かおりんふぁんこてくんのひまつぶし自分史

かおりん(南かおりさん・関西のMCタレント)ふぁんのこてくんの独り言が書いて あります。将棋「も」大好きです。

王道を行く者達・・・・・・・・

2007-06-19 06:45:29 | いっつ将棋たーいむ

nanaponさんのブログ 即席の足跡《CURIO DAYS》「集中と分散」より


今、佐藤康光先生と将来の将棋界をしょって立つ偉才
渡辺竜王の棋聖戦の真っ最中です。

でも、今日は羽生先生の強さなど、について語ってみたいと・・・・・・。

羽生先生の一番の功績は『羽生の頭脳』を始めとする書籍群と、
羽生先生が出るタイトル戦とかの『棋譜』で、
周りのレベルを格段に引き上げつつ、なおかつ
その高いレベルの相手に勝つことによって、
将棋を更に『格調高い』ものに進化させた事です。

本来なら、圧倒的な『第一人者』になるためには
隠してもいいようなそういう情報まで出して、
底辺のレベルを急激に高めてしまう・・・・・・。

そして、毎日が将棋の研究
・・・・・でないと、将棋界の進化からは取り残されてしまう
ようなそんな・・・・・・・。

しかしだ、よく考えてみよう。
タイトルをたくさん取りすぎると、
雑務が増えるわ、タイトル戦での移動日は増えるわ
・・・・・・で、かえって将棋の研究をする暇が
無くなってしまう・・・・・・・。

なのに、あの強さです。
まさに驚嘆すべき事です。

で、しかも、相手の得意形にあえて飛び込む・・・・・。
・・・・どうしてあれで勝てちゃうの(笑)

そして、去年の佐藤康光先生。

これも、移動日につぐ移動日・・・・・・なのに
つい2日制のタイトル戦ではタイトル中で
渡辺先生が曰く
「僕だったら寝る一手ですよ(みたいなニュアンスです)」
と言われても朝までしっかりと将棋の事を考えて
寝るのを忘れてしまう。
そしてあの強烈な踏み込み。

そして、次の日にはなんと、約束の『ゴルフ』

・・・・・・凄すぎっ。

そして、渡辺竜王。

ブログには、敵さんに見られてもいいと
始めから割り切って将棋のネタを書き、
そして、発言した事は難事でもことごとくやってのける。
正に有言実行の雄。

難しい事を、あえて「一手」であっさりと
鮮やかに説明するような
終盤術。

・・・・・で、しかも20代なのに
すでに「老獪??」の域に入っている勝負術。

おまけに「大舞台」になればなるほどに
その強さをいかんなく発揮するような・・・・・・
そんな感じもします。

そして、この3人。

皆が相手の強さを認めつつも、
恐れない。逃げない。避けない。
心を折られない。
相手の得意形を避けずに粉砕する。

そういう、王道を行く強者ばかりです。

相手が直球を待っているのに、なんで
直球を投げる愚策を??
という声もありますが、

将棋界は非常に狭いです。
プロ棋士150人程度で、羽生さん・佐藤康さん・
渡辺さんの場合はシード権がある場合が
多いので、

上位30人ほどの中で
『圧倒的強者』であればいいのです。

なので、「相手の得意形」は、
相手に苦手意識を植え付け心を折るためには、
なおさら避けられないのです。
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