３年生「総合的な学習の時間」発表会－村への提言活動－

　３年生が卒業してから早くも１週間が過ぎようとしています。３年生がいなくなった寂しさにも少しずつ慣れてきているような気がします。

　もうだいぶ前のことのようですが，ちょうど一月前の出来事を紹介します。ＮＨＫのニュースや新聞報道でも取り上げられたのでご存じの方も多いかと思いますが，３年生が村長さんをはじめとする村の方々に向けて，小菅村の未来についてプレゼンテーションを行ったことです。


　３年生が，これまで行ってきた学習や行事への取組などから経験したことをもとに，少子高齢化や過疎化が進むふるさと小菅村を活性化していくためにはどうしていったらよいのか，自分たちなりに考えたことをまとめて発表しました。


　小菅村の良いところを生かし，課題を解決していくために，「観光」をキーワードにした村づくりを提案しました。それにより，人口減少，獣害，森林整備などの課題も解決することができるのではないかというものです。


　当日は，大勢の村の方々に加えて，マスコミも何人も来た中で，３年生５人は実に堂々と発表しました。自分を表現すること，また表現力を高めることは本校の課題ですが，この日の３年生の発表を見る限り，その力は徐々にですが確実についてきているのではないかと思います。

　生徒たちの考えたことの中には，村の人々がすでに取り組んできたこともあり，村の中で頑張っている人たちからも話を聞くことができれば，さらに一歩先にアイデアをつなげることができたかもしれません。その部分については，後輩たちがきっと後を継いでいってくれることと思います。


　今日は暖かい一日でした。春ですね。