作っている。
まさに その張本人であるということを自覚し、その重みを認識できている人は
案外少ないのではないかと思う。
変えるべき事があるなら 自らの手で、 みんなで協力して
新たな文化、歴史を拓いていくことだってできるはず。
文化や歴史の継承や創造を 楽しみ、そして責任を持って生きていけたら・・と思いました。
家族の文化、歴史・・・・
職場の文化、歴史・・・・
地域の文化、歴史・・・・
どこにでも通じる 大切なことを、とても明確に教えていただいた気がします。。。。