職場でのミーティングで、契約雇用社員さんも皆の前に出て
「SKYTシート」を使って、「ゼロ災でいこう ヨシ!」
と声をかけることがあるかもしれない
と、言うことを昨日のミーティングで聞きました。
「う~ん、あの馬鹿課長
しょうもないことばっかり考えるなぁ~~~!!」
今の課長は強権的なので
とてつもなく『不人気』です。
可哀相な老後を送ることでしょう。
余計なお世話や(笑)
ゼロ災害参加運動
1.ゼロ災運動の実践手法
ゼロ災運動の人間尊重の理念を実現するために、
職場で展開するための具体的な手法が、
安全先取り手法である危険予知訓練や指差し呼称などです。
また、この手法を組み入れ一体的に行う活動を危険予知活動といいます。
(1)危険予知訓練(KYT)
*KYT(K=危険、Y=予知、T=Training)
職場や作業の状況を描いたイラストシートを使用して、
あるいは現場で現物を使用して作業をさせたり、
作業して見せたりしながら、職場や作業の状況の中に潜む“危険要因”
(労働災害や事故の原因となる可能性のある、不安全行動や不安全
状態)とそれが引き起こす“現象”(事故の型)を職場小集団で話し合い、
考え合い、分かり合って(あるいは1人で自問自答して)、
危険のポイントや行動目標を決定し、それらを指差し唱和したり、
指差し呼称で確認したりして行動をする前に安全を先取りする訓練です。
危険予知訓練には、KYT基礎4ラウンド法、
短時間ミーティングをベースに作業指示者レベルでの作業指示STK訓練、
個別KY、問いかけKY
チームレベルでのワンポイントKY、SKYT、
一人レベルでの1人KYT、自問自答カードKYT、
1人4ラウンド法交通KYT・ミーティングKYT・災害事例KYTなどが
あります。
*STK(S=作業、T=Team、K=危険予知)
*SKYT(=Short Time KYT)
これらの手法のベースになるKYT基礎4ラウンド法は、イラストシートに描かれた、
職場や作業の状況の中に「どんな危険が潜んでいるか」をメンバーのホンネの
話し合いで問題解決の4つのラウンドを経て段階的に進めていきます。
第1ラウンド (現状把握) どんな危険が潜んでいるか?
第2ラウンド (本質追求) これが危険のポイントだ
第3ラウンド (対策樹立) あなたならどうする。
第4ラウンド (目標設定) これが危険のポイントだKYTとは、
危険を危険として気づく感受性をミーティングで鋭くし、
危険に対する情報を共有し合い、それをミーティングで解決していく中で
問題解決能力を向上させ、作業の要所要所で指差し呼称を行うことにより集中力を高め、
チームワークで実践への意欲を強化する手法なのです。