【ネタバレあるかも】あれはハッピーエンド・・・・だったのか？「君の名は。」の感想。

今日、４度目の「君の名は。」を見に行きました。





【ネタバレ】多分あるので、
映画、見ていない人はここからは
立ち入らないように・・・・ねっ。（笑）
































セリフがスムーズに頭に入ってきて、
冴えまくりの状態。


「いいねっ！」





三葉（みつは）の　「覚えて、ない？」　



のセリフがむっちゃ印象に残る映画・・・・


・・・・であります。
くせになります。


糸守の宮水さん家のご神体の近くの山での
「かたわれ時」に逢う２人の再会が
もう病みつき。




「瀧、この野郎っ。」




と思いながらも、
微笑みながら見ていますよ。ええ。




さて、三葉ちゃんと瀧くんは映画の最後で、

「君の名前は。」

と聞くのですが、



この時、どこまで、２人の共有の記憶があるのか？

いや、全くないのか・・・・？？




正直、わたしにはよく解らないのです。


三葉の中に入っていた瀧くんが、
隕石の避難計画を開始した時の記憶は、


恐らくは、三葉が助かってしまい
歴史が塗り替えられた瞬間には、もう、
瀧くんの頭の中にはないでしょう。


じゃあ、最後に”「初めて」”いや、２回目？？
３回目？？

忘れてしもた・・・・。


会ったとしても、


高校時代の体取り換えっこ時代の
あの無茶苦茶な「情熱」「愛情」は復活しないような
気が・・・・。



そう思うと、この最後の「あの」出会いは
果たして・・・・。

「愛情」として、熟成されるのかなぁ～～～～。
こういうのって・・・・？？


（スマホの三葉の日記、
（演出上の都合により・ちゃうちゃう・笑）
消えちゃったからなぁ～～～～。
せめてあれがあればなぁ～～～～）



一方そのころ　糸守町は・・・・



彗星の隕石落下で、いろんな糸守町本が出たのだが・・・・



”どれも、消えた糸守町”



っぽい本だった。


三葉の父　”としき”　の大英断によって、

犠牲になるはずだった５００の町民は
助かり１０４人の負傷者だけで済んだ
（映画でのニュースシーンで確認・笑）


だが、しかし・・・・である。



・・・・ならば、この本たちはいったいなんなのか？？



そう、町はやはり
住めなくなってしまったのであろう・・・・。



☆復興計画もあったに違いない。


☆「義援金」もいっぱい送られたに違いない。


なのに・・・・である。


町の風景は、本の中で２０１３年のままでしか
見られない状態。

宮水神社も隕石の落下で消滅したのであろう・・・・。


いや、三葉の父の”としき”がいるのでないか・・・・。
彼の手腕で立て直せるのではないか・・・・と。



ところがどっこい、ぎすぎすぎっちょんである。（笑）


彼の功績が”偉大すぎた”のである。


上げてから下げるのは、日本のマスコミの常道。


”避難訓練”により、隕石の被害を食い止めた
彼・三葉の父ではあったが、

その後の、糸守での昔の土建屋との癒着問題が
明るみになってしまい、

”失脚”

したのではないか？？

と推測されます。


（でないと・・・・


土建屋の息子さんである”テッシー見たいな人居たよね。
東京に。

サヤちん？と一緒に結婚式の相談してたでしょ？？”


あの映像の説明、つかんのよねっ。（笑）




三葉と瀧くんの高校時代の記憶が




鮮やかによみがえり、




糸守町が復興して、二人がそこに住む。


のが、わたしとしての、超・ハッピーエンドな
わけでして、


階段で、


「君の名前は。」


と２人そろって聞くのが、


なんでハッピーエンドなんだろう？？

まっ、会えないよりはほんと全然まし、
なんだけどさあ・・・・・。


東京一極集中が更に加速してしまってる
だけじゃん・・・・

と、”妙なこと”を感じてしまう、
映画でもありました。







でも、それでも、大好きです。

『君の名は。』


別に「千と千尋」なんて抜かなくてもいいのです。


わたしの中では「一番な映画」なのですから。


ではではっ。



ＰＳ・サヤちんの姉の声は、サヤちんとおんなじなのか？
わたし　気になります。
（いっしょでしょ・笑）