山村留学体験記&棚田復活!         あの山の向こう

横浜→長野へ山村留学した長男(中学3年間)と次男(小4-5)の記録と山留「その後」+山村の耕作放棄棚田の再生挑戦記♪

お米のルーツ 古代米

2010年09月08日 | 棚田再生プロジェクト
ネットでニュースを見ているとこんな記事を発見。

- 山鹿市菊鹿町米原の水田で古代米が赤く色づいている。
 背景には国史跡「鞠智(きくち)城」の「八角鼓楼」が浮かび上がり、初秋の光景が。
 3年前から地元農家の協力で栽培、今年は60アールに植えた。
 昨年同様「鞠智城の日」の来月23日に収穫する。


美麻の棚田でも 古代米(赤米)を少し植えました(^^
例年、収穫された古代米を、農家の母さんが山村留学先の収穫祭バザーに持って来てくれる
ので味は堪能済みです(^^
赤飯みたいに赤く色づき、もちもちした食感がとてもおいしい♪
全国的に生産量が少なく、稀少米なので白米に混ぜて食べます。。。。


さて、その古代米について検索してみた。

日本の食文化の原点といわれている古代米(黒米・赤米)とは、稲の原種である
野生稲の特徴を受け継いでいるお米のことです。

ビタミン・ミネラルなどを含み、古くからお祝いの席や記念日に食べられてきました。
脱粒性が強く、稲の背丈が1.5メートル以上にもなるため倒れやすく、収穫量は
多くありません。
しかしながら、生命力は極めて強く、荒れ地で無肥料・無農薬でも丈夫も育ち、
干ばつ・冷害にも強いのが特徴です。


●赤米は古代米の種類の一つで、薄い赤色のお米のことです。
あかまい・あかごめとも呼ばれています。
2000年以上前に、中国大陸から伝わってきました。お米のルーツであり、
お赤飯の起源といわれています。邪馬台国の献上米だったといわれており、
古代日本人の神様へのお供え物、お祝い事として使用されてきました。

赤米のヌカの部分には赤色系色素(タンニン)を含んでおり、、白米に比べ
たんぱく質や各種のビタミン・ミネラルが多く含まれています。
白米と混ぜて炊くとほんのり薄紅色になります。


●黒米は古代米の種類の一つで、濃い紫色のお米のことです。
くろまい・くろごめとも呼ばれています。
古くは中国歴代の皇帝献上米として大切にされてきた黒米は、日本では
おはぎのルーツといわれています。
黒米のヌカの部分に含まれている黒色系色素(アントシアニン)が含まれ、
それ以外にも黒米は白米と比べてと、ビタミン類、鉄分、カルシウム、マグネシウムや
亜鉛といった現代人に不足しがちな栄養分が多く含まれています。

薬膳料理に用いられ、「薬米」の別名もあるほどです。
炊くとお赤飯のような色鮮やかな色になります。  
稲穂は真っ黒というよりは紫色をしています。


●古代米をおいしくクッキング

古代米(赤米・黒米)料理のいちばん簡単な方法は白米に混ぜて炊く方法です。
混ぜる量が1割程度なら特に雑穀の分は気にせず、いつもどおりの水加減でO.K。
このときに、お塩とお酒を少々入れますと、より美味しくいただけます。
炊き上がりは黒米は色鮮やかなごはんになり、赤米は見た目もかわいい
桃色のご飯になります。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« みょうが甘酢漬けレシピ 覚書 | トップ | 拝啓おふくろ様? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

棚田再生プロジェクト」カテゴリの最新記事